慈しみは熱い麺から。
↑↑ 何も載せる写真がないので、先週食べた「あっさりタイ醤油ヌードル」を載せてみました。前の席にはOLさん風の若い女性がふたりいて、将来にむけての貯金の話とか、「妹の元彼がやばい奴のくせにヨリ戻そうとしてる、妹は喜んでて…」みたいな話をしていました。
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ここ数日、老いとかお金とか、家族とか少子化だとか、いろんなことについて考えを巡らせていたのだけど、もともと頭が良くないので「これが答えだ!」という境地には至らなかった(いつもお酒を飲みながら考えていたから、というのもありますが)。そして、とにかく自分の体力・精神力の許す限りにおいて人の役に立てればそれでいいかな…と、非常にぼんやりとしたところに着地した。
一応、介護・福祉系の仕事をしているから、貧困とか障害の問題は無視しないで考えなければならないと常々思っているのだけど、支援とか協力とかって、当事者の希望に沿ったものでなければ自己満足になってしまう恐れがあるし、やり方を間違えれば反感をかったりするもわけでしょう? 相手と向き合って生活の実態を知るまでは解決方法がわからないのだから、頭の中の世界でもがいていてもしかたないよなぁと。
高齢者の問題だって、(自分の親も含め)解決は難しい。おばあちゃんとして優しくされたい人もいれば、高齢者扱いされたくない人もいる。所得だって生活保護の人から悠々自適の人までいるしさ。こないだまで年寄りヘイトをかましていた人も、自分が老齢に近づいてくると「世間は年寄りに冷たい」「子どもに税金が取られすぎている」とか言い出すでしょ。こういう場面ってこちらの意見なんか言っても仕方ないんだよね。とりあえずは自分自身が無色透明になって、御用聞みたいにしなければならない。相手は年齢的にももう変容するということが無理なんだから、自分が合わせるというのが現実的なんだよね。
介護職として働いている時間以外にも、介護をしているような感覚に陥る場面がたくさんある。そしてそれが社会というものなのだよなぁ…、自分も誰かから舌打ちされているかもしれないのだし。そんなこんなで今日も終わるなぁ、なんてしょんぼりしながら支援記録を書いていたら、他のヘルパーさんから所長のところへ電話が入った。(勝手に盗み聞きした内容だけど)どうやら妊娠がわかったらしい。ああ、彼女のお腹には赤ちゃんが…!!そうだね、生まれているところでは生まれているんだよな〜。自分もどん詰まっていないでもう少しがんばろう、と気持ちを改めた。「あと3年ぐらいで死にたい」という気持ちは全然変わらないけど、まぁ3年ぐらいはがんばりたい。いつもながら変な日記になった。
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