恋愛は就活
恋愛って非常に就活に近い。
これを人から聞いたとき、私はよく面接を思い出していた。自己アピールが全てと言っても過言ではないあの戦いは、確かに恋愛のようで、最後選ばれないのはまるで失恋のようだと思う。
けど私は新卒、中卒採用の面持ちさえも恋愛と近いと思った。
新卒で就活する時のように、恋愛したては
ともかく受け入れてもらえるように
自分を相手に合わせるのに必死で
尽くして尽くして自分をアピールしてた。
自分の好きなタイプと自分の相性のバランスなんて全く理解できてなかった。
でも中途採用みたいに、恋愛慣れしてくると
私を受け入れてくれない人はやめておこうと
強気になる。自分に合う人を探そうと思う。
一目惚れでもしない限り、少し客観的になれて
条件なんかもみてしまったり、みえない未来よりも現実的な未来をみせてくれる人に期待をしてしまったりする。
確かにキャリアとかで頑固な部分もあるのかも
だけど私たちはいい加減分かってる
相手に合わせてばかりじゃ結局最後は疲弊してしまうってことを。とことん合わないことを分かりきって心がぼろぼろになってようやく別れたりする。ただ傷付けあってもう二度とこんな思いしたくないって、自尊心もずたずたになったりして。
振られたあとの祈りなんて何の意味もないとしても
切ない気持ちは知られぬまま
心の孤独を埋めてくれそうな場所をまた探しにいく
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