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SNSの連携ことはじめ

Vol.012
ヴィーノサローネのプロジェクトは、ファッションエディターの知見と、イタリアのワイナリーを取材した経験からワインを魅力的にみせられるか、という課題のほかに、ヴァーチャルな空間でワインを販売することのチャレンジでもあります。それも、ある程度の本数を売らなければ、はじめた意味がありません。
 
いま、内閣府は、この日本の新しい社会像を「ソサエティ5,0」と提唱します。ちなみに、1,0は狩猟社会で、2,0は農耕社会、3,0は工業社会、4,0は情報社会、そして5,0が“仮想空間と現実空間の高度な融合社会”と定義する。
Society 5.0 - 科学技術政策 - 内閣府 (cao.go.jp)
 
時代を振り返れば、確かにそんな感じがします。
主(あるじ)がリアルに体感しているのは3,0であり、ファッションエディターの仕事と合致する4,0の情報社会。そしていま、5,0が現実となっています。
 
“仮想空間と現実空間の高度な融合社会”とはなんでしょうか。
1995年、ウィンドウズ95が日本に上陸し、インターネットが身近になりました。2008年のiPhoneの登場で便利なアプリケーションが開発され、一気に加速した仮想空間。その後は、いうまでもなく、多くのひとたちが、ひとときも欠かさずにスマホを手にしています。
ようするに、ネットなしには生活がしにくく、ヴァーチャルな世界を現実の世界に上手に取り込み、日々の生活や仕事に馴染ませて、楽しんでいるのです。
 
雑誌や新聞などの紙媒体は、オールドメディアと呼ばれ、手のひらサイズのデバイスが格好の情報収集メディアに君臨。今後はさらに、スマホに搭載されたSNSを制する者は、“ビジネスも制する”ことになるのでしょう。
 
ところで、主がSNSを使いはじめたのは、TwitterのIDを開設し第一声をつぶやいた、2010年。思えばフィレンツェからでした。Instagramは2011年。Facebookはちょっと遅れて2013年でした。以来、熱心にSNSを使いこなしているわけではないですが、毎日Twitterで、なにかしら発信しています。
 
実店舗を持たずに、ヴァーチャルのみで販売するには、やはり、それらSNSとの連携が必須です。
仮に、ヴィーノサローネの販売店を通販サイトのBASEに置いた場合、BASEに紐づくようにInstagramや、このnoteもPR媒体として最大限に活用する。「つながる」「つなげる」で、お客さんの広がりの効果は、どのくらいあるのだろうか。期待値の高い実証的な試みです。
 
今週はじめ、ヴィーノサローネは、Instagramにビジネスプロフィールを設定しました。
Instagram/@vinosalone
よろしければ、ぜひフォローをお願いいたします。

 
いまInstagramにアップされているのは、できたてのロゴのみですが、ここでの役割はコミュニティの機能。イタリアワインの情報と、主が選び抜いたワインを発信します。さらに近々、通販サイトへ双方向でつなぐ予定です。
 
次回の“ディアリオ ヴィーノサローネ”に続きます。

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