料理教室のはじまり
こんにちは、ビッケです。
今日は、わたしの料理教室「ビッケの台所 料理教室」のはなしをします。
何から話そうかと少し悩みましたが、まずは料理教室の「はじまり」からしてみようと思います。
わたしが「ビッケの台所 料理教室」をスタートさせたのは2023年5月。
まだ1年半前のことです。
「まだ1年半」と捉えるか「もう1年半」と捉えるか…
自分にとってはどちらだろう?と一瞬首を捻りましたが、すぐに出てきたのは「まだ一年半」でした。
というのも、この一年半という時間は、わたしにとって全てが、新しい出会いと初めての経験の連続で、毎日が刺激的で。
たったの1年半とは思えないくらいに、あっという間の時間だったからです。
きっかけは相棒のEmily
実は、料理教室を始める1ヶ月前、保育園栄養士の仕事を退職するとは決めたものの、退職後すぐに何をするかは決めていませんでした。
家で少しのんびりしながら、食にまつわる仕事を在宅でできたらいいなぁくらいに思っていました。
(ライターのお仕事など、できるかはわからないけれど、やってみたいなぁくらいに…)
家事代行の仕事は、頼まれて週に2回ほど続け、あとは本当にのんびりした毎日を送っていたのですが、そんな時、相棒であるEmilyに「ねぇ!ビッケちゃんにお料理を教えてもらいたい!」と声をかけてもらったんです。
今ならたっぷり時間もあるし「もちろん!わたしでよかったら!」と答えました。
人に教えるのは決して得意ではないけれど、気の知れた、そして相棒Emilyなら、自宅に招いて一緒に料理をするのもいいかも!すごく楽しそう!と思ったのです。
そこから、すぐに「料理教室」としてのオリジナルのレシピを考えました。
Emilyにリクエストを聞いてみると
「ちょうど買ったばかりの蒸篭を使ったお料理を知りたい!」とのこと。
それならば!と張り切って、レシピを考え、試作をして撮影もして、1週間ほどで4品のレシピを完成させました。
今思うと、無我夢中に好きなことだけを考えて没頭できた、心から幸せな時間でした。
はじめての料理教室のレシピ
そして、完成した料理教室の初めてのレシピが
「ジーロー飯」
「サンラータン」
「蒸し鶏と切り干しの生春巻き」
「米粉のマーラーカオ」
Emilyもわたしも大好きな台湾料理。
蒸篭を使った「蒸し鶏」を使って作るお料理や、デザートには「マーラーカオ」を取り入れた、楽しい4品です。
料理教室の前の日に、Emilyにそのレシピをメールで送りました。
すると、それを見てすごく喜んでくれて…そのことも、とても嬉しかった。
そしていざ当日、我が家にEmilyがやって来て、エプロンをつけて一緒に並んでお料理をした日のことは、今でも、ずっとずっと忘れることはありません。
レッスンが終わってから、Emilyにかけてもらった言葉もずっと忘れない。わたしの心の中に大切に大切にしまってあります。
自分がしたことで、こんなふうに誰かに喜んでもらえるなんて…
「自分の価値」
勝手にずっと低く感じていた価値が、グググーッと音を立てて底の方から持ち上げてもらえたような、そんな不思議な感覚でした。
料理教室オープン
そこからは早かった。笑
「わたしがやりたいことは、これだ!」と、あっという間に料理教室のオープンを決め、たった数日でstand.fm(以下、スタエフ)のメンバーシップ内で、皆さんにお知らせをするに至りました。
あまりに見切り発車すぎて、後から色々と大変だったこともありましたが…
オンラインレッスンが主軸の教室なのに、何を使ってレッスンをしていくか(インスタライブなのか、zoomなのかなど)きちんと決めていなかったり、レッスン料も、自分が用意しなければならない材料費のことを全く考えずに金額設定をしていたり…笑
今思うと恥ずかしいくらいに、本当に、見切り発車でした。
でも、一つだけはっきりと言えることがあります。
それは、料理教室をスタートさせる前から、ずっと見ていてくれたスタエフのメンバーシップの皆さんの存在が、本当に本当に大きかったということ。
いつも、心の大きな支えでした。
わたしの突然の「やってみたい!」という気持ちに寄り添ってくれて「料理教室、参加したいです!」と言ってくださる方もたくさんいて。
申込みも、あっという間にほとんどの日程が埋まり…
皆さんの気持ちが嬉しくて、嬉しくて、早く皆さんとお料理したくて、毎回のレッスンが本当に楽しみでした。
こんなふうにして始まったわたしの料理教室。
そこから、少しずつ、少しずつ形を変えながら、皆さんとともに歩んできた1年半。
変化を快く受け入れてくれたり、一緒に喜んでくれたり、いつもレッスンに来てくださる皆さんに、感謝の気持ちでいっぱいです。
はじまりのお話は、ここまで。
また機会があれば、その後どんなふうに変化してきたのかというお話や、これから、わたしがどんな料理教室にしていきたいのか、というお話もしたいと思います。
ご興味あればぜひ読んでくださいね。
それではまた。