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問題が自分よりも大きい、ということはない。

今日2回目の投稿です。
少し前からずっと書いてみたかったことです。

以前どこかに書いたかと思いますが、通算で8年くらい教育機関の職員をしていました。
もともと応募した時は派遣スタッフで、募集の部署に「支援」という言葉が入っていたことにも惹かれて応募したのが始めでした。
学生さんの支援ですが、のちに職員の相談にものる部署に入りました。

私はカウンセラーでも医師でもないので、来談する人の話を深く聞くことはないですが、やってくる人たちを見ていて、よく思っていたことがあります。

変わっていく手立てはいくらでもある、
自分が見ている世界がすべてではない、と。

悩んでカウンセラーに相談するために通ってくる他にも、自分自身でできることはあると思うのですが、そのことを伝えることは出来ずにただ見守っているだけでした。
私はプロではないし、そういったことを伝える立場にもありませんでしたから。

私自身はずいぶんいろいろなことをやってきていました。
「スピリチュアル」という言葉がまだ使われていなかったころ、現実は自分の心が作っているだとか、人はそれぞれ見えない存在にサポートされているだとか、そういった分野のことを「ニューエイジ」と呼んでいて、本で読んだり、友人たちと話したり、ワークショップに参加したり、お話を聞きにいったこともありました(宗教ではありません)。

そんななかで、「やってくる問題が自分よりも大きいことはない」という話を聞いたときは、なんだか目からうろこが落ちる思いでした。

学生のころからいつも何かを恐れていたようで、とくに天中殺だとか大殺界だとかそういうものが流行った当時は、「今日は悪い日じゃないだろうか」と思って日を数えたりして、今思い出すとちょっと笑えますが、そんなことをしてびくびくしていました。
何をそんなに恐れていたのかと思いますが、悪いことは意味もなく突然降ってくるものだと思っていたのです。

だから、誰の話だったか覚えていませんが、人間のまわりに大きな問題がかぶさってくるのではなく、人(魂を含む)のほうが問題よりも実はずっと大きい存在なのだ、と聞いたとき、たぶん心の底からホっとしたのだと思います。

自分が見ている世界、経験していることが絶対的だと思っているときでも、見方によって世界が変わったり、起きることや周囲が変わったりすることを今では知っています。

けれども生きていると、圧倒されるようなことが起ったりもするもので、そういう時は自分が何もできないような小さな存在に感じてしまいます。
でも、そんな時に助けになってくれるものはいろいろとあります。

たとえばフラワーエッセンスだったり、メディカルレベルのアロマテラピーだったり、クリスタルボウルやシンギングボウルといった高周波の音だったり、そういったものは自分の状態を変えるために助けになるものですが、それらの存在や効果を全く知らない人もいるわけで、それはとても残念だと思っています。

病気や心の不調は、その部分の周波数が乱れているということなので、整った周波数で調整していくことができるはず。
私の友人には、チューナー(音叉)でヒーリングしている人もいます。

フラワーエッセンス(花のエネルギーを転写した水で、飲用します)は以前何年も使っていましたが、それは「病とはある心理状態が固化したものであり、患者のムードを治療することのみが必要である。そうすれば病は消滅する」と説いたエドワード・バッチ博士が発見したものです。

自分の身体の感覚に話しかける、フォーカシングという心理療法もあります。
これについては詳しくは知りませんが、たまたま古本屋でフォーカシングの本を見つけて、ドトールで読みながら試しに自分の身体の不調な部分に話しかけてみたとき、ポーン!と言葉が返ってきて(覚えてないけど、「淋しい」とかそんな言葉だったかも)、ミラノサンドを食べながら号泣したことがあります。

思いっきりお腹を壊したときは、お腹をさすりながら「ごめんねえ、負担をかけて」と腸に話しかることも。

人間の体は驚くくらい精密に日々働いているのだけど、それに対して話しかけたり感謝したりする人はほとんどいないのではないかと思います。
調子が悪い時は、なにか訴えかけているのですよね。
いまこうして書いていて、自分もちょっと反省するところがあります。

何か問題があったとき、それは自分と対話する機会が与えられているのだと思います。
問題は外から来るわけではなくて、何かに気づくために自分が引き起こしているのかもしれません。

ということで、これまで自分が経験したことも、ときどき書いていけたらいいなと思います。

書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。