青インク〜文化の違い〜(スイスでワイン造ってるの? #38)
みなさんは普段書類に記入する時、何色のペンを使いますか?
黒色のペンで記入されている方が多いのではないでしょうか。
ぼくは日頃手書きする際は青インクのボールペンを使っています。
もちろん、銀座伊東屋のヘルベチカ!(タイトル写真)
スイス系の企業に入社した際、先輩から
「書類に記入する際は青色のペンを使いなさい。黒で記入すると原本かコピーかすぐに判読できないからです。」
と指導され、「なるほど〜!」と納得して以来、30年以上青ペンを使っています。
入社当時のデンマーク人の部長もぺんてるの「ぼーるPentel」の青インクで書類にサインしてたなぁ〜
ということで、今回は日本とヨーロッパの文化の違いの小ネタを綴ります〜!
ええんちゃうの〜?
ずーっと取りたい取りたいと思っていた自動二輪の免許を取ろうと、先日自動車学校に行き、申し込み書類に持参した青色のボールペンで記入を進めると、
担当者「黒インクでないとダメです」
ぼく「何で?」
担当者「正式書類だからです」きっぱり
ぼく「???」
役所で提出する書類にも「黒または青のボールペンで記入」みたいな但し書きがあったはず。
公的機関である役所で青色ボールペンが使えるんだから、自動車学校でも使えてトーゼン、かと。
ええんちゃうの〜❗️
そもそもインターネット時代のこのご時世、手書きで申込書類を書くこと自体ナンセンスやん〜!
かっちょええ〜
文房具ネタをもう一つ。
「時代はデジタルやのに、文房具ネタ〜?」って言わんといてね(笑)
スイス本社で勤務していた頃、周りの人が使っているノートを見るとほとんどの人が方眼のノートを使っているではありませんか。
それまで横罫線のノートを使っていたぼくは
「なんか、かっちょえ〜」
それ以来、ノートは方眼のノートを使っています。
誕生日祝い???
同じくスイス本社で勤務していたある日、同僚から
「今日、私の誕生日なのでケーキ焼いて持ってきたからお茶の時間にお茶場に集まって〜」
と声をかけられました。
同じようなことが何回かあり、
「ふーん、こっちでは誕生日は自分で祝うんか〜」
と知りました。
そんな経験から、僕が日本に帰任する際も自分で送別会をしないといけないのかな~と思っていたのですが、さすがにそれは上司が音頭を取って送別アペロ*を開いてくれました。(写真上)
*飲み物とチーズやオリーブとなどちょっとしたおつまみが提供される簡単なレセプション
ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ
https://www.vinumhelvetica.com
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