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物語の読み聞かせは効果あり

こんにちは。

「2人の子ども達がどのようにして国立大に進学したか」
について書いています。

今回は、幼少期の物語の読み聞かせが
結果として国立大学進学には効果があったと感じている、
というお話です。

私は「想像力を育む」ことを中心軸にして
「そのためには」と日々工夫をしながら子育てをしてきました。
当初は子ども達に高学歴や難関大学合格を願っていたわけではありませんでした。
また、小学校に上がる前は
幼児教室など習い事に通わせることはありませんでした。
子どもの幼少期では特に想像力を育むことを大切にしたことが
国立大学に合格する近道となったのでは、と感じています。

今日は本の読み聞かせのお話です。

それまでは絵本を買ったり借りたりして、
子どもが読んで欲しいと言った時に読んであげていました。

これも何かの育児書で、
・本の読み聞かせは想像力を育てる
・5歳くらいから
昔話や寓話によって正義の感覚、正義の心を育てることができる、
ということを知ったのがきっかけです。

その当時、息子は5歳、娘は3歳くらいでしたので、
短いお話の読み聞かせから始めました。
日本の昔話と西洋の昔話の本を1冊ずつ買いました。
1話につき1〜2ページで完結するようなタイプです。
それを1日1話ずつ、寝る前に読みました。
それからだんだんと長い物語の本へ移行していきました。

ポイントは「抑揚(よくよう)をつけないで読む」です。
感情を入れて読むと、子どもが必要以上に怖がるなど、
想像力を育むのを阻んでしまうから、だそうです。
なので淡々と読んでいました。

読み聞かせは息子が小4で娘が小2くらいまで続きました。
5年くらい続いたことも大きな効果になったと思います。
長く続けるコツは、以下の3つです。
・毎日決まった時間に読むと習慣化しやすい
・子どもが「もっと読んで欲しい」と思うくらいの文章量に
・子どもも大人も楽しめる内容の物語を選ぶと、
 皆で物語の続きが気になって続きやすい

短編の昔話を何周かした後は、
ミヒャエル エンデの『モモ』、『ジムボタン』シリーズ、
C.S.ルイスの『ナルニア国物語』シリーズを
毎晩寝る時に10分読み聞かせました。
最後はエンデの『はてしない物語』で
約5年の読み聞かせは終了しました。

特にエンデは親も子も一緒になってドキドキしたり、
ジーンとなったり、とても面白い、楽しい本でした。

その後は子ども達は自然に自分で本を読むようになっていきました。
本が好きになったわけではありませんが、
息子は小学生中学年まで『かいけつゾロリ』シリーズにハマり、
娘は小学校低学年時に『レインボーマジック』を楽しんでいました。

読み聞かせを5年ほど続けた結果、
聞いた言葉で瞬時にありありと心に思い浮かべる力や
言葉の理解力、文章の理解力、
このような力が付いて、
その後に学校で勉強する中で学力になったと感じています。
あとは、優しさや思いやり、正義感など
心も育ててくれたのではないかと思います。

続く








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