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Food for Well-being

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特に「食×健康」の分野に関心があり、学習記録メモ等をnote・マガジンに残しています。 <ブログ> https://qaqqar.com/ (Wordpress) https:…
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2019年1月の記事一覧

お米の種類比較

インディカ米:南アジアを中心に栽培されている。米粒は一般的に細長い。アミロペクチンの含有量は70~80%程度で、粘り気が少ない。世界で生産されている米の多くはインディカ米。

ジャポニカ米:日本を始め、東アジアを中心に栽培されている。米粒は一般的に丸みを帯びた形をしている。アミロペクチンの含有量は85~90%程度と高く、炊飯すると粘り気が出る。

ジャバニカ米:インドネシアのジャワ島など、アジアの

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お米の「アルファ化」

生米の状態では、でんぷんの枝と枝が「水素結合」という形で強く結びついている。
炊飯によってお米に水と熱が加わると、デンプンの枝と枝を密着させていた水素結合が切れ、隙間に水分子が入り込んでくる。→「アルファ化」
お米が冷めると、隙間に入り込んでいた水分子が離れ、水素結合が復活する。→「ベータ化」

参考文献
Newton別冊『食品の科学知識 第3版』

砂糖結合水飴(カップリングシュガー)

砂糖(ショ糖)に数個のブドウ糖を結合させたもの。虫歯抑制効果があるとされている。

砂糖水を煮詰めたものに強い衝撃を与えると結晶化してしまうことがあるが、水飴を加えるとそのような結晶化を防ぐことが出来る。
・砂糖(ショ糖):果糖とブドウ糖がつながってできた糖
・水飴(麦芽糖):ブドウ糖が2つつながってできた糖
この組成の違いが結晶化のしやすさの差となっている。

https://kotobank.

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