お米の種類比較
インディカ米:南アジアを中心に栽培されている。米粒は一般的に細長い。アミロペクチンの含有量は70~80%程度で、粘り気が少ない。世界で生産されている米の多くはインディカ米。
ジャポニカ米:日本を始め、東アジアを中心に栽培されている。米粒は一般的に丸みを帯びた形をしている。アミロペクチンの含有量は85~90%程度と高く、炊飯すると粘り気が出る。
ジャバニカ米:インドネシアのジャワ島など、アジアの熱帯地域を中心に栽培されている。米粒は幅広く大きい傾向にある。遺伝子解析の結果、ジャポニカ米と系統が近いことがわかっている。
参考文献
Newton別冊『食品の科学知識 第3版』
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?