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頑張っても頑張らなくても、どっちでもいいという話

NHKの朝ドラ「おかえりモネ」を見ています。
ちょいちょいツボに入るセリフが結構あって、面白いです。

最初の頃、夏木マリさん演じる「さやかさん」が言いました。
「頑張っても頑張らなくてもどっちでもいい。でも、これからの若い人に向かってそう言うわけにもね」
正確ではないけど、そんなセリフ。
ちょうどその頃私も、そんなことを思っていました。

頑張っても頑張らなくても、どっちでもいいんだよなぁ、と。
なにについてそう思ったのか、忘れてしまいましたが。

noteを読んでいると、若い人で、とっても真面目で、自分を客観視して、こうでなくては、こうしよう、、こうしたら良かったのかもしれない、とか
物事について、いろいろきちんと考えている人もいて。

自分も割とそうやって、客観視したり、内観したり、分析みたいにしてきているから、昔の自分にも、同じように今そう考えてしまう人にも、「少し肩の力を抜けばよくない?」と思うことがあります。

真摯に生きることは素敵だけど、
今の自分はもっと力が抜けてきたようです。

頑張るのが正しくて、頑張らないのは悪
成功が正しくて、失敗が悪
勝ちが正しくて、負けが悪
みたいなことが、常識のようになっているんだけど、
それが絶対なわけではなくて。

頑張るのは、頑張りたいから
頑張らないのは、頑張りたくないから
そんな感じで、それぞれの体験がある。

人は体験しにココに来ていて
いろいろな体験や感情のデータを収集しているそうです。

win-winもいいけど、みんなが勝ったら、負けた人の体験のデータが取れない。
そう思うと、どんな体験も等しく尊い。

遊園地に来て、全部の乗り物を乗ることに情熱を燃やしてもいいし、
乗り物に乗るより、ベンチに座ってぼーっとするのもいい。
そこで他の人の体験と比較しても仕方がないのでした。

そういうことを、もうすこし若い時に気づいて、肩の力を抜けたらよかった。
でもそれも、そういう経験がしたかった、ということですね。

書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。