「明確な目的」と言いたくて”mục đích sángと言ったら間違いだった/私のミスを大公開
新しい言語を学ぶ事は、自分の視野をひろげてくれると思います。
ベトナム語おたくのLyMyです。
また間違えました!
今日の授業で学ぶことの目的(mục đích)について話しました。
最近、ベトナム語の学習は習慣となったのでもはや目的が無くて、My先生にこう聞いたんです。
✕Khi học ngôn ngữ, mình phải có mục đích sáng phải không?
(言語を学ぶときは明確な目標って必要かな?)
↑※これは間違い
何が間違いなのか、結論からを言うと、
〇mục đích rõ ràng
が正しい言い方なんです。辞書を引いたとき、英語の「clear」に当たるベトナム語が sáng だったので、使ってしまったのですが。
【sáng】VS【rõ ràng】あなたはしっかり使い分けられますか?
sángはこんな時に使われていますね。
※ちなみにsángは漢越語で【創】と書くようです。
これらの単語から想像するのは何でしょうか?はい、イメージでは見た目が明るい感じ、を表しています。
なので、これは物理的にはっきりしていたり、明るいという描写で使われます。一方で、
rõ ràng の使い方を見てみると、
さらに、詳しく説明を見ると…
ともあります。
つまりは、rõ ràngは 物理的にしっかりと見えるという意味に加えて、しっかりと認識できる、という意味合いになるのです。
だからこれは間違いでした。
「目的」というものは、物質的なものではなく、人間が感覚的に認識するものですね。そのため、My先生曰く、mục đích sáng ではない。mục đích rõ ràng と言いましょう!とのことでした。
すばらしい気づきを得ました。
今回の参考文献と参考ウェブサイトです。
川本邦衛.『詳解ベトナム語辞典』. 大修館書店,2015
読んでいただき、ありがとうございます。一緒にベトナム語を楽しみましょう!^^
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