見出し画像

オラクルカードで今の立ち位置を確認する。

先月、エンジェルカードのことについて少し書きました。

エンジェルカードのようなものをオラクルカードといいますが、今は天使や女神や妖精などの他にもさまざまな種類のカードが出ています。

私はそれほど種類を持っていませんが、一番新しいのは3年くらい前に買ったレベッカ・キャンベルという人の「WORK YOUR LIGHT」というカード。色がとても綺麗だと感じて買いました。
使用されているアートは、ダニエル・ノエルというアーティストのものです。

天使というのはとても古いイメージで、それこそヨーロッパ中世の絵にも出てきます。それに比べてこのカードは宇宙的というか、未来的なイメージで、初めは少し怖く感じました。
怖いというのは、なんというか、新しい次元、未知の領域といったイメージだったから。

買って以来数年、毎朝このカードを1枚引くのが習慣になっています。さすがにそろそろ飽きてきた感はあるけど、なぜか朝、引いてしまうのです。
「WORK YOUR LIGHT」というタイトルの通り、それぞれのカードにはアファメーションだったり、問いかけだったり、なんらかのワークがついているので、それをやってみたりします。

このカードのいいと思うところは、自分より上に権威を置かない、というスタンスであること。天使だとかを「自分より上にあってお告げをくださる存在」という捉え方をしていないところです。
私たち自身がオラクル(神託を伝える人)で、自分で直感と繋がって魂の声を聞き取り、本来の自分と調和しながら人生を歩める、という考えの元に作られています。
天使とか女神とかいろいろな神様的な存在はあくまでもサポート役で、私たちには自由意志があるので介入するにはこちらの許可が必要です。それなしに向こうから介入することはできないといいます。

先日、イニシエーション通過儀礼というカードを引きました。

右がイニシエーションのカード

解説には「外観は恐ろしい感じなのに、内部は息を呑むほど美しい寺院があります」と書いてあります。
私はずっと、このカードは、暗い洞窟(蛇なんかも描かれている)から外に出ると美しい景色が広がっているのだと思っていました。
絵を見てどういう解釈するかも、見る人の心理状態によりますが、今さらながら「内部が美しかったんだ!」と思いました。

このカードを引くといつも、自分は暗い洞窟にいて、明るい外に出るために通過儀礼を受ける時、という解釈をしていました。
でも先日引いたときは、もう暗い洞窟の中にいるのではなく、入口(出口)の所に立って美しい外を見ている、という感覚になったのです。

初めてそう感じて、どこか古い場所を通過して、もう外に出るんだな、と思いました。

**
まあそんな感じで、言葉からでも絵からでも、なにか必要なことを受け取ったりするのがオラクルカードです。
去年、「noteで文化祭」で過去生リーディングをしてくださった、書きのたね@DOLAさんが、オラクルカードの体験をオンラインでされるそうですよ。過去生リーディングもあるようです。ご興味のある方はのぞいてみては(対象者についてもご確認を)。

書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。