見出し画像

【Fate/SR】サムライレムナント紀行-第八章-【神奈川湊/玉縄/横須賀】

※この記事はゲーム『Fate/Samurai Remnant』のネタバレがあります。

こんにちは、びゅーんです。

ということで始まりましたサムレム紀行。ご紹介するスポットは神奈川湊・玉縄・横須賀の三箇所!いつもよりボリューム増しましでお送りします。

尚、筆者びゅーんは江戸時代の歴史にかなり疎いので、下調べや知識が甘いまま現地に赴いてる場合があります。何卒ご了承の上、お楽しみくださると嬉しいです。

・神奈川湊

品川・川崎に続きまたまた来ました旧東海道沿い。今回は神奈川に置かれた神奈川宿が登場します。神奈川地区センターにはこのように神奈川宿の復元模型がありますが、ここに少し興味深い部分がありました。

復元図をよく見るとこの権現山周辺の地形、なんだかサムレムのゲームマップに少し似てるような気がしませんか!?

サムレムの神奈川宿は品川宿や川崎宿と比べると少し素朴で静かな雰囲気。

宿場から港まで続く通りから見上げるとお山にある権現山城が。伊織のポーズはともかくなかなかのフォトスポットです(笑)

品川や川崎と同じように、旧東海道沿いに縁のあるお寺や史跡や看板が点在していますが…特に興味深いのがこの高札場でした。なんでも江戸時代の日常生活で使われてた木製の高札を再現したのだとか。
サムレムでは高札にサブミッション的要素「町の試練」がありますが、もしかしてこのように試練内容がずらずら〜っと書かれてたんでしょうか。

※余談ですが神奈川宿には超老舗の料亭が。FGO(Fate/Grand Order)に登場している高杉晋作が訪れたことがあるとか、おりょうさんが働いたことあると聞けば「お?」と思われるのでは!?

神奈川湊のもう一つのスポットは権現山城。サムレム盈月録では地衛門とランサーに攫われた、伊織の妹カヤを助けに行く為にやってきました。既に廃城だからか、夜に行くと不気味さ倍増です。

権現山城の跡地は東神奈川にあり、神奈川近辺の旧東海道を歩いてる途中で立ち寄ることができました。跡地は「幸が谷公園」という小さな公園になっており、史跡らしい史跡はありません。

サムレムのような立派なお山…というわけではありませんでしたが、やはりお山だった名残なのか公園にたどり着く前に坂道をたくさん登った気がします。写真を撮り忘れましたが途中で石垣の跡のようなものを見かけました。そう考えるとやっぱりかつてはお城だったのですね…。

影も形もない権現山合戦の跡地。さりげなーくですが、ひっそりと看板が建てられてました。サムレムの時点でもう廃城になってたので無理ないですが(汗)

公園の高台からの景色も良きです。
余談ですが写真に写ってるのは筆者びゅーんがかつて愛用してた園芸用品店「サカタのタネ」です。もう無くなってしまったのが悔やまれる。

景色といえばもう一つ。サムレムの神奈川湊ではこのように海が広がっている港がありますが…神奈川湊の海といえば!忘れちゃいけないあのイベントがあります。そう…

アーチャーが洗脳された逸れのバーサーカーを誘い込み、宝具を展開したあのムービーです!!逸れのバーサーカーのインチキレベルパワーにも驚かされますが、やっぱりアーチャーがかっこいい。。。

神奈川の港…とはちょっと違いますが写真は横浜の海辺。この近くの海でアーチャーが宝具を…と思うと。ふふふ。

・玉縄

さて、お次の舞台は玉縄。現代の有名な地名で表現すると神奈川県の大船〜鎌倉エリアに該当する場所です。玉縄に鎮座してるのは間違いなく鎌倉大仏ですね。

ということで行ってきました高徳院!やはり観光名所なのか平日にも関わらず人が多めです。

いました、大仏。サムレムで見たあの雰囲気そのままです。やはり大きい。

更に玉縄からもう一ヶ所。サムレムの盈月録では直接関わりないですが、玉縄にはお偉いさんが管理してる玉縄城があるのをご存知でしょうか。

サムレムで近づくことが出来るのは大手門の手前までだけ。

そんな玉縄城ですが、大船から離れたところにある住宅街の中に玉縄城の本丸大手門趾が残されているそう。しかし地元学校の裏門になってるので細かく見ることは叶いませんでした。

こんな構造だったかもしれない、玉縄城想像図。

もちろん伊織とセイバーも入れず終い。

更に大手門趾の近くには七曲坂という曲くねった急勾配の階段道が!本当に七回カーブしたかは記憶にないですが、かなり高い場所から階段で降りて行った覚えがあります。これ、反対に上がるのはすごく大変そう。

・横須賀

最後にご紹介するのは横須賀。横須賀はセイバーにとって苦い記憶の場所だと言いますが…

いやなんじゃこれ。
私も初見プレイの時にそう感じました。サムレム盈月録では異国から盈月の儀に参加してきた魔術師ドロテア・コイエットが、横須賀の町を大胆に改造して魔術工房にしてしまった為、日本とは思えない風景が広がっています。

現代の横須賀は日米軍それぞれの基地がありますが、果たしてサムレム要素のあるスポットを見つけられるでしょうか。ちょっと不安(笑)

サムレムで横須賀の名所に指定されているのがこの地蔵群。四方をぐるりとお地蔵様が囲いこちらを見る様子は…正直ちょっと怖いです(笑)

もしかしてこれでは!?と思う場所を見つけました。「延命地蔵堂」というお地蔵さんが沢山集められた場所がありますが、意外なことにアメリカンな雰囲気で有名なドブ板通り沿いで発見しました。

しかしこのお地蔵さん達、元々ドブ板通り沿いにいたわけでは無かったと言われてます。元は海岸から少し離れた高台にあったそうなのですが関東大震災をきっかけに移設されたのだそう。
とすると、サムレムにいたあのお地蔵さん達はドブ板通りにお引越しする前の姿だったのかもしれませんね。

何故だか南蛮街っぽくなってる横須賀ですが、この深田台という場所だけは日本味が残ってます。

現在の横須賀…深田台には無料で見学できる横須賀市自然・人文博物館があり、横須賀市の歴史に関わる展示品を見ることが出来ます。もちろん江戸時代の横須賀についての展示もあります!

深田台は横須賀エリアの入口から高い場所にあり、街と南蛮船を見下ろすことが出来ました。

先ほどご紹介した人文博物館の近くにも、横須賀の街を見下ろせる展望台があります。観光ツアーで人気の猿島を眺めることが出来ます。天気がいいと東京湾アクアラインまで見えるかも…?

因みに実際の江戸時代、横須賀に南蛮船が停泊してるなんて歴史は聞いたことがありません。これはサムライレムナントならではの設定でしょう。横須賀の近所、浦賀ではアメリカからペリー提督がやってきますが…それはまたずーっと先の話です。

まぁ現在は軍艦が停泊してますがね!

神奈川湊・玉縄・横須賀まで一気に紹介させて頂きましたが如何でしょう。どこも同じ神奈川県にも関わらず、街の雰囲気がそれぞれ異なる部分があって面白かったなと感じています。
サムレム紀行も残り半分程になりました。次回以降も気が向いた際に読んでくださると大変嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?