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エクイティファイナンス③

こんにちは!
足立佑介です。

AWS、マイクロソフト、グーグルクラウドの利用料金収入「前期比減少」

先週からテーマにしているエクイティファイナンス。
今週は投資をする側の視点で書いてみようと思う。

会社に投資をする側の代表例としては、ベンチャーキャピタリストや、
巨大企業の役員をしつつ、個人投資家として活躍されている方が該当する。

ベンチャーキャピタリスト
ベンチャーキャピタルに所属する投資担当者。
キャピタルゲインの獲得を主な目的に掲げて、高い成長率が見込める未上場企業に対して、主に出資(株式の取得)の形で投資を行う。

個人投資家(investor)
投資を目的として、市場において発行された金融商品(株式や債券など)、
通貨、不動産、コモディティなどを保有する者。
投資家の投資対象には株式や債券などの金融商品、不動産、コモディティなどがあるが、その保有目的(投資の目的)には様々なものがある。
例えば株式であれば経済的な利潤(配当や値上がりによる利益)が目的である場合もあれば、会社の経営への参画であることもある。

ベンチャーキャピタリストや、個人投資家との繋がりを持つのはなかなか容易ではないが、私個人の実体験でいえば、苦境や逆境にさらされたとしても、義理人情を重んじ、人様とのご縁も無碍にせず、日々、誠心誠意真面目に愚直に努力を重ね仕事に没頭し、惜しみなく先行投資をしていると、自ずと繋がっていくものだと確信がある。

そうやって繋がったベンチャーキャピタリストや個人投資家といった、いわゆるアッパー層の方々の共通点は、やはり人柄や生き方、仕事に対する姿勢、職業観人生観を重んじている方ばかりだった。

中には、ファミリーのような感覚で弊社のスタッフや関連企業様との関係性を構築して下さる方もいらっしゃる。たとえベンチャーキャピタリストや個人投資家という肩書があったとしても、一人の人間であることには変わりがない。人として大事なことを実践し続けることが、王道なのだと改めて確信しかない。

そして特に、コロナ禍においてさらに加速したIT・テック企業で役員をしながら個人投資家として活躍されている方々の資金力にはとても驚かされたが、そんなテック業界の巨人たちにとって最有望の収入源とされてきたクラウドビジネスにも、景気後退の魔の手が迫っているようだ。

米調査会社ガートナー(Gartner)による最新の試算によれば、クラウド市場のシェアは、首位がAWSで38.9%。マイクロソフト「アジュール(Azure)」が21.2%で続き、3位がグーグルクラウド(Google Cloud)で7.1%。

イピットデータの調査によれば、4月の料金収入はAWSが約4ポイント、アジュールが2ポイント、グーグルクラウドが8ポイント、それぞれ減少したという。減少幅がドル換算でいくらになるのかは明らかにされていないが、各社とも1ポイントは数百万ドルに相当するとみられる。

この2年間、すなわちコロナ禍によって猛烈な成長を遂げたテック企業各社だが、ここ最近の景気後退の影響は少なからず、出ているように見える。

すでに多くのテック企業が一時解雇や採用活動の凍結に乗り出し、
スタートアップへの投資にも枯渇の兆しが見られている。

ただ、そんな中でも順調に資産を増やし続けているのがアフリカ屈指の大富豪・ダンジュマ一族だ。

TYダンジュマ・ファミリー・オフィスのサイモン・フォスターCEOは、
「ファミリーオフィスでは、一族の資産を増やすため、株式投資だけでなく、 不動産や未上場企業への投資、さらに相続や税金の対策を行っている」と述べ、ファミリーオフィスという形態を選択し、資産をさらに増やされているそうだ。

コロナ禍によって、縮小撤退する人もいれば、
コロナ禍によって、一気に資産を増やす人もいる。

結局、何をやるかではなく、誰がやるか、に尽きるのだと思う。
私もまだまだ現場で目利きを磨いて、成果に効果的な人と手を組み、精進して参りたい。


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