レッスン10 リズムはパターンで覚えよう

 同じ事や物のはずなのに
人によって捉え方が
本当に違うんだなぁ…


と思うことが多々あります。


例えば「練習」という言葉。


1回でも弾けば練習。

とりあえず3回位弾けば練習。

いや、できるまでやるのが練習。

えっ?レッスンに来ることが練習でしょ⁈


と、同じ「練習」という言葉なのに
捉え方が全然違います。


普通は、
ここから誤解が生じてくるのですが、


「そもそも捉え方は人それぞれ違う」
と知っていると、


「そんな風に捉えることもできるのか…」と


面白いです。

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というわけでここで、


よく出てくる
「音符」と「楽譜」についての
言葉の確認をしておきます。


「音符」は、
前回出てきた4分音符など
1つ1つの音の事です。


この音符1つで
音名(音の高さ)と音の長さを表しています。
大変便利なものです。

一方「楽譜」とは、
「楽譜全体」を指します。


例えば


・タイトル
・拍子
・テンポ
・音符
・リズム
・ハーモニー(響き)
・メロディー
・調性
・イメージ


など、
ザッと思いつくだけでも
これだけあります。


「楽譜」の方が
見る範囲は広いですね。


お気づきでしょうか?
「音符」は「楽譜」の中の
ごく一部のものに過ぎません。


よく言われる「譜読み」。

これは「譜」を「読み」ます。
つまり「楽譜を読む」
ということなのです。


でも大半の方は
「音符読み」になりがちです。


こちらの生徒さんには、
「譜読みのルール」を
身につけていただき、


自由自在な演奏が
できるようになっていただきたいと
思います。

そのうちの1つが今回のリズム。

私のレッスンでは
自然にグループ分けしたくなる
「脳の精緻化」の特性を使った
パターン読みをオススメしています。

リズムに関しては
大きくわけて8種類。

今回はそのうちのいくつかを
ご紹介します。


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