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リモートワーカーのわたしが実践する節約術とセルフマネージメント-Vol.1「物と時間の関係」

わたしはかれこれ14年ほどリモートワークをしている。近年リモートワークという言葉が日常的になる前からのリモートワーカーだ。週に何度かは出社するようなパートタイム型リモートワークでなく、フルタイムのリモートワークである。そんなわたしが自己の生き方を見つめる中で積み上げてきたことをささやかながら紹介したい。

物を買うとはどういうことか

タイトルが少々仰々しくなってしまい申し訳ない。「物と時間の関係」などと堅苦しい響きがするが、言いたいことはごくごくシンプルである。
わたしたちは仕事をして得たお金を使って物を買う。物を買うことは生きていく上で必要なことだし、時にはある種の幸福感をもたらすかもしれない。
ここで少し立ち止まって、この「物を買う」とはどういうことかについて
あらためて考えてみたい。

先に述べたとおり、わたしたちは仕事をして得たお金を使って物を買う。この行為を「消費」とも言い、市場経済にとっては欠くことのできないステップである。「消費」は市場経済のエンジンとも言われることがある。当然人々の「消費」が停滞すれば世の中の経済に支障きたす。エンジンの調子が悪ければ車の走りに不具合が生じることに似ている。
それゆえ、企業はこぞって人々の消費を促すためにあの手この手を使う。

すこし話はそれるが、コロナ禍での人々の暮らし方に思いを向けてみたい。
現在はコロナ前に戻りつつあるが、ここ数年コロナの影響で人々の暮らし方は変化してきた。その変化の中にわたしが教訓として気が付いた点を1つ取りあげたい。それは、
本当に必要な仕事と必要でない仕事があるということである。

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