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祝 SNS離れ

(※当社比で)

SNSを見ている時間の長さを自覚し反省するほど、育休中はインスタやTikTok、Twitterをよく見ていた。

特に授乳中は他にできることもないし、同じくらいの月齢の子がどうしてるんだろうとか、離乳食のレシピとか、お出かけスポット情報とか、
その時ハマっていたバチェラーの考察とか、関心度の高さの差はあれど、色々気になることがあって暇があればインスタを見ていた。

産後は特に一つのことに集中しにくいのもあり、とりあえず気を紛らわせることができるからか依存していたといっても過言ではない。

けど子どもが歩くようになり目を離せなくなり、育休の終わりを感じ始め、SNSばっかり見ている自分が嫌になった。
目の前に見るべきものがある。そして見なきゃいけないものなんてそんなにないのに。

そう、そもそも、そんなに知りたいことってないな、とやっと気づいた。

母子共に成長してきてだんだんと子どもがいる生活が当たり前になってきた今、「うちの子はうち」というのをすごく感じられるようになった。
だからもう育児に関する投稿はほぼ見ていない。

なんとなく見るのをやめよう、として、インスタの使用制限を1日30分にした。
効果はあり、「使用制限になりました」と出てくるとハッとする。
そして30分も無意識で見てしまったことが悔しくなる。

制限時間が出ないように気をつけて使用するようになった。

母親にだけ見てもらえればいいと思ってひっそり毎日更新している子ども投稿用の非公開アカウントがあるので、
そこにその日その日の写真や動画を気軽にアップして、チャットで母親と軽い会話をして、
フォローしている数少ない育児アカウント(10名もいない)の皆さんの投稿をさらっと見て、終わり。

おすすめは見ないことにした。キリがないので。
キリがないし、私がひねくれものなので、メタの提案するおすすめ投稿を鵜呑みに時間を溶かす自分が嫌になったというのもある。

メタもTwitterも、おすすめ投稿の表示の仕組みがどんどん改悪されていっている。

元々人気のあるアカウントやプロモーション投稿ばかりフューチャーされるし、
一度でもうっかり興味を持ったアカウントを永遠に表示される。完全にリマケ対象になっている。

もうなんかそういう仕組みに組め込まれてまんまとSNSに溺れているのが嫌だ。癪だ。

なお、育児中はインスタを一番見ていた。
Twitterが昔のTwitterだったら、私は今もツイ廃だったに違いないけど、あの頃のTwitterはもういないのでその未来は絶たれた。

今、Twitterは推しの情報を見ることにのみ使っている。トイレ待ちとか暇な時に見てしまうことはあるけど、それでももう熱心に見たい情報はあんまりないなと思ってしまう。

新卒の時に存在を知ってすごく刺激的だったいわゆる美容アカウントも、もう今では信用ならないインプレッション集めばっかりだし、
妄想を真実のように拡散する芸能ゴシップアカウントには嫌気がさす。
もちろんそういうのはブロックしているけど、他人の反応で流れてくるので結局目にしてしまう。

漫画は好きだけど、エログロイジメ不倫ものの漫画を読ませようとしてくるプロモーションツイートは見るのがしんどい。これもすぐブロックしがち。

ブロックしたいものが増えすぎて、もう見なきゃいいんだと思った。
まぁ結果的にこれでよかったのだと思う。

育児が始まってすぐの時や、乳児をあやし疲れて何も考えずぼーっとしたい時、
不安に思ったことを調べたい時なんかはSNSに救われたことがたくさんあった。
寝れない夜も授乳したりあやしたりしている、寝れずに育児を奮闘している母親がいるという事実に安心した。

SNSを悪とは思わないけど、もう前ほど必要としていない。長い時間がかかったけれど、今の私はそんな感じです。

なお、noteは無闇におすすめが出てこないし、一度に受ける情報量が少ないのでSNSとは思っていない。
変に機能が改変されず、このまま使えることを祈っている。

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