原稿4000字③

・とにかくテーマが見つからないのでテーマを探す。掘る。という風に比喩的に掘っていく。
・人はそう簡単に自由にはならない。
・エキサイトしても退屈になるだけ。
・芸術を作るセンスというのは模倣から始まる。
絵を描いているうちにその人のセンスを経験値として自分の中で「選択肢」として蓄積させるのだ。
・どのようなコード進行か?
・芸術を創作することは仮固定であり、生成変化のプロセスにすぎない
・制作は洗濯ほどに考えてやるのがいい。
・死ぬ気で遊ぶ
・現代思想の系譜。近代哲学とは誰から始まりどのような経過を経て現代哲学へとつながったか。そもそも言語とは何かという言語哲学がある。これはウィトゲンシュタインなどに代表される。
・デカルトは近代的個人を作った。「我思う故に我あり」
・そこから個人の思惟というものが始まった。
・現代芸術というのは概念の破壊。固定化されたものを破壊する試み。揺さぶり。
・悪く言えば信念がない。
・ヤスパースの主著。
・デュルケーム『自殺論』。
・馬鹿であるということは無意識であるということと同義であるという仮固定。
・馬鹿であるということは意識していないということ。

・サディスティックの起源。人間はいつからサディスティックであるか。
・マゾヒズムの起源。人はいつからマゾであるか。
・マゾであることに快感を得る人種がある。そもそも人間はほとんどの人間がマゾであり、隷従を求めている。何故か。自由に耐えられないから。しかし、日常を創造的に歩める人種は自分に命令を与え、自ら動く。能動主義である。これはニーチェの言う強者の思想と歩調が合う。
・私たちは何をするにしてもラクダとなる。
・90年代ロックはニルヴァーナにしてもブラーにしても線が細くなった印象。
・その人固有の問題。妻との関係。子供との関係。自分との関係。
・45分作曲法。まず札幌ビールを飲む。そこから気分がノッってきたら、適当にコード進行を考えてリフを作る。あとは恋愛詩なり、ロックンロールなりの歌詞をメロディに乗せる。
・リフレイン(Refrain):芸術や生活におけるリズム、パターン、繰り返しを指します。リフレインは、カオスから秩序を生み出すが、同時に変化や創造性の基盤にもなります。
・思想を整理する。整理するにはまずは理解する。
・どのようにして「常識空間」を作っていくか。「常識空間」は公共の場で作られる。
・常識空間はデジタルな空間ではできにくい。そこには顔がない。
・「公」については小林秀雄も同じようなことを言っていたし、小林よしのりも言っている。
・要するに私的な空間ばかりになってしまい、言語が失われている。言語が失われているということは自我を超越するものが身近にいないから。
・そもそも文人がいなくなってしまったから。個人の内面にも「法」が消え、規範が消えてしまった。
・超越者として神に変わるものが師であり、メンター。神無き時代に自己を超克するということは自分自身より強度な他者と出会うことが条件。
・結局人間が生成変化するには歴史と出会う。制作者は常に無意識的にも、意識的にも選択している。その選択の連続の中で物をつくる。制作論。

・ジャックホワイトが参照している音楽は例えばブラックサバスのそれであり、イギーポップのそれであったり、ブルースマンたちのそれであったりする。常に私たちは歴史経験というものを参考に物を作っている。
・システムから

・ゴッホが風景画を描いていた時に何を考えていたか?自然に対する憧憬からか、自然と自己が合一するようある種「祈り」のように絵を描いたに違いない。

・カメラ買ってそのカメラの画像をパソコンに入れてそれを見ながら絵を描く。

・星月夜を描いたゴッホは「感動」を切り取りたいという思いがあった。
・コミュニティ。モル的、分子的コミュニティから共同体を変えていく。

・リズムが刻みにくい。実感として時間もない。
 
・10分小説。主人公が朝起きて窓を開けて小鳥のさえずりをリトルネロ音楽として聴きながら死にたいと思う小我小説。

・『彼女はいつも死にたい』
 ナツユは今日も予定より一時間もはやく起きてしまった。いつものことだった。彼女は人よりも眠りが浅いのだ。うつらうつらしながら無意識のうちに嫌いな上司の顔が次々と浮かび、再び入眠することができなかった。
 彼女は眠ることを諦めた。5畳の部屋にある小さな窓を開け放つ。すでに薄手のカーテンから部屋には日がさしていたが、光は部屋全体を照らした。
 雀たちが鳴いていた。彼女の心は
 「死にたい」とリフレインしていた。

・「接続過剰から非意味的切断へ」わたし達は常に何かに接続しようとしたり、接続したりして「意味のある行為とは何かと探している。しかし、考えすぎると今度は身体が動かなくなる。
・まずは身体を動かす。手を動かす。河井寛次郎になる。陶芸をする。粘土をこねる。形を作る。そして造形する。それらを毎日する。そうするとその経験からわたし達は差異を生み出していく。毎日毎日。『意味のない無意味』
・反復とはリフをつむぎ、踊ること。
・不易流行。昔の俳諧のように流行も歴史も取り入れる。
・ビートルズがジャケットに偉人や英雄を登場させたように。人類の記憶を思い起こす。Re
・オスカーワイルドやボードレール


 

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