バイエル60番は、「平行」「反行」を使うと楽
バイエル60番の左手は、
他の曲のように「ドミソ」や「ドソミソ」など
伴奏パターンが決まっていないので少し難しいです。
だからといって
「右がドで左がミ…」など
音符を辿りながら弾くのも大変。
このように
左右ともメロディーなのは、
メロディーもなかなか覚えられません。
そこでオススメしたいのが
「平行」と「反行」を使うことです。
平行とは、
左右ともに同じ方向へ進む動きのこと。
右手が高音へ進むのであれば、
左手も高音へ進みます。(赤印)
平行も色々ありますが
ここで使われているのは、
1,2,3指だけを使った「1,2,3平行」(※私の造語)。
右手が「1→2→3指」と弾くと、
左手は「3→2→1指」という
指の連携パターンです。
この「1,2,3平行」があるという動きがわかれば、
弾きながら音符を読む必要はありません。
(但し、事前に分析はしておきます。)
この連携により
6度のキレイな響きになるので、
よく出てきます。(赤四角)
そして反行は、
左右で反対方向へ進むこと。
右手が高音へ進むのであれば
左手は低音へ進みます。(青印)
1番簡単な反行は、
左右で同じ指の組み合わせになるので
音符を読むよりも、
指番号を意識すると
左手の音符は読む必要がありません。
(もちろんこれも事前に分析しておきます。)
こうして1段目だけ「平行」「反行」を調べ
左右の動きを把握し、
スムーズに弾けるようにします。
そして2段目は、
Cメジャーの基本ポジション(ドレミファソ)に移動させ、
1段目を全く同じに弾き、
3段目は、
また1段目を全く同じに弾きます。
すると、
音符を読む箇所がかなり減るので
譜読みは速いです。
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