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自己紹介と、借金について

※記事を読んでみて少しでもためになったら、少しでもお役に立てたら、ぜひ「スキ」を。
今の自分にとってこれ以上ない心の支えになり、
記事を書く気力に、繋がります。

人となり

いくつか記事を書いてみたけど、ここで自分のことを少し。
改めて、記事をご覧いただき、ありがとうございます。
30代で子供あり、個人法人含めて7000万円の借金が返済できなくなった”凡人”です。

"凡人"と言えど、同世代で同じ状況になる方は少ないだろうし、
そんな状況に陥った方にとっての羅針盤というか、
少しでも役に立てればと思い、記事を書こうと思い立ち、
今に至っています。
いままで何が起きていたのか、今どうしているのか、
少し、書いてみたいと思います。

借金について

そもそも

発端は、「事業を拡大したい」という思い。
もともと副業で始めたせどり。
一番売れた時で年商9000万ほど。
そこまでできたからこそ、
自分の中で「もっと事業を大きくしたい」という欲が出た。
この欲自体は間違ってなかったと思っている。

でもその進み方を間違えた。

いりぐち

拡大にあたって卸会社との取引を目指し、
とあるコミュニティに参加。
卸業者との取引を開始した。
そこで、アホみたいに卸会社の社長に心酔して、
「もっと仕入れれば、もっとコミットしてくれれば、もっと優遇してあげられる」
といわれるがままに真に受けて、
特定の取引に関わる権利金、食事会、セミナーなどなど、、、、
売り上げに繋がるような仕入れに関係のない様々なものに、金を払いまくってしまった。
今思えば何の価値もないものに、
自分で勝手に価値を見出して、
勝手に「これを払わなければ事業が大きくできない」と思い込んでいた。

幻想と、借金地獄のはじまり

色々な支払いをしていく中で、
どんどん自分の手持ちで金が足りなくなって、
まずは金融機関に融資を依頼。調達総額約2000万。

さらに「金が足りなければ作ればいい」と言われ、
消費者金融やキャッシング、クレジットでのリボ、、、
重なりに重なって、そっちも総額約2000万。
(能天気に、今思えば、よくそんなに借金できたなと思う)
そんなせっせと集めたお金も、
口座に入った後には一瞬で消えて行ってしまった。

「この権利を買えば、
 これを仕入れれば、
 この食事会に行って仲良くしてもらえれば、
 それで優遇されれば、
 それで利益が出れば、
 すぐ返せる」
浅はかで甘々なそんな考えをもってしまった自分を、その時は客観的に見れなかったし、
寸分も疑うことなく突き進んでしまった。
それが全てだったと思う。

当然、返済額はどんどん大きくなり、
本来利益部分で返さなきゃいけない返済を、
売上金でどうにか返済する状況が続いてしまっていた。

そんな状況の中でも、
「まだ大丈夫」
「いつか大きく儲けて返せる」
そんな幻想を抱き続けていた。

遂に"こと"が起きた

幻想を抱いて、
これからの行く末を思い描いていた、
そんな矢先。
社長と、いきなり連絡が取れなくなった。
LINEも、電話も。
取引していた卸業者のほかのメンバーも。

なんか大変なことでも起きたんだろう。
そう考えて返事を待ち。
それから数日。手元に届いた。
書類のタイトルは、

「破産手続開始通知書」

つらつら淡白に書かれた中身には、
取引していた会社の名前と、社長の名前。
頭が真っ白になった。
何が起きているのかわからなかった。
理解したくなかった、
というほうが正しいかもしれない。

絶望した。
山積みになった、
スプシに文字だけ並んだ未納の商品。
同じく山積みになった、
何の価値もない権利金などへの支払金額。
そして同じく山積みになった、
金融機関の名前と借金金額の羅列。

ここまで来てやっと悟った。
「返せない」

現状

まずは、交渉。
現状借り入れがある金融機関に対して、
起こったことや今までの経緯を全てはなし、
「返せない」と正直に、まっすぐに伝えている

日々日々、怖いこともある。
返済を止めることで、
電話や書面で督促はくるし、
想像したくないことも想像してしまう

ただ、そんな不安や怖さがあったところで、
一番大事なのは目の前の生活。
生活ができる分を手元に残すために、
交渉を繰り返す。
これをこつこつとやっていっている。

経過や、状況変化は、また次の記事に書こうと思う。

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