「それでも世界は美しい」---最後までやらないと面白さは伝わらないよね(ネタバレ)
アニメ「それでも世界は美しい」を見ました。
雨使いの国の公女が太陽の国に嫁ぐというファンタジーで、私は設定としては面白いと思った。
ただし、アニメは全物語の途中で終わっているところが非常にもったいないと思う。
この話ってもっと壮大なファンタジーで、描き方によっては大きなラブロマンスで老若男女楽しめるはずなのだから気合い入れて2期、3期と作るべきではないかと思うんですよね。
でも何年も作ってないところを見るとこれで終わりなのね。
太陽の国の王様はまだ11才とか12才くらいの男の子でリビ。一方お嫁に来た雨の国の公女はニケ。
ニケは雨を降らす術を受け継いでいて、雨の国の中では実は超重要な継承者だったにも関わらず、ちょっとした間違えでお嫁に出されちゃったわけです。
で、太陽王のリビが少年だったことを知ってびっくりするのだけど、様々なことを経て理解し合い、二人は仲を深めていくというお話です。
ところが原作では、世界の降雨量が少なくなって干ばつとかいろんな問題がでて、もっと他国との争いや闇の力が関係してくるんですよ。
そしてニケは世界を救うために天に連れていかれ生贄的になっちゃうんです。
もうリビが本当に可哀相だし、涙涙なのですが、なんとニケを取り戻すことができるかもしれない古い文献を探し出し、6年かけてそれを実行するわけ。
で、6年の時が経ち、リビは18才くらいになって、ニケがいなくなった当時の年齢よりも年上になっちゃってたのです。
いつも待ち合わせしていた裏庭の草原で待っていたらニケがとうとう天から許されて戻ってくる。
最初は大きくなったリビをニケがすぐにはわからないという場面もあったけど、二人は6年ぶりに再会を果たすんです。
そしてこのタイトル「それでも」にはもっと重要な意味が込められており、希望や想いなんですよね。
これマジでちゃんと最後までアニメ化すべきだけど、やっぱもう無理だよね~
最後に最終話の一部をちょっと紹介して終わります。
で、この後きらきら光るものが舞ったような気がして、振り向くとニケが天から降りてきた。ニケもリビが大きくなってるからすぐには認識できないけど、もちろんリビはニケはいなくなった当時のままの姿だしすぐにわかる。
で、6年の歳月を経てとうとう再会を果たすのでした。涙涙涙
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