フィルムフェチ8ミリマニア垂涎作品
市原隼人と上野樹里が織りなす岩井俊二風映像ヲタク映画
内容は忘却の彼方に飛翔していった。
今や私の記憶には、まるでウロボロスのごとく8ミリ関連の映像とトリビア話のみがエンドレスに流れているだけである。
そんな無責任な鑑賞しか出来なかったにも関わらず、相田〝ウインクの優しそうな方〟翔子のメンヘラ演技はとても印象に残っている。
あと樹里の盲目妹役として蒼井優もいい味を出していた。
しかしこの作品における最優秀主演男優賞は、なんといっても8ミリマニア界の憧れカメラ〝ZC1000〟だろう。
そして最優秀主演女優賞は、コダックのスーパー8のフィルムを規格が異なる富士フィルムのシングル8に装填したマガジン。
たしかにZC1000は魅力的だが、個人的にはそれがしの愛機キヤノンの518svには敵わない。
暖色系の色味は最高である。
8mmフィルムが観れたら
内容なんかどうでもいい。
★★★★★
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