- 運営しているクリエイター
記事一覧
「虚構推理」---九郎は琴子を愛しているのか?
アニメで「虚構推理」というのを見て続きが気になったのでマンガを読んだら、これがなかなか面白い。
主人公は岩永琴子という義眼で義足の子と、恋人である桜川九郎。
琴子は11歳の時にもののけに誘拐されてもののけと人の世の通訳のような巫女のような神の領域になることの代わりに片目と片足を捧げたと。
で、九郎は幼い頃に人魚とクダンの肉を食べたために不死になった男子。
この二人が様々な怪異による事件を科学的
「それでも世界は美しい」---最後までやらないと面白さは伝わらないよね(ネタバレ)
アニメ「それでも世界は美しい」を見ました。
雨使いの国の公女が太陽の国に嫁ぐというファンタジーで、私は設定としては面白いと思った。
ただし、アニメは全物語の途中で終わっているところが非常にもったいないと思う。
この話ってもっと壮大なファンタジーで、描き方によっては大きなラブロマンスで老若男女楽しめるはずなのだから気合い入れて2期、3期と作るべきではないかと思うんですよね。
でも何年も作ってな
「グリザイアシリーズ」---風見雄二やばいほどかっこいい
まず「グリザイアの果実」を見て、それから雄二の過去エピソードの「グリザイアの迷宮」、「グリザイアの楽園」を見ました。
これがゲームが原作ということをまったく知らなかったので、もう一体何がなんやらさっぱりわからなかった。
最初に果実の方は意味がわからなくて、一体何なのだろうか?という感じで、とにかくあの高校が何なのかも、学生たちも何なのかも、わからないまま進んでいき、各学生の問題点を解決するとい
「3D彼女 リアルガール」---オタクと美女、ネクラと美女という理想
「3D彼女 リアルガール」を見終えました。
オタクの男子高生が学校で一番の美女と付き合っていくなかで、リアルな人間関係、女子との付き合い方を学んでいくお話です。
オタクと美女、ネクラと美女などの話というのはよくありますが、実際にはどうなのかというと???の部分もある。
しかし最近の例だと、例えば壇蜜さんは漫画家さんと結婚したし、というか漫画家さんがネクラとかオタクとは思わないけれど、何となく壇
「ドメスティックな彼女」「クズの本懐」---女教師がサイテーですよ
どちらの作品もなかなかエロい作品なのだけど、描かれるエロなんざ大したことなくて、問題はめんどくせー女教師と高校ってところ。
あの手の女が魅力的に見えるっつーのがまったく理解できないけど、相手は高校生であり性欲と直結してるので、まぁ仕方ないなとも思うのだけど。
わかってる女、めんどくせー女
女というのはそもそもがめんどくさい生き物だ。特に80年代以降は恋愛至上主義が横行し、その結果としてモテるこ
「五等分の花嫁」---選ぶべきだったのか?(ネタバレ)
五つ子姉妹の家庭教師を務めることになったのは、ガリ勉で同級生の風太郎。勉強が苦手な五つ子姉妹をきちんと進級させるのが目的だけれど、性格の違う姉妹をハンドルするのに四苦八苦するという物語。
非常にキュートな姉妹なんだけれども、各人の得意不得意を理解するのも一苦労だし、反抗する子もいたりしてなかなか最初は上手くいかないけど、時が経つうちにきちんと信頼関係を結べるようになるんだよね。
それは風太郎が
「ゴールデンタイム」---解釈が結構難しいので解説します(ネタバレ)
設定としてはとても面白いストーリー。
普通に記憶喪失というだけで「えー、またそれ」と思いがちだけど、これは少しひねってあって、記憶が戻ると、記憶喪失時の記憶はなくなってしまうという話。
万里(ばんり)は高校3年生の卒業式の翌日に事故に遭い、全部の記憶を失ってしまう。1年浪人して大学に入学して出会うのが超お嬢様で美人の香子(こうこ)。
そして二人はお祭り研究会というサークルに入り、そこの先輩の林田
アニメ「黒執事」---ハマった人の気持ちがわかりました
このアニメは知っていたけど当時はアニメに興味がなかったので気にもしていなかったけれど、今回見てハマった人たちの気持ちがわかったような気がする。
我々に必要なのは現実味のないロマンスなのだ
現実なら嫌というほど知っている。
私は自由業なのであくせく働いてはいないが、家賃の振り込み、年金や健康保険の支払い、ご飯の支度や洗濯、掃除、締め切りのプレッシャーなど、様々な現実を毎日のように食らっている。
アニメ「クズの本懐」---恋愛は単純な方がいいのです
最近急にアニメに凝ってきまして、色んなのを見ているのですが、たまたま見た「クズの本懐」というアニメはなかなか濃かった。
二人の男女の高校生が主人公。二人とも昔からの知り合いの先生が好きなのね。ところがその先生たちは付き合い始めちゃったので波乱が起こるというストーリー。
二人の高校生はお互いに遂げられそうもない想いを胸に、とりあえず付き合ってみると。で、淋しくて虚しいから付き合ってみる。体を重ね
今さら「3月のライオン」---やはり女神が心を照らしてくれるのだ
なぜに私は急にアニメや漫画にハマっているのだろうか?とは思うのだけど、また続いて「3月のライオン」というアニメを見て、おぉこれは!と感心したわけです。
「ちはやふる」となかなかシンクロする物語ですが、「3月」の方がより孤独との戦い、複雑な家族関係が描かれており心が痛い。またアニメしか見ていませんが恐らくマンガとしては名作なのではないかと思います。相当に素晴らしい作品です。
ここでも天才登場
「
今さら「ちはやふる」---負けて見えるもの
さてさて、さらに色々と考えちゃう「ちはやふる」の登場人物やその背景。才能 vs. 努力のように表現している場面もありますが、エジソンじゃないけど1%のひらめきと99%の努力ということが描かれているのだと思います。
天才と一般人の間の溝
映画「アマデウス」ではモーツァルトの天賦の才に嫉妬したサリエリがどんどんモーツァルトを追い込んでいき、最後には死に至らしめるというお話。これはサリエリは天の神への
今さら「ちはやふる」胸が苦しい~
鬼滅に続いて「ちはやふる」のアニメを見てみたらとても面白いので、漫画も読んでみようと一気に今出ている分を読み終えました。
歴史は結構好きなのですが、和歌の面白さに改めて気づき、また競技かるたの面白さは半端ない!と感動しています。
さて、今回この「ちはやふる」について書いてみようと思ったきっかけは、多くの人が太一を応援してるということを知り、また千早が悪い!と怒ってる人もいて、いやいや、待ってく