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「~はずだった」のベトナム語。~あなたも実は間違えているかも…?~

難しい文法を見ると

ゲッ。無視、むし、ムシ!

と逃げているLy Myです。(これでも自称ベトナム語オタク。)

はい、きました、いつもスルーしていたこの表現。日本語ではよく使う言い回しなんですけど、もう逃れられないこの文法。

ってことで、もう逃げません。(逃げてきたツケが回ってきました nhé)

【đáng lẽ~】VS【lẽ ra~】


前にちらっと、đáng lẽ は「するべきだったのに(しなかった)」という意味だとはなんとなく覚えたんですけど、テキストみたら、

はっ!同じような使い方で、lẽ ra もある…

ってことに気づきました。
今日はその違いを「詳解 ベトナム語辞典」を参照にしながらメモメモしていきます。

早速、結論!

①đáng lẽ  : ”ホントは”~なのに…

đáng は受けるにふさわしい、の意。
Đáng lẽ ở nhà , nhưng vì việc cần nên tôi phải đi.
/(ホントは)家にいるはずだったが、用事で出かけなければならなくなった。

詳解 ベトナム語辞典 p,471

②lẽ ra …phải: ”道理”では~だ。

lẽ道理、常識、理屈の意。
→ Việc này lẽ ra anh phải làm.
 / この仕事は道理(常識)では君がやるべきだ!

詳解 ベトナム語辞典 p,907


đáng lẽ の場合、いつもの習慣や通常では~なのに…違う!という意味合いになります。

対して、lẽ raは、道理・常識・理屈では~というニュアンス。つまり、人としての道理では~はずだ!という
意味合い。

結論。

đáng lẽ → 何かいつもは~のはずなのにねぇ。軽いニュアンス。
lẽ ra →常識的に考えて~のはずだろう!重々しいニュアンス。


・・・

結論②

自分の無知と向き合わないと成長できません nhé

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