トラム

スイス人の思いやりの心(その1) (スイスでワイン造ってるの? #10)

「おもてなしの心」を誇りに思っている日本人は多いですね。それと同様にスイス人の「思いやりの心」には感銘を覚えます。私がスイスを大好きになった理由の一つでもあります。私が経験したスイス人の親切なエピソードを2回にわたって紹介します。

バスや路面電車

乗ろうと思っているバスや路面電車(トラム)がバス停や駅に接近してきた時に少し遠くから急いでバス停や駅に向かっていくと、乗降客の方が必ずと言っていいほど手でドアを開けて待っていてくれます。たまたま近くを通りかかった(バスやトラムに乗らない)歩行者の方がドアを開けて発車しないようにしてくれることもよくあります。
日本だと目の前で虚しくドアが締まり、中の乗客の方の「残念でした!」って顔をバツ悪く見送ることが多いですね・・・

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側道からの進入

自動車関連でもう一つ。側道から主要道路に入ろうとすると多くの場合、スイスでは主要道路のドライバーが速度を落として側道の車両を入れてくれます。側道側が一旦停止であってもですよ!

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免許をとったばかりで運転に慣れていない間は、側道から主要道路に入るのにかなりドキドキしませんでしたか?ちょとした心のゆとりがあると「譲る」という行動をとれるんですね。「どうぞ~」という気持ちは事故の防止にもなりますね。

このようなスイス人の「思いやり」や「心のゆとり」を日常で感じるたびに、どんどんスイスが好きになっていきます。次回も温かいスイス人の心を紹介させていただきますね。

Beyond the Glass
ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ
www.vinumhelvetica.com




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