見出し画像

最低でも◎がもらえる?やる気を持たせる先生の技!

評価という言葉

評価と聞くとどんな記号を思い出しますか?
〇、△、×が連想されるのではないかと思います。

私自身、仕事で面接などで人を評価しないといけない場面に立ち会うことが多いです。個人の良さは記号では表せないと重々承知しています。

しかし、結果を出すためにどうしても上記3つを使用しなくてはいけない場面があります。

悲しいですが、切っても切り離せないのが現実だったりします。

常識を覆した評価方法

そんな中、幸運にも私は小学生1年生の時に〇、△、×の評価をしない先生に出会っていました!それが高橋先生です。

タイトルの通り、先生の評価は◎が一般的な×の意味(頑張りましょう)の評価だったんです。(学期ごとの通信簿は学校の方針もあり、先生スタイルはさすがに適応されなかったのですが。)

つまり、先生スタイルの評価方法は
×→◎
△→◎に花びらがついているもの (🌸こんな感じです。)
〇→お花に茎と葉っぱがついているもの (🌼こんな感じです。)
◎→上記のお花に植木鉢がついているもの (↑に植木鉢が加わると想像してみてください。)

先生のユーモア溢れる評価方法が、子供の私にはほんとに嬉しかったのを覚えています。大の苦手だった算数でも◎をもらえるので、次は🌸になるようにもう少し頑張ろう!と思えていました。

独自の評価の意味とは?

先生に直接聞いたことはなかったので、正確な答えは分かりません。
しかし、小学校での2年間を先生と過ごした私が思う回答は

どんなに努力が必要な子であっても、その子なりに取り組んだという成果があるのだからそれを評価してあげたい!という先生の気配りと優しさの表れではないかと感じる次第です。

学びが生きる瞬間

上記で述べたように、私も学生を評価しないといけないという立場になることがあります。高橋先生から学んだ その子なりの頑張りをまずは褒めることそして寄り添うこと、それを大切にしています。

そうすると、不思議な事に学生のみんなに変化が多くみられるようになってきました。

誰かの依頼を待つだけだった子が主体性を発揮してくれるようになり、
苦手な事には取り組まない姿勢だった子が頑張ってやってみます!と言ってくれるようになりました。

両者にとってプラスになる評価方法。
仕事だけでなく、私生活でも意識していきたいことです。
幼いながらに大きな学びを経験させてくださった先生に心から感謝です。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?