WBCだけで終わらせたくない、今の時期こそ野球を観よう!
蕾だった桜の花びらが開き春の訪れを知らせる今日この頃、ニュースアプリやTwitterを開けばWBC…テレビを付けてもWBCの話題。
どこもかしこも話題はWBCで席巻しております。
今、これを見ているあなたもきっと侍たちの姿に熱くなっていたことでしょう。
2023年のWBCは大谷翔平選手やダルビッシュ有投手など日本でも知名度の高いメジャーリーガー組が参加していることもあり「普段は野球見ないんだけど…」って方でもテレビやスマホに齧りついていた方、結構多かろうと思いますが、WBCを見て「あ、野球って結構面白いじゃん!」と、すこ〜しでも感じた方に見てほしい!
大谷翔平もヌートバーもダルビッシュもアメリカに行ってしまったけど、「これから本格的に訪れる野球シーズンを楽しんでほしい!」「WBCだけではこの熱を終わらせたくない…!」そんな思いから書くことになったこのnote。
今回、このnoteで紹介するのは、
「WBCから入った野球にわかなんだけど、何処から入っていけば良い?」と、いった方に向けてのページです。野球観戦(応援)のいろはのいから書いたつもりです。
ルールについては分かってなくても試合を見ていけば、少しずつ…なんとな〜く分かって来ると思いますし、知識も徐々についてくるのでこのページでは説明しません!(話すとキリないですからね…)
難しいルールは分からなくても
見ててアツくなれる野球というスポーツ!😊
底なし沼の野球にハマりましょう(手招きをする絵文字)
長くなりますが見ていってください。
・プロ野球の簡単な仕組み
まず、簡単な仕組みとして日本野球機構(NPB)に所属している球団は12球団あるのですが、そのうち10〜12球団の名前が出てくる人、“セ・リーグ” “パ・リーグ” と聞いて何のことを表しているか分かる人はきっとここのお話は分かると思います。この項目は飛ばしていっても構いませんが、復習も兼ねて見ていってください。
“セ・リーグ” “パ・リーグ” とは?
NPBに所属している12球団はそれぞれセ・リーグとパ・リーグに分かれています。各チーム、本拠地、主な所属選手については下記画像にて
選手たちは各チームに所属してリーグ内で1年間(143試合)を戦い年間優勝を争います。
ペナントレース(143試合)を戦い抜いたうちリーグ上位3球団だけがクライマックス・シリーズ(通称 CS)への挑戦権を得ることができます。そのCSを勝ち抜いたセ・パ各1球団が日本シリーズで戦うことができ、日本一を競うことになります。
野球をあまり観ることのない方はWBCで4日連続試合をやっていたことに驚かれたと思いますが、日本のプロ野球の場合、基本的には月曜休み(移動日)で火曜から日曜日まで週6で試合をやっていることが多いです。
(ちなみに…昨年、大谷翔平選手は二刀流をやりながら162試合あるメジャーリーグで157試合に出場しています。ヤバいです。)
プロ野球の試合中継を見て投手が打席に立つようならばセ・リーグの主催試合、投手が打席に立たない試合(画面に“DH”という文字が見えてきたら)パ・リーグの主催試合と覚えましょう。WBCなどの国際試合はDHアリ。投手が打席に立つことはほぼありません。
・今後の主なシーズン日程
・プロ野球どうやって見る?
プロ野球全体の総試合数は1軍だけでも年間858試合ありますが、果たしてその試合は一体どこで見られるのでしょう?
観る方法としてはテレビ、配信の2つです。
地方に本拠地を置く球団だと地上波で放送する場合もありますが、基本的にはBSやスカパー!などの衛星放送(CATV)、スマホやPCで観るとなるとスカパー!が提供するスカパー!プロ野球セットやDAZN、気になっている選手や球団がパ・リーグに所属しているとパ・リーグTVなどがあります。
セ・リーグは各球団が独自のサービスを運営している場合があります。(虎テレ他)
メジャーリーグは日本人出場試合を中心にAbemaやNHK-BS、Huluなどで放送しています。J-SPORTSでは大谷翔平選手出場試合を全試合放送するみたいですね。
あと情報を手に入れるためにはラジオ、Twitter、そして試合の状況を更新してくれる野球速報アプリ(ここからDLできます) (回し者ではないです。)
日本プロ野球はもちろんWBCに高校野球も!そしてメジャーリーグ全試合もこのアプリで網羅しています。
このアプリだと、1週間以内の試合であればどの媒体で放送(配信)があるのかもチェックすることができます。(日本プロ野球(1軍)のみ)
これが無料なのはおかしいです。ユーザーにとっては得しかないアプリ。野球に興味を持ったらまずはこのアプリをインストールすることから始めましょう。
あと、野球ファンの心を満たしてくれる Youtube
各球団やパ・リーグTVなどがこのような形で選手たちの活躍シーンや試合ハイライト、限定コンテンツ等をYouTubeにアップしているので試合が見れなかったとしても十分楽しめるかと思います。
(侍Jにも選出されているオリックス宮城投手が出演してる動画は面白いです。あっち向いてホイ対決、仕返しドッキリに、現在は阪神・オリックスのOBになった能見さんのお迎えドッキリなどなど…)
大谷翔平選手の打撃練習(WBC開幕前)に大興奮のプロ野球選手たちの映像も!
・実際に球場で観戦するには?
チケット購入は各球団サイトもしくは、各チケットプレイガイド(ローチケやチケットぴあ等)で購入できます。“甲子園球場ならば阪神タイガース”、“東京ドームなら巨人”というような本拠地球場を各球団が持っているので、東京ドームで行われる試合ならば巨人の公式サイトでチケットが販売されます。
(甲子園が高校野球のために使用されている期間は、阪神タイガースの選手たちは使う事ができないので京セラドームを使用するなどの例外もあります)
野球観戦といえば、ビール片手におっさんがヤジ飛ばしたり、治安が悪い。みたいなイメージがきっとどこかにありがち…。ですが!ここ数年は、女性向けのイベントデーを設けている球団もかなり多く、限定ユニフォームが配布されることもありどの球団も毎年かなり盛り上がっています!(イベント自体は5月・6月に開催する球団が多いです)
阪神タイガースが開催している TORACO DAYは今年はうる星やつらとのコラボイベント
(オリックスのオリ姫デーは毎年コンセプトが決められていて2021年はカフェ、2022年はキャンプ・アウトドア、2023年のコンセプトは “アイドル”!?)
西武のレディースデーでの配布される限定ユニフォームはなんと《COACH》とのコラボ!
各球団はこうした女子イベントのみならず様々なイベントゲームデーがありますが、その中にはGWに行われることが多い“キッズデー”や、“選手プロデュースデー”(オリックスやDeNAなど)も。
そしてビール党には堪らない生ビールワンコインデーや半額デーがあるところも。
きっと野球がよくわからなくても、美味しいスタジアムグルメとアルコールやドリンクなど、ビアガーデン感覚で楽しめます。
たくさんのイベントがある中でも特に選手たちが特別ユニフォームを着用するイベントが人気!✨
普段選手たちが着るユニフォーム(以下、ユニ)は、本拠地で着るホームユニ(大体白地)と、相手側の球場で着るビジターユニフォームの2種類を使い分けていますが、時によっていつもとは違うユニを着る時があります。それが“サードユニ”だったり“イベントユニ”と呼ばれるもの。1年の中でも限られた僅かな期間しか着用しないので、その日に狙い定めて行くと特別感を味わえます。
そして、いざ…!と思い、チケットサイトを開くと困っちゃうのが、座席の種類多すぎてどこの座席チケットを取ればいいか分かんない!という問題。
企業と連携した団体向けのボックスシートやバックネット裏のプレミアムシートなどもあるので割とややこしかったりしますが、今回はボックスシートやプレミアムシートのことは一度忘れて、単純に1塁側と3塁側 内野と外野 どこがいいの?というおはなしをします。
結論から申し上げると、オススメは内野席。1塁側と3塁側どちらが良いのかは時と場所による。というのが私の見解です。
まず、1塁側と3塁側の説明ですが、基本的には本拠地開催であるホームチームは1塁側のベンチに座るので、応援するチームが決まっている場合は1塁側がオススメです。(しかし、特殊な例として楽天と西武、この2球団の場合はホームチームのベンチは3塁側になります。)
3塁側は対戦カードにもよりますが、比較的ゆったりと試合を観戦できることが多いです。あと気になっている選手が右投げの投手で(例:佐々木朗希(ロッテ)や山本由伸(オリックス)等の)「投げる試合が観に行けそうだ!」「投げている投手の顔を見たい…!」という方には3塁側の方をオススメします。
逆に左投手を見たい!というような人が3塁側に座ると表情があまり見えず背番号が見えるという感じになります。
そして、同じ左でも打者になるとこのような感じ。
3塁側に座ると顔が見えて1塁側だと背番号が見えます。
反対に右打者となると1塁側からは表情が見えて、3塁側に表情が見えます。投手とは逆になりますね ☺︎
(代表的な左打者は、エンゼルス大谷翔平選手やヤクルト村上宗隆選手など、代表的な右打者にはヤクルト山田哲人選手、巨人岡本和真選手などがいます。)
右投げ左打ちの大谷翔平選手の表情を球場で見たい場合は3塁側に座ると投手でも打者としての表情も見れることになりますね。そんな3塁側では多くの球団が1塁側にあるホームベンチの様子も見ることができて一石二鳥です
内野席・外野席のお話ですが、「初めてだし安いから外野席に行っちゃえ!」といって外野席を選ぶのは危険、覚悟が必要です。WBCの中継でも映っていましたが、外野席には立って応援歌を歌ったりする熱狂的なファンが多く集まります。外野席に行くなら選手の応援歌を覚えて思いっきり歌いましょう!(※外野席ではホームチーム以外のユニフォーム着用、応援グッズ持ち込みはお断りみたいな所も多いので気をつけましょう。ビジター応援席ならこの逆も然りです。)
チケットの値段については、価格変動制を設けてる球場も多く日程、座席などにもよりますが1番安い日になると外野なら¥1,000〜2,000から、内野なら¥2,000〜3,000からで試合が観れちゃいます。
コンサートと比べると値段が優しめなのが良いですね!
内野席は外野席とは比べると多少値段が張りますが、座席に背もたれがついていたりドリンクホルダーがついていたり、一眼レフを抱えての撮影も球場ではOKです!(フラッシュ厳禁)スマホだけではなくカメラを持って選手たちの姿を収めている方も多いです。ただしカメラを持って行く際は、他人の視界の妨げにならない節度のある範囲で迷惑をあまりかけないように楽しみましょう ☺︎
・いよいよ観戦!何に気をつける?何を楽しむ?
チケットも取っていよいよ試合観戦!
でも、観戦時の服装や持ち物はどうしたらいいのか?
という問題については、阪神タイガースがサイトにてイラスト付きで詳細に説明されています。是非こちらをご覧ください。
(※甲子園球場では現在も現金が使用可能ですが、エスコンフィールドHOKKAIDO、楽天モバイルパーク宮城、東京ドームでは売店、売り子さん含め完全キャッシュレス化なので、財布の中にいる英世さんも樋口さんも諭吉さんも球場ではその力を発揮しません。ご注意を。)
「応援する選手やチームが既にいる!」「見つけた!」っていう方は選手名が書かれたタオルやユニフォームを身につけて選手が登場した瞬間にタオルを掲げたりして野球観戦をさらに楽しむことができます。
(野球のグッズといえば、ユニフォームに選手名が書かれたタオル、あとは応援バットなどが良くあるグッズですが、結構頻繁にそして定期的に新商品が発売されます。各球団が運営しているオンラインショップ等をこまめにチェックしておくと良いかもしれません。)
あとは球場の醍醐味の一つ “スタジアムグルメ” もオススメ!定番のカレーや焼きそばもいいけれど、選手とのコラボメニューも本当に美味しいものばかり…
例えるならば、コラボカフェと推しのコンサートが一度に両方楽しめるって感じ。どうです?最高じゃないですか!?気になる方は「○○(球団名) コラボメニュー」で検索してみてくださいね。
ビールやドリンクと共に楽しみましょう。
(アルコールの酔いがまわって選手に厳しい言葉を投げかける人いますがそうならないように気をつけてください。あ、もちろんシラフでも。)
・最後に
ずっと勝ち続けられるわけではない…
時々見るのが辛くなってしまう時もあります。
それでも勝ちを求め、“優勝”を追い続ける逞しい選手たちの姿に魅了され、試合のプレーから少し離れたオフの姿のギャップに愛おしくなります。
選手の中には将来的にアメリカに飛んで夢を追いかける選手も数多くいます。
そんな選手がアメリカに飛んでいってしまう前に日本で応援する事ができる貴重な時間。
WBCで野球の魅力を知った今、
“今こそ”が野球を好きになるチャンスです!
沼に落ちてしまうと何故か離れられない野球の魅力にあなたも取り憑かれてください。
是非、やきう沼でお会いしましょう!
(今回、このnoteを作成するにあたり多くの方に写真提供をして頂きました!本当にありがとうございます。このnoteを読んでくださったあなたが、少しでも野球を好きになり野球を観る入り口になれば幸いです。)
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