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私設図書室として部屋を借りて半年経ってみて思うこと。

2019年10月から4畳半と6畳二間の昭和の長屋の一室を借りて半年。長い間勤め人だった私は地元赤羽に知人が少ない。地域でのネットワークも少しだけ広げたいのと、自分の趣味である登山、山旅や自転車旅、街歩きなどの同好の士とのアジト的に使いたいということもあり、趣味で集めて来た山の本や地図、サイクリングマップなどを断捨離もしつつ図書室として貸し出ししながら、図書室に置かない本を一箱古本市で販売などもお試しでしている。とはいえ、書店勤務経験もなく、本もただ乱読、雑読で読んでいるだけなので選書の手腕もないのでこれがなかなか売れない。まあ売れたところで大した収入にはならないのだが、これはこれでたとえ売れなくても本が好きな人たちと会話できたり楽しいのである。

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一箱古本市や間借り棚(西荻窪BREWBOOKSさんにて古本販売中)で売れなかった本を東京メトロ南北線の志茂駅にある「志茂文庫」に先月少しだけ寄付してきた。半月ほどして出先からの帰り道に寄ってみたら本がかなり少なくなっていて「あー、読んでくれている人がいるのかな」と思ってちょっぴり嬉しかった。

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私設図書室のある赤羽岩淵のco-toiroエリアには毎週水曜日に魚の移動販売車がやってくる。ここのお刺身や塩辛が美味しいので毎週買いに行くのだが、先日向かい側に本を置かせてもらった。「差し上げますコーナー」と数冊の「販売コーナー」でお金は箱に入れてもらう無人販売所方式。初めてだったので2〜3冊ほど「差し上げますコーナー」から文庫本が減っていただけだけど今後も天気が悪くなければ少し続けてみようと思う。ここの魚屋さんも12月からで3ヶ月ちょっとで毎週来ているからこそ常連さんができたという。私もそうなれたらいいなと思った。

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また私設図書室として借りている部屋の向かい側(写真上の黒い建物。車の奥が「本」の看板のある私設図書室)にco-toiroの共有棟があり、ここには有料だが誰でも借りられるシェアキッチンとプロジェクタなどのあるレンタルスペースがある。

私の私設図書室は今のところ簡単な飲み物以外の飲食は不可としているので、少人数で図書室にある山の本や地図(2.5万図もたくさんある)、サイクリングマップなどを使って山行計画やツーリング計画を立てて、その後の交流会や山行報告会、ツーリング報告会などはco-toiro共有棟を有料で借りてもらえばいいなと思っている。ちなみに私設図書室のスペースを使うのは当面は無料で貸し出ししようと思っている。隣に住人がいるので静かに打ち合わせできることが条件で4〜5人程度までかなと。

興味のある人はsenribunko@gmail.comまでお問い合わせください。日程や時間などはなるべく融通が効くように相談にのりますので。

#私設図書室 #レンタルスペース #山 #自転車 #旅

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