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人間ひとりに天使2体

今日は、ばりばりスピリチュアルな話になりますので、嫌い~という方はスルーしていただいて。
でも、嫌いだろうが好きだろうが、人にはそれぞれ守護天使がついてるらしいよ、という話です。

実のところ、私は天使についてそんなに詳しく知っているわけではないのです。「天使」というタイトルの分厚い本もあったような気がしますが、そういうものを読んだことはありません。
天使の本やオラクルカードをいっぱい出していたドリーン・バーチュー博士のエンジェル・ヒーリングの本やカードを持っているくらいです。

もともと天使を見かけるのは絵画の中で、中世の古い写本の中にも描かれています。ユダヤ教やキリスト教の中の存在のようですが、そうではなく、宗教を超えたスピリットだそうです。

以前、黒人のアメリカ人女性のワークショップに参加したことがあり、その時彼女は「天使はクラゲのような形をしたエネルギーです」と言ってたのだけど、それを聞いて「え~~~クラゲ~・・・」と思った記憶があります。
クラゲかどうかはその人の見かたですが(イメージダウンするのでそうじゃないと思いたい)、翼があるのはあくまでキリスト教絵画のイメージのようです。

そのアメリカ人が「一人の人間に守護天使は最低2体ついている」と話していたと記憶しています。なんせ20年以上前のことなのでうろ覚えですが、最低2体(人)多い人はもっと・・ということでした。
それを聞いて、ちょっと嬉しい、と思ったのですよね。

その後、ミカエルという大天使の名前のハンドルネームを名乗る人と知り合って友達になり、天使についての話を聞いたり、ほかにも友達になった人たちが天使を見ることができたり、なんだか天使という存在が身近になっていきました。
残念ながら私は見えないけれど、見える人いわく、素晴らしく美しい姿なのだそうです。

ある人からは「翼の大きな天使が頭の上にいて、インスピレーションを与えている」なんて言われたり、「天使のサポートが凄いので、これだったらどんな願いでも叶う」と言われたこともあります。
そのわりに、いろんなことが叶ってないけど?と思ったのだけど、方向が違ったり、勝手にじたばたして委ねなかったり、もしくは受け取らなかったり? そういうことでスムーズにいかないのかもしれません。

興味のある人はやってみてほしいのですが、自分の守護天使に名前を聞くと答えてくれます。雑念が入ってわからなかったり、疑ったりするとうまく受け取れない時もありますが、なんとなく頭の中に名前がぱっと浮かんだりするのです。

私みたいに、見えないし聞こえなくても、天使にお願いすることはできます。人間には自由意志があるのでこちらからお願いしないと、向こうからは手は出してこないと言われています。
いまは亡き母がだいぶ高齢になって家でひとりでいるようになった時は、仕事に行くときにいつも母と家を守ってくれるよう、お願いしていました。
これは本当に毎日お願いしていて、そうすることで自分が安心感を得ることができたし、実際なにか困ったことになったことがありませんでした。

天使のことなんて考えたこともなかった人に、こんなことを書くと引かれそうですが、数年前からはしょっちゅういろんなことをお願いしています。
家を空けるときは守っててとお願いするし、歯医者など病院に行くときは大天使ラファエル(ヒーラーの大天使)に来てもらうし、無くしものをしたときは大天使チャミュエルを呼びます(どっかいっちゃったー!無いー!無いよー!ちょっとーチャミュエルー!!!って、うるさい)。お願いすると、見つかります(ほんと)。
お墓参りで駐車スペースが混んでそうなときは、空けといてー!とお願いしたり。乗り物に乗ってるときは車とか飛行機とかを白い光で包んだり・・・

あ、引いてますか・・・? 笑
天使好きの人は皆さんやってると思いますけどね。

エンジェルナンバーという、天使からの数字のメッセージもありますが、4のぞろ目が「天使がいまそばにいます」というメッセージです。
そういったことをまだ全然知らなかった頃、町中で新興宗教の勧誘みたいな人に呼び止められて、つい立ち止まってしまい話を聞いたとき、「あなたは4という数字に守られている」と言われました。
4は「死」と音が同じだから日本ではなんとなく縁起が悪いけど、確かに4階に住んでいるし、4という数字がくることが多いからラッキーナンバーかもと思っていました。
今そのことを思い出して、そうか4は天使数だったな・・・とわかりました(今さら)。

一方的にお願いして、姿や声が見聞きできないなら、あとはただ信頼するしかないのですが、存在をはっきり感じることもあります。
印象的だったのは、具合が悪くて波のように寄せては返す痛みで辛かった時、「痛いよー!助けてー!!」と心の中で叫び終わらないうちに、ピタっと痛みが止みました。
あまりにビックリして、あれ??と思いつつ、「また痛くなる、、、」という怖れがジワジワ出てきた途端、痛みが戻りました。
この時、怖れでまた呼び込んでしまうことを初めて実感しました。

可笑しかったのは、イタリアに出発する前夜、成田のホテルに泊まった時です。
このときも、出発前なのに微熱で具合が悪くて、ホテルのベッドの中で眠れなくてもやもやしていました。そのとき突然、ベッドのそばのソファーに大柄な天使が座って、背中を丸めてお茶を啜っている情景が脳裏に浮かび、「ぶはーっ!!」と吹き出してしまいました。

***
ここ数年、特に好きなのは大天使ミカエルです。
天使は性別がありませんが、ミカエルは鎧をつけ剣を持っている男性的で力強い天使。絵画ではドラゴンと闘う姿のほか、最後の審判で魂の重さを量る天秤を持つ姿でも描かれます。

ラファエロ・サンティの初期の作品「聖ミカエルとドラゴン」

ヨーロッパではあちこちにミカエルゆかりの場所があります。
フランスのモン・サン・ミッシェルは聖ミカエルの山という意味ですし(イギリスにもセント・マイケルズ・マウントというそっくりな場所が)、ローマのサンタンジェロ城は聖天使城という意味で、てっぺんにミカエルの像があります。
サンタンジェロ城の名称は「6世紀にローマでペストが大流行した際、時の教皇グレゴリウス1世が城の頂上でを鞘に収める大天使ミカエルを見て、ペストの終焉を意味するとしたことに由来する。」とWikipediaにあります。

そして、日本という国の守護天使もミカエルです。
フランシスコ・ザビエルがそう決めたそうですが、
これを知ってる日本人ってどのくらいいるんでしょうね??

このカードが出るといつも励まされます。

じつは天使についてこんなに長く書いたのは初めてです。
また気が向いたら書くことがあるかもしれません。

天使についてもっと知りたい方は、こちらのkeikoさんのページをお勧めします。



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