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自然派ワインのすすめ①
ポットキャストで自然派ワインについて紹介したので、noteでも画像と共に紹介したいと思います。
自然派ワイン?
自然派ワインという言葉、最近よく耳にするかもしれません。
フランスでは、多くのビストロやレストランが当たり前のように自然派ワインを置いていて、ブームというよりかは日常になっています。
実際、ボルドーの有名シャトーを訪れた際に、オーナーが、自然派の作り方でないと売れなくなってきていると話をしていました。
もちろん、スーパーなどで売っているvin de payなどのワインは通常のワインですが、カーブなどに行くと、自然派ワインのマークがわかるようになっていますし、ほとんどが自然派ワインでした。
では、自然派ワインとは何なのか?
単純に言えば、自然に優しい造り方をしたワインですが、何が違うのか?
普通のワインとの違いは、わかりやすく言えば、頭が痛くならない。
なぜかというと、頭が痛くなる原因である、酸化防止剤が少ないからです。
ワインの状態を保つために、酸化防止剤である亜硫酸をワインを作るいくつかの工程で加えますが、大量生産のワインはこの亜硫酸が多く含まれています。
この亜硫酸はぶどうの発酵により微量に発生する物質でもあるので、全くゼロであるワインは存在しませんが、自然派ワインの場合、発酵前のぶどうの選別であったり、さまざまな過程に人の手が入って作られているため、酸化防止剤を多く加えなくても、品質を保つことが可能なのです。
また、日本の大量生産ワインは、添加物を避けるために、日本酒と同じような”火入れ”、つまり加熱処理を行なっているため、味が変化しているのです。
見つけ方のヒント
では、どのようにこの自然派ワインを見つけることができるのか。
わかりやすく、BIOやオーガニックといった表示があるお店もあるかもしれません。
また、最近は都心部であれば、自然派ワインの専門店が増えているので、そのようなお店に行くのがいちばんオススメです。
でも、手っ取り早くスーパーで見つけたいですよね!
わかりやすい探し方は、ユーロリーフという黄緑色のマークを探すことです。
これは、ヨーロッパ産のワインに限りますが、オーガニック製品として認められているものに付けられるマークがあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1651611147965-D8RONhaP5M.png)
ワインによっては、マークがモノクロのこともありますが、大抵、ボトルの裏側の下の方にあると思うので、探してみてください。
また、フランス産であれば、ABマークという認証マークもあります。
こちらもワインだけでなく、フランス産のオーガニック、BIO製品についているマークです。
![](https://assets.st-note.com/img/1653504145216-8AZJBQbqPn.png)
有機農法の認証マークで、オーガニック材料を95%以上含むことが一つの基準とされています。
自然派ワインにも、国によって異なった認証や方法があり、生産者によってさまざまなので、より深い話も少しづつ綴っていけたらと思います。
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