Fate/Samurai Remnant を猛烈に推したい

2024年4月23日 23:04

こんにちは、びゅーんです。
最近、知らないお茶屋さんを発見するとなんだかテンション上がる。

今回ご紹介したいのはコーエーテクモとTYPE MOONによるアクションRPG『Fate/Samurai Remnant(フェイト/サムライレムナント)』です。2023年9月に世に出た作品でして筆者びゅーん2024年1月頃から遊び始めたのですが…ハマりにハマりすぎてしまいました！！現在はクリア率100％を目指すべくサブミッションの回収に勤しんでいます（笑）
Fate/Samurai Remnant(以下サムレム)は、剣豪「宮本武蔵」の弟子宮本伊織が当世に召喚された謎の英霊セイバーと共に、何でも願いが叶う願望機「盈月」を巡り、７人の願いし者と７騎の英霊が殺し合う戦い「盈月の儀」に身を投じる物語。プレイヤーは宮本伊織とセイバーの視点で江戸の舞台を駆け巡り、強敵と戦いながら「盈月の儀」の行方を見守ることになります。

そんなサムレム、一体どんなゲームなのか是非ここで紹介させてください！！！

Fateを知らなくても全然OK

Fateシリーズを知らない人に勧めても「えぇ〜Fate〜〜？あれって原作を知ってないとダメなんでしょ〜？」と敬遠されてしまうかもしれません。ですがサムレムはFate初心者でも問題なく楽しめると思ってます！何故か。理由を2つあげさせて頂きます。

1.ルールを1から丁寧に説明してくれる

Fateを知る上で欠かせない聖杯戦争（サムレムでは盈月の儀と呼ぶ）がどのように執り行われるか。令呪や英霊との戦い方など覚えておきたいルールが物語の中で丁寧に解説されます。もちろん1回聞いただけじゃ把握しきれないと思いますが、その時は「雑記帳」システムからルールを見返すことが可能です。

2.オーソドックスなバトルロイヤル

サムレムがFate初心者にオススメ出来るのは他のFateシリーズよりも幾分か分かりやすい、比較的オーソドックスな聖杯戦争を行ってるからです。Fateシリーズの中には、聖杯戦争の中の例外やイフが盛り込まれてストーリーを複雑に展開する作品もあり、本来の聖杯戦争のルールを前もって知ってないと物語をよく飲み込めないことがあります。
サムレムの場合は「逸れのサーヴァント」という要素はあれど、それ以外はシンプルな7人7騎の殺し合いという形で物語が展開していくので、例外の例外のそのまた例外といった設定でこんがらがることなく物語を楽しめると思います。

もちろん既にFateシリーズをご存知の方にもオススメです。サムレムには過去のFate作品のオマージュが散りばめており、知っていると思わずニヤッとするシーンが幾つかありますよ〜！

ボリューミーで何度も噛み締められるストーリー

気になるのはやはりストーリーはどうかでしょう。サムレムのストーリー、個人的にはかなりボリューミーで面白いです！！！特に良いのが伊織とセイバーのやりとり。微笑ましい時もあればホロリと切なかったり。2人の絆が徐々に強くなっていく様子が伝わってきます。
更にプレイヤーの選択によってエンディングが分岐！中には1度全クリしてからニューゲームする、いわゆる２周目以降に発生するイベントが盛り込まれてます。これは2度美味しい。また同じバトルを繰り返すのがダルいと思ってる方も安心してください。実はサムレム、1周目のクリア情報を2周目以降に持ち込めます。つまり強い状態でニューゲームなんてことが出来ます。

ストーリーの合間に挿入される美麗スチルやムービーも必見！どれも見入ってしまうものばかりです。

物語に登場する7つの陣営。主従関係も良好度合いも実にさまざまですが…どの陣営もそれぞれ違った良さがあります。全クリした頃にはお気に入りの陣営が見つかるはず！？発生するイベントはほぼフルボイス！声優陣も大ベテランから今が旬の方まで幅広いのも面白い！！！この豪華声優陣による7人7騎のバトルロイヤル…すごく興味をそそられませんか！？

難しくないけど簡単すぎないアクション

もう一つ気になるのはやはりアクション。サムレムはコーエーテクモが開発したというのもあり、人によっては無双ものを想像するでしょう。実際その通りです。ボタンを溜めたり連打することによりお手軽多彩アクションが可能で、◯◯無双を遊んだことがあるならすぐ馴染めると思います。
しかし、無双ものと決定的に違う箇所があります。それは対英霊または英霊並の力を持つ巨大怪異との戦い方です。

プレイヤーが操作する宮本伊織は、人間や小さい怪異なら問題なくバッサバッサ斬り倒せますが、英霊や巨大怪異相手だとダメージが通りません。SSの「魂喰らい」という怪異を見ると分かるように、HPとは別に丸いゲージ（外殻ゲージ）があります。伊織がこの「魂喰らい」を倒すにはまずこの丸いゲージを破壊しないといけません。しかもただ攻撃するのではなく、敵が隙を見せるタイミングじゃないと外殻ゲージをまともに減らすことが出来ません。なんともめんどくさい！！

そこで頼りになるのが伊織と一緒に戦うセイバーの存在！英霊であるセイバーは伊織より簡単に外殻ゲージに攻撃出来ます。セイバーに技のアシストを依頼したり、時にはプレイヤーがセイバーを直接操作して敵を攻撃することで、伊織が戦いやすくなるよう戦況を有利に進めることが可能です。

湧いてくる敵をバッタバッタ倒す爽快な戦い方だけでなく、状況に応じてセイバー達の力を借りる緊張感のあるバトルもある、これがサムレムのアクションです！

中にはこんな派手な鍔迫り合いも！！

江戸の舞台を散策

サムレムの舞台は慶安四年の江戸。要は泰平の江戸時代真っ只中。伊織とセイバーは盈月の儀を戦い抜くため、江戸のあちこちを駆け回ることになります。そこで登場する地名を見ると『品川』『日本橋』『神田』など関東で馴染みのあるものが幾つかありますね！

町中の作り込みにも驚かされますし、気になってついつい細かく見たくなってしまいます。江戸時代の街並みってこんな感じだっただろうか。

セイバーも江戸の街並みに興味津々。各エリアの中には現代でも見覚えのあるものが…？

ワンちゃんと猫ちゃんと触れあえちゃう！？見かけたらつい構っちゃいたくなる♪

まさかの「江戸のまち歩き」に焦点を置いたサムレムレポートを発見！江戸時代と現代の対比がとても分かりやすい記事になっています。是非こちらも参照くださいませ↓↓

一応デメリット

さて、ここまでサムレムのこんなところが面白い！というお話をしましたが、全部がいいばかりではありません。サムレムを楽しむ際、ここが気になる＆ちょっと注意した方が良いと思う箇所を説明させて頂きます。

1.やや強気なコンシューマー価格

コンシューマーゲームということもあり、やはりゲームを購入する為の費用はそれなりに掛かると思います。正直に言ってしまうと新品価格は『あつまれどうぶつの森』より高かったです（笑）単純にサムレムを遊びたいとお考えの場合は割引しているタイミングか中古で購入するのをオススメします。

2.1人でじっくり遊ぶタイプのゲーム

1人プレイ用のゲームかつRPGなので、皆でワイワイ遊ぶ要素はありません。更にストーリーを堪能し登場人物に思いを馳せて楽しむ事を考えると、他のゲームや作業をしてのながらプレイには向いていないかもしれません。映画を観たり小説を読む時のように、時間をきっちりとって遊ぶ方が楽しめるかと思います。

3.ストーリー回収に時間がかかる

サムレムには複数の(DLCを除く）エンディングが用意されており、そこに辿り着くまでまぁまぁ時間がかかります。しかもストーリーを2周以降繰り返さないと発生しないエンディングがあったり。筆者も1番目のエンディングまで進めるのに1週間少し掛かった気がします。なので濃厚でじっくり堪能出来るストーリーであることをメリットに挙げた反面、積みゲーを消化すべくサクッとクリアして次に進んじゃいたいという方には少し大変かもしれません。

無料体験版から是非！！

ということで『Fate/Samurai Remnant』略してサムレムについて紹介しましたが如何でしたか。そうそう、肝心の端末ですがPS5・PS4・ニンテンドースイッチ・STEAMで遊べます！お気軽に無料体験版からダウンロードして触れてみてくださると嬉しいです！死にゲーとか思わないで頑張ってリトライして！！！

FateだしガッツリしたアクションRPGだしお値段するし…と一見手を出すにはハードルが高そうに見えるサムレム。でも実際買ってみて遊んで良かった！て思って貰えるようなゲームになってます！少なくとも私はそう思いました！！

より詳しい情報は公式HPから！！↓↓

これを機にサムレムについて語れる仲間が増えてくれるといいなぁ…と筆者びゅーん切に願っております。どうぞよろしくお願いします！！！