14年前のブログ。
今朝、思いもよらず過去の自分と遭遇した。
今から約14年前に書いていたブログ。
現在は
長女26歳、次女18歳(大学1年生)、三女11歳(小学校6年生)なんだけど、
ブログは
長女11歳(小学校5年生)、次女4歳(年少)から始まっていて
三女に至っては、この世に誕生すらしていない。
この頃の家って…
主人はほとんど家にいなくて、私はフルタイムで図面を書く仕事をして残業もして
家事育児をひとりでやって、おまけに父母会の会長までやって。
本当に忙しい日々だった。
ただただ生きるのに必死だった。
今となって思えば、この時の私がいたから今の自分があるわけで。
家族にとっても同じことだと思う。
あの頃必死に頑張ってきたから今の幸せな我が家があって、
でも、あの頃も楽しかったな。
当時の私、本当に頑張っていたな。
頭の下がる思いでいっぱいです。
子どもたちを、家族を、そして私自身を支えてくれてありがとう。
これは、自分自身のために書いています。
私がいつでも当時の自分と対話できるように
書き残しておきたいと思います。
January 10, 2008
至福の時間
冬である。
昨年あたりから雪は少ないものの
北陸の冬は寒い。
こんな日は風呂に限る。
私は43度の風呂が好きだ。
熱湯と水を自分のさじ加減で調節するタイプの
旧式の温度調節にはちょっと自信がある。
多めにはった湯を溢れさせながら贅沢に体を沈める。
歯ブラシをくわえたまま、ぼぉー。
「今日も一日頑張ったなぁ」
・・・静かである。
静かである。
静か・・・だ・
・・だだ・・だだだだだ、
「ママ!!」
出た。我が家の怪獣、次女(4才♀)
私にひと時の自由も与えてくれない。
「早く服脱いで入っておいで」
彼女が湯船に入るとさっそくお店屋さんごっこが始まる。
浴槽のカウンター越しにお客役の私は注文をしなければいけない。
なかなかうるさい店なのでメニューを聞いてから注文するのだが
それでも「オレンジジュースは今日はもうなくなりました」
と、却下されてしまう。
今日のところは焼きそばと苺パフェに落ち着いた。
そうこうしている間に突然、換気扇が止まった。
次は照明が一瞬消えた。
おそるおそるドアに目をやると・・・ガラスに顔が張り付いている。
!!!!泣き出す次女、浴室はパニック!!
パパが帰ってきたのでした。
January 11, 2008
喧嘩の花道
次女には5年生の姉がいる。
発育の良い彼女は、とうに難しい年頃を迎えている。
おませで生意気な4才と、思春期の11才・・・
当然毎日どろどろのバトルが繰り広げられる。
女同士の喧嘩は手が出ないかわりに陰湿だ。
間に立たされる母は大変である。
「お姉ちゃんなんて大嫌い」
そっと私に耳打ちする次女。
「ママは甘過ぎる!」
妹のわがままを母に怒る長女。
女2人の姉妹だとよく人から
「お姉ちゃんが遊んでくれるからいいわねぇ」
なんて言われるけど、とんでもない。
小さいのと難しいのと、違う意味で大変な2人を抱える
母である。
でも、私だって姉と妹がいるから両方の気持ちがわかるんだよね。
そんな次女を保育所へ迎えに行く時、久しぶりに
長女を連れて行った。
席に座って子供たちと雑談する次女。
長女は恥ずかしがってなかなか教室に入ってこない。
「今日はお姉ちゃん連れてきたよ」
大きいお姉ちゃんが珍しい子供たち。
「え~優しいお姉ちゃん?」
の問いに答える次女。
「優しいお姉ちゃんなんていないよ~
怖いお姉ちゃんだよ~」
その声に怒りながら入ってくる長女。
子供たちが口々に「あ~怖いお姉ちゃんだ~」
と言いつつもみんなにこにこ。
穴があったら入りたい長女でした。
ケンカできる相手がいるのも素敵なことだけど、
姉妹仲良くしようね。
January 14, 2008
昨夜の奇行
三連休。何をして過ごそうかと考えていたのだが、
次女が前々から行きたがっていた「水族館」に決定。
金曜の夜、甘えん坊の次女がママの膝の上で寝入ってしまった。
布団に寝かせようと持ち上げた時
「あれ、少し熱いなぁ」
異変に気づいたのである。
でも人間、寝入る瞬間は温かいものである。
しかも、もう二年以上発熱していない次女だ。
明日から連休ということもあり、さほど深刻には考えていなかった
のだが・・・
就寝後、次女の体は熱くなり、隣に寝ているママにもそれが伝わってくる。
鼻がつまっているらしく、なんだか寝苦しそうだ。
と突然次女が暴れだしてむくっと起き上がった。
隣に寝ているママの顔を上から覗き込み、右手の人差し指をこっちに向けた。
「えっ!?」
なにやらわけのわからない言葉を叫びながら、人差し指がママの右目を狙い
降りてくる。
「!!!!!」
細くちっちゃい指先で右目の端を押される私。(これがまた痛い)
そして今度は眉間も押された。押すというよりは、刺すといった表現の方が
正しいかもしれない。
さんざんママの顔を指した後、次女は再び眠りについた。
嵐は去ったのである。
翌日、朝一番で医者に駆け込んだ。寝ている間尋常な熱さじゃなかったので
インフルエンザではないかと思っていたのだが、熱を測ると36.3℃。
次女は元気に遊びまわっている。
あれ?昨日のあれはなんだったの?
もちろんインフルエンザでなどではなく、吸入と薬の処方を受けて家に帰った。
念のため、水族館は次回にした。
昨晩の奇行は、いつも寝る前に読み聞かせている「おばけのはなし」の絵本が
原因でないかと旦那は言う。
やれやれである
January 17, 2008
長女の憂鬱
それは火曜の朝だった。
長女の顔がいつもより数倍けわしかった。
聞くと学校に行きたくないと言う。
その理由が単に連休明けということだけでは
ないのは彼女の様子から一目瞭然だった。
それでも何とか送り出し、母も仕事に出る。
今日は病み上がりの次女の体調も
気になったが、何よりも長女のことが
気がかりだった。
仕事中もそのことばかり考えていた。
人付き合いがあまり上手くない子だから
友達となにかあったのか?
それとも最近コンプレックスになっている体型
のことが原因なのか?
そこまで考えて、はたと気づいた。
寂しいんだ!!
私がフルタイムで働いていて、帰っても町内の仕事で
振り回されて、おまけに次女がまだ小さくて
手が掛かるから、長女はママにもっと甘えたくて
サインを出していたんだ!
長女、ゴメンね。
すっかりブルーになって旦那に文句のメールを送った。
夕方、仕事が終わってから担任の先生に電話した。
思いのほか長女は学校で普段通りだったそうだ。
今朝のことを話すと先生は
「提出物、この間から出しておられませんね。
冬休みの宿題・・っていうか2学期末に出さなくちゃ
いけなかったんですけど、漢字ドリル」
そう言われれば思い当たる。
今朝長女の部屋の戸を開けたら、なにか作業していた
物をばっと隠していた。
「行きたくない」って泣きそうになっていたのは、そのあとだ。
彼女のぐうたらな性格からしても間違いない。
提出物をちゃんとしないのは駄目だけど、友達との
トラブルじゃなくて良かった。
家に帰ると上機嫌でおやつをほおばる長女がいた。
今日一日の私の悩みって・・・
そして旦那からは「ママの言葉が心に刺さる」と
傷ついて落ち込んだメールが来ていた。
January 20, 2008
新年の抱負
昨年の暮れに突然旦那が言い出した。
「年明けから社員全員で禁煙することに決めたから」
・・・へぇ~(-_-;)・・である。
というのも、旦那の禁煙宣言を聞いたのは
今が初めてではない。
妊娠したとき、出産したときなど
3回は聞いた気がする。
でもうまくいったためしなどない。
なかば呆れながらも冷ややかな目で経過を見守る
ことにした。
年末には「これが最後」と吸いまくっていた旦那
年明けを境にぴたりとやめた。
3日までは休みで家に居たのだが、その間は
1本も吸っていない。
でもイライラするらしく、怒りっぽいので
子供たちには不評だった。
4日仕事始め。
夜帰ってきた旦那は平然と「吸ったよ」と言った。
なんでも急にはやめられないので
本数を減らす作戦だという。
でも会社や家や車の中では吸わないそうだ。
吸う時は「散歩に行ってくる」と外へ出て行った。
10日たち、外まで行っていたのが、キッチンの
ベランダになった。
そして1月も半ばを過ぎ、今はキッチンの中で
窓を開けて吸っている。
顔だけは外に出しているからいいんだそうだ。
そうなってくるともう挫折したも同然である。
去年までの生活と、一体何がちがうのだろう。
それでも本人は禁煙している気になっているから
たちが悪い。
まぁ、今年もあと11カ月あるから頑張りたまえ。
ところで会社全員で始めたこの禁煙の企画、
なぜか社員でもなんでもない私のダイエットまで
企画の中に含まれているそうだ。
今とりたてて何もしていないのだが、こんな私
旦那よりたちが悪いのだろうか。
January 23, 2008
次女の秘密
小さな子供の使う言葉ってちょっと
可愛くありません?
うちの11才と4才の娘も変な言葉を
使っていたのだ。
4才の次女なんて今まさに真っ盛り。
例えば
テレビ→てべり
おままごと→おまがごと
おにぎり→おにりり
ゴリラ→ごりだ
など
あと、省略系のもあって
ピアノ→ぴあ
アーモンド→あーもん
バカ殿→ばかと
などが挙げられる。
「ママ、ばかと見たい」
なんて言われると妙に可愛いものである
それから極めつけが
おっぱい→パイオ
である。
これは母乳大好き次女が赤ちゃんの頃から
ママのおっぱいを指して言っていた言葉である。
彼女はとにかくおっぱいが大好きで3才を過ぎても
飲むのを止めなかった。
とってもおませな子なので保育所の先生が事実を
知った時は、目が点になっていた。
そしてある日、虫歯ができたことを理由に
保育所から“おっぱい禁止令”が出て
泣く泣く断乳したのだった。
もう一年以上経つが今でもパイオが大好きで
よくパパやお姉ちゃんに隠れて触ってくる。
ママとしては、いけないことをしているようで
複雑である。
February 02, 2008
可愛い動物
うちの子供たち、とくに次女は
大の動物好きである。
休日にはペットショップにつれて行けと
よくせがまれる。
店に入ると「あ~超可愛い」を連呼。
そんなとき、ママは思う。
「そんなこと言ってるあなたの方が
超可愛いよ」
ところで先日テレビのバラエティーで
小さいペットの特集をやっていた。
“ティーカッププードル”なるものが出ていて
つまりは、ティーカップに納まるほどの小さい
プードルなのだが、プードルなんてもともと
可愛いものなのに、ここまで小さいと
本当に可愛い。
子供たちも例のごとく大絶賛だ。
と、長女が突然“ティーカッププードル”を
“ティーカップヌードル”と間違えて言ってしまった。
これにはママが大爆笑。
何のラーメンやねん
そしてCM明け、ペットのプレゼンをしていた
某タレントが今度はよりによって
“Tバックヌードル”と言ってしまった。
スタジオでは一同失笑。
かなりつっこまれていたが、二段階で笑わせて
いただいた我が家のほうが、他の視聴者よりも
得をした気がする。
今はアパートだから動物は飼えないけど
パパの昔からの夢は、子供と同じ日に産まれた
犬を飼うこと。
3人目が産まれるときには叶うといいね。
February 15, 2008
愛のバレンタイン
昨日はバレンタインデー
ママが今年配ったチョコの数は45人分
内訳は、旦那、親兄弟4、職場34、旦那の
職場6 といった感じ。
私は普段から人にお菓子や雑貨などの
ささやかなプレゼントをするのが大好きだ。
お店を何件も下見して、中に入れるお菓子と
ラッピングを決めるのがなんとも楽しい。
会社が変わっても毎年同じ部署の人全員に
平等にプレゼントしている。
昨年の私のその姿勢に感動した同僚が
「今年は私も一緒にやりたい」と言い出し
皆に声を掛けてくれた。
おかげで今年はいつもより少しだけグレードの
高いプレゼントになった。
可愛い袋にクッキーとスタバのコイン型チョコ
を入れ、メッセージカードは全て手作りにした。
頑張った甲斐があって、みんなとても喜んで
くれた。嬉しい瞬間である
パパには雑貨屋で買った鉢植えと、バレンタイン用に
飾り付けられたチョコ味のロールケーキをプレゼント
して一緒に食べた
長女はパパに超リアルなカエルの形のチョコを
贈った。軽い嫌がらせともとれる。
そして次女は昨年に引き続き、彼氏の
カズマ君にチョコを送った。
みんながそれぞれのストーリーをつくった
いい日になったなぁと思った。
でもいちばん嬉しかったのは、帰りに家に電話した時
「ママ、聞いて!友チョコ貰ったよ」
長女が嬉しそうに言ってたこと。
良かったね。
ところで帰宅したパパが持ち帰ったチョコは、いかにも
義理なペコちゃんのチョコひとつだった。
February 23, 2008
言葉のお勉強
次女の最近のマイブームは
学校ごっこである。
毎日のように夕飯を作っているママのもとに
手さげ袋に入れた大荷物を持って登校してくる。
そのたびに先生役のママは本日の課題を出さなくては
ならない。
今日は言葉のお勉強
「“ま”のつく言葉は何だ?」
の質問に、真っ先に出てきたのが「ママ!」
嬉しい。狙い通りである。
“ま”のつく言葉は以外に多くて、その後も
まる、まゆげ、まくら、マック・・・たくさんの
言葉が次女の口から飛び出した。
4才にしては上出来である。
と、ここで次女「今度は“ぱ”のつく言葉」
と言い出した。
ははぁ~ん、“パパ”って言いたいんだな、
可愛いトコあるじゃん、と思って
「はい、じゃあ今度は“ぱ”のつく言葉ね」と言うと
次女は満面の笑みで「パイオ!」と言い切った。
・・・・・あぁ、そうだったねあなたは何を
差し置いても“おっぱい”がいちばん大好きなんだったね。
おっぱいに負けたパパの立場は複雑である。
そのあとに続いたのが「パイナップル!」
パパ、もはや笑うしかない。
もう少し早く帰って子供たちと遊んだほうがよさそうだね。
ところでママのマイブームは、夜にパパと二人で
飲み会をひらくこと。
今晩も子供たちの話を餌に盛り上がるのである。
February 24, 2008
お花の教室
花屋をやっている友達からのお誘いで
初めてフラワーアレンジメントを体験した。
以前から“食育”にすごく興味があり
本屋でよく関連本を立ち読みしているのだが
今回“花育”という言葉を初めて聞き、納得。
次女を連れて出掛けた。
インテリアが好きなので花も前から気になっては
いたものの、今までは来客時に飾るくらいで
あまり触れることがなかった。
ちなみに、月並みだが1本でもインテリアに映える
ガーベラが昔から大好き。でも最近はナチュラルな
インテリアが好きなので、マーガレットやデイジーが
お気に入りである。
教室に着くとそこは住宅会社のアトリエみたいな所で
インテリア好きの私には、たまらない空間だった。
ほかの参加親子も10組程度来ていてほとんどが
保育所の仲良しばかりだったので、次女も
ママも大喜び
今日はお雛様のアレンジを造りましょうということで
さっそく教室が始まった。
今回は主役の次女、お花を片手にノリノリで
作業をしている、はずだったが・・・程なく
「ママー、あっちに行って来ていい?」
答える間もなくどこかに行ってしまった。
あとはもう保育所状態である。
子供が集まると、騒がしい、騒がしい。
ママたちが主役の教室になってしまった。
作品の最終段階、お内裏様とお雛様の人形をつける
ところで次女参上。
最後のおいしいところだけさらって、また風のように
去っていった。
終わったあとは展示場を見学したり、ママ友と雑談したり。
「のどがかわいた」と騒ぐ子供たちにジュースを出して
いただいた。器もコーディネートもお洒落ですごく
参考になる
ひとしきりしゃべったあとで帰りましょうという
ことになり、みんな車に乗り込んだのだが、にわかに
ママたちが騒ぎ出した。
ひとりのママが車まで来て教えてくれた。
「ジュース代、400円だって」
・・・有料だったのね。
いろいろあったものの、たくさんの刺激と心の栄養を
もらった、とてもよい企画だったと思う
誘ってくれたママ友には本当に感謝である。
March 08, 2008
お子様ランチ
次女のマイブームは“学校ごっこ”である。
最近はそれが進化して“遠足ごっこ”をやっている。
保育所の帰り道に次女から打ち明けられたこと
「ママ今日の夜ごはん、お弁当にして」
さっそく買い物に行き食材を揃え、帰ってからキッチンで仕事にとりかかる。
コンセプトは「お子様ランチ」
長女と次女は、それぞれ自分の
お弁当を好きなように詰めた。
普段あまりやったことのない作業に二人とも大興奮。
お互いの弁当にコメントをつけたり、自分で色々
工夫しながらとても楽しく作業ができた。
ママは、パパのご飯をお子様ランチ風に盛り付けてみた。
みんな大満足
あとは、遠足ごっこをして食べるだけ。
・・・・・あ、ママのご飯忘れていた。
March 15, 2008
大好きなお店
最近家で何かと話題になるのがオートバックスのCM。
Tシャツを頭からかぶったメタボなおっさんが
「ばっくすぅ~ばっくすぅ~」
と歌いながら踊る(?)
「こんなん誰が考えるんやろうね」
の感想から始まり、最近では次女が
よく歌っている。
先日、早起きして朝の情報番組を見ていた次女
いきなり大きな声で興奮気味に
「ママ、私の行きたい所がテレビに出とる」
と叫ぶ
ママ 「東京ディズニーランド?」
パイオ「ちがう~“バックス”って付くところ」
ママ 「オートバックス?」
パイオ「ちがう~」
ママ 「あ~“スターバックス”ね」
4才のくせにスターバックスの店内でココアを飲むのが
大好きな次女。
かなりおませさんである。
その後、保育所に向かう車の中。
ちょうどスタバの前を通るとき
「ママ~“オートバックス”行きたい」
と次女。
“スターバックス”の間違いでしょうが。
March 29, 2008
春の風物詩
春。
出会いと別れの季節である。
パパの職場には新入社員が3人入るそうだ。
長女は6年生になる。
今年はクラス替えはないものの、離任式があるからと
もう春休みに入っている小学校に登校して行った。
長女を途中まで車で送り、次は保育所に向かった。
年中組になる次女、今日はクラス発表の日なのだ。
活発で誰とでも仲良くできる次女のことだから
誰と一緒になってもうまくやっていけるだろうと思い
さほど心配はしていない。
だが、一年前の記憶がよみがえる。
年少組になる時のクラス発表の日、以前から青組になりたいと
言っていた次女。青組だけ教室のつくりが他とは違い
子供達にウケがいい。
夕方迎えに行くと、泣いていた次女。
先生の話によると、青組になれなかった悔しさから
一日中保育所で大泣きしていたらしい。
かわいそうだがしょうがない。
でも一年後の今では、青組よりも黄組でよかったと言っている。
さて、今年は・・・?
迎えに行くと次女が満面の笑みで迎えてくれた
今年はなりたかった教室になれたそうだ。
おまけに彼氏のカズマくんとも一年ぶりに一緒になれたらしい
良かったね、本当に良かったね。
余談だが、ママがお昼ご飯を食べに家に行った時
長女がもう帰って来ていた。
玄関を入ると足元に「ママ、ごめんなさい」と
大量に書かれた紙が置いてある。
驚いて長女を呼び、何があったのかと聞いてみると
「ママ、わたしすごく大変なことをしてしまった」
と言う。そして、
「学校、明日だった」
・・・ママは大爆笑である。なんでも、学校まで歩いて行き
先生に会うまで気づかなかったらしい。
まったく、期待を裏切らない長女である。
March 30, 2008
駐車場の話
先日、朝から行われていた大会を終え夕方パパが帰宅すると
アパートのうちの駐車場に知らない車がいて停めることが
できない。
仕方なく他の場所に車を停め、迷惑車にメモをはさんでおいた。
そのままパパは仕事関係の飲み会に参加したのだが、夜遅く
帰宅すると今度は違う車が停まっている。
怒ったパパはすぐさまパソコンで「警告文」を作り、迷惑車と
アパートの掲示板に貼っておいた。
じつはそれ以外にも以前から問題になっている迷惑車がいるのだ。
アパートの住人で車の所有が多い家族だと思われるのだが
玄関前のせまい通路で駐車禁止の場所にいつも2~3台停めてある。
そのせいで郵便配達の人がいつも通ることができず、わざわざ
遠回りして玄関の入口にあるポストまで向かう。
町内のお祭りの時だって、おみこしが各玄関前を通ることに
なっていたのに、そこだけ行くことができなかった。
前から注意を受けているはずなのに一向に改善される様子はない。
うちに泊めていた迷惑車の方は結局朝までそのままで、私が
出勤する少し前にいなくなった。
雨の中、警告文がくしゃくしゃにされ濡れながら落ちていた。
迷惑駐車をする人は、ゴミを落としていくのも平気らしい。
パパがこんなに怒るのには実は理由がある。
若い頃の事故で足に障害を持ったパパは、普段の生活で
車椅子こそ使わないものの、普通の状態で歩くことはできない。
冒頭で出てきた「大会」というのも「車椅子バスケ」の大会
のことなのだ。
チームの殆どの人達は普段から車椅子の生活をしている。
そこで感じるのは、街中のいろんな所に段差があったりして
行動範囲がかなり制限されてしまう。
スーパーの障害者用駐車場にはいつもたくさんの車が停めてあるが
あのうち何台が本当に必要で停めている車なのだろうか。
駐車場の横にとってある広いスペースの意味をどれだけの人が
理解しているのだろうか。
パパが怒ったのも、もし駐車場の所有者が車椅子の人だったら
という観点からである。
仕方なく他の場所に停めようと思っても、車椅子だと車の横に
ある程度スペースがないと乗り降りすることができない。
アパートの住人の迷惑駐車にしても、もしアパートの中から
病人が出て救急車が来たときに、車が邪魔で入口にも近づけ
なかった場合どうなるのだろう。雨が降っていたらどうなるの
だろう。
普段の生活の中で、そこまで想定して行動することは
なかなかできないかもしれない。
でも定められているルールにはそれぞれ大事な意味を含んで
いて、それを守って他人に迷惑をかけないことは社会人として
最低限のルールではないだろうか。
みんなに住みよい環境をつくっていくことが重要課題である。
そしてパパが新しく団体を立ち上げたそうだ。
障害を持つ子供たちがスポーツを通して幸せになるような
そんな素敵なプロジェクトを考えているらしい。
みんなが笑って生き生きと生活できるような
そんな明るい社会をめざして。
April 05, 2008
感謝の気持ち
新年度を迎えてはや5日
次女は新しい教室に行くのがとっても
楽しいようだ。
3月の終わり、一年間お世話になった先生方へ
次女とママでプレゼントを作った。
手作りが大好きなママは、くるみボタンの髪ゴムと
布製のコースタ。
文字を覚えたばかりの次女は、先生に宛てて
手作りのカードを書いた。
それをラッピングしてリボンを付け、最終日に
次女が先生方へ感謝の言葉と一緒に渡した。
後日、たくさんの先生方からお礼の手紙をいただき
たくさんの思い出とお心遣いに、とても気持ちが
あたたかくなった
一年前の年度末にはたしか、ビーズと石で作った
ストラップを先生方にプレゼントした。
そういえば、長女のときはビーズのブレスレット
だった。
何年経ってもやっていることは同じである。
進歩がない
でも私は自分でデザインして手作りした物や、吟味して
選んだ雑貨を人にプレゼントするのが大好きだ。
今年の先生には一年後、なにをプレゼントしようかなぁ
April 06, 2008
決意表明
この三月まで町内の班長と会計を兼任していた。
町内会費に回覧板に配り物、そして会合。
特に町内会費は毎月42件分を集めなければいけないのだが
中には変わった住人もたまにいて、本当に苦労した。
その前は保育所の父母会の副会長をやった。
その前は小学校のPTAと町内の副班長。
もう何年もこの状態が続いている。
そしてこの四月からは再び保育所の父母会をやることになった。
人より忙しい生活をしているので何も私がここまで頑張らなくても
という気持ちもあるのだが「絶対誰かがやらなくてはいけないこと。
だったら私がやればいいじゃん。」という気持ちの方が大きい。
それに毎年いろんな経験を積み重ねながら自分が人間として
少しずつ成長していくのがすごく気持ちいい。
今年の父母会の役職はまだ決まっていないが、どのように
行事を運営していこうかなんて考えるとo(^-^)o ワクワクッ
きっと好きなんでしょうね。
ところで昨日は家族で富山グラウジーズの試合を観戦してきた。
パパがバスケ人間なもんで子供たちも感化されている。
じつは私にも密かな楽しみがあって、それは黒田祐さんに会えること。
祐さんはもう引退したので選手ではないのだが、本当にかっこいい。
パパが知り合いでよく会っているらしいのだが、私はなかなか
拝むことができないのである。
昨日の試合中もパパはしばらく席を外していたのだが、どうやら
祐さんと話し込んでいたらしい。
「私を祐さんに会わせるのが嫌なんでしょ。かっこいいっていうから。」
と、パパに言うと
「いや、これがうちの嫁だなんて、とても見せることなんてできない。」
と困惑した表情のパパ。
反論できないワタシ・・・
帰宅してからネットでグラウジーズの記事を読んでいたのだが
祐さんはバスケを広めるために、保育園など訪問したりもするらしい。
もしも私が父母会の会長になったあかつきには、祐さんと石橋さんに
来て貰えないかしらとほくそえむ私である。
April 20, 2008
会長の悩み
この3月まで町内の班長と会計を兼任していた。
任務を終える時には、たくさんの人から労いの言葉を
いただき感激もひとしおだった。
そして4月。
先日、保育所の第一回目の父母会が開催された。
そこでなんと、会長に任命されたのだ。
とはいうものの、じつは前々から選ばれそうな兆候が
あったので、覚悟はできていた。
園長先生からのご指名に対し、気持ちよく受けさせて
いただくことができた。
今は「頑張ろう」という気持ちでいっぱいだ。
だがここで、ひとつ問題がある。
B型の私は、人の顔と名前を覚えることができない。
大勢の会員の名前と顔が全員一致するようになるのは
いったいいつなんだろう
名前に限らず、普段から覚えられないことが多い。
・サンチュとサンチェ。どっちが焼肉屋で出される野菜で
どっちが稲中に出てくるキャラなのか?
・ガッキーの苗字は「にいがき」なのか「あらがき」なのか?
・アルビスとオルビス。どっちがスーパーの名前で、どっちが
駅前のビルにあるホールの名前なのか?
・原西と原口。どっちが「FUJIWARA」で、どっちが「あきまさ」
なのか?
日々、そんな感じである
今「B型自分の説明書」という本が売れている。
B型の特徴がチェック形式で書いてあるのだが、どれを見ても
私にぴったりあてはまる。
B型同士の両親から生まれた私は、B型のど真ん中らしい。
でも私は、そんな自分が大好きだ。
父母会の方は多少心配はあるものの、良いメンバーに恵まれ
一年間楽しく過ごせそうだ。
仲良しのお母さん方が一緒なのも嬉しい。
来年の今頃は、また感激で任務を終えていることだろう。
May 02, 2008
キモイ話1
私の右耳にはピアスの穴がひとつ開いている。
あれはたしか15年くらい前だろうか
耳たぶの後ろに消しゴムをあてて、焼いた針で
妹に刺してもらった。
開けてからずいぶん経つので穴はすっかり定着し
ここ何年かはピアスを付けていなかったのだが
昨年の夏頃、久しぶりに付けてみたところ
すんなり入ったので、しばらくはピアスのお洒落を
楽しんでいた。
それが今年にはいってからなぜか穴の調子が悪い。
毎回ピアスを入れると違和感がある。
かすかに痛みも感じるし、ある時は血が滲んだ。
さすがに怖くなり、それからはまたピアスを
付けないことにした。
それから数ヶ月経ち先日のこと。
化粧をするため鏡を見ていたのだが、不意に
耳たぶをめくって裏側を見てみた。
そして私は驚愕した。
前から見ると穴はひとつなのだが、裏側には
いくつも針を刺したような傷が残っている。
そう、私はピアスをいれるたび知らず知らずのうちに
毎回新しい場所へ貫通させていたのだ。
痛みがあるのも血が滲んだのもこれで納得がいく。
もう怖くて入れることができない。
May 10, 2008
キモイ話2
パパの話である。
昔から蓄膿症を患っているパパ
若い頃に一度手術をしたそうで、この先も10年おき
くらいのペースで手術をして鼻に溜まった膿を出さなくては
いけないそうだ。
あれはたしか、次女がまだ産まれて間もない頃
お惣菜屋さんで軟骨のから揚げを見つけて、それがあまりにも
美味しそうだったので買って帰ったのだ。
夜、ビールを飲みながらそれをほおばるパパ、いきなり
「#%☆¥&$?@」
声にならない叫び声をあげた。
そして口からは何か得体の知れない物体が・・・
軟骨の程よい硬さで上の奥歯が折れ、その歯が生えている所と
鼻の膿が溜まっている場所が貫通して、折れた歯の間から
膿が流れ出してきたのだった。
休日だったので救急病院に行き歯医者を紹介してもらったパパ
お年を召した先生は塚地似の優しい顔で「こんなことは初めてだ」
と言いながら抜歯してくださった。
後日、一週間の入院生活をすることになったパパ
鼻と口、二人の先生に手術をしていただき事件は幕を閉じた。
あれ以来、軟骨のから揚げが我が家の食卓にのぼることはない。
May 24, 2008
かわいいもの
先日、次女の保育所で遠足があった。
日頃から遠足ごっこが大好きでママにお弁当ばかり
せがむ次女、すごく楽しみ
おかずのリクエストを聞くと「鮭のおにぎり、肉、
タコのウインナー、漬物、とまと、デザート」とのこと。
メニューは・鮭のおにぎり・から揚げ・ハンバーグ
・ウインナー・玉子焼き・きゅうりの浅漬け・トマト・苺
に決定(^^)v
前日の帰りに二人でスパーに行き、プチトマトを買うために
トマト売り場に行くと・・・見つけてしまった。
かわいい~
イクラを一回り大きくしたような、小さな小さなトマト。
細長いつるに、ちいさなヘタの付いたトマトの粒が
一直線に並んで付いている。
もちろん即お買い上げ。
小さいのに味はしっかりトマトで二度びっくり。
なんだかみょうに癒されてしまった、かわいい体験だった。
お弁当は、もちろん完食だったよ。
June 28, 2008
擬音のマジシャン
昨晩唐突に「パンが食べたい」と言い出した次女。
ちょうど食パンが買ってあったのでそれを告げると
「クッサクサのクッサーいパンが食べたい」
「・・・ん?」
「じゃなかった、サックサクのパンが食べたい」
結局、トーストしたパンを何も塗らずにサクサクの食感を
楽しみながら食べた次女。
トースト1枚をペロリとたいらげた。
まだまだ擬音の使い方に慣れていない次女。
宮川大輔先生にご指導いただきたいものだ。
August 23, 2008
思い出の本
子供の頃に図書館で借りて読んだ本。
それからの私の人生に何かしら影響を与えている
大好きな本。
そんな本と先日、20年ぶりの再会を果たした。
小さな頃から人形遊びやおままごとが大好きだった私
将来はインテリアコーディネーターになることを夢見ていた
そんな6年生の夏。
町の図書館で見つけた「人形の家」。ドールハウスの中に住む
人形たちの物語だった。表紙を開くと見開きいっぱいに
ドールハウスのイラストが描かれている。
ドキドキしながら夢中で読んだ。
その年の夏休みの工作は初めてドールハウスを作ったのだった。
20年経った今も好きなものは変わっていない。
あれから私はインテリアの学校を卒業して、今は設計の仕事
をしながら2人の女の子の母になっている。
先日、ふと遠い昔に読んだ本のことを思い出した。
あのころから何もかわらない気持ちに懐かしさを覚えた。
我が家は家族全員が本好きで近所の書店の常連なのだが
絵本のコーナーでその本を探すようになった。
でも20年もまえのこと、諦めかけていたときに立ち読みした
とある雑誌のページで発見した。
部屋の中に絵本が何冊も置いてあり、その中に懐かしい表紙を
見つけたのだ。たった1枚の写真だったが私のなかでなにか
温かいものが膨らんだ。
そしてそれから数日後、絵本のコーナーに何気なく立ち寄ったとき
とうとう見つけたのだ。あの本を。
昔のハードカバーのものとは違い文庫本で気軽に読めるようになっていた。
ただ、表紙の裏に描かれていたドールハウスのイラストは残念ながら
なくなっている。でも迷わずすぐに購入した。
子供の頃に大好きだった本を思い出したとたん、本の方から私に
近づいてきてくれた。そして大切なものを思い出させてくれた。
本当にありがとう。
・・・以上です。
とても微笑ましく懐かしく読むことができました。
好きなものとか今も全然変わっていないし。
そして、自分で言うのもなんだけど
やっぱり私って、一生懸命で良いお母さんなんだな。
あの頃は誰かにブログを読まれることがなかったので
忖度せずに自由に書くことができた。
おまけに何となく、オチっぽいことまで考えていた。
この記事の元になっているブログはリメイクして
今後の自分のために生かそうと計画しています。
だから、中身を消してしまう前に、
ここに残しておきたかったのです。
私の生きた証を。・・・なんて大袈裟だけれど。
だから、誰かに読まれることはあまり想定していなくて、
それでも、もし読んでくれた方がいてくれるなら
本当にありがとうございました!
未来はいつも面白い!