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Not ready to 大丈夫 24

私は、今日も「袋、大丈夫ですか?」と聞かれて、言葉の進化に遅れまいと「大丈夫です。」と答えながら、内心、エコバッグが大丈夫?ついてけないなぁと思いつつ買い物を詰め込んだ。

前回の「大丈夫です。」についての触れたBlogは、同世代からの反響が大きかった。
Tさん「あなたの、意見に大賛成。 この頃おかしな日本語が目につくよなー。 耳 につくか?」ーーーアンタが日本語おかしい「耳障り?」

Nちゃん 「わかります!私も最近の『大丈夫です』の使い方には、ムズムズしてます。」
Cちゃん 「わー、私、大丈夫派だ!若い!( 笑 )  結構ですって冷たい響きに感じるんですよね。」
両名飲み友達なので、ちゃん付だが、充分いいお年である。
ええ~! Cちゃん、「大丈夫です」とか言ってるの?私と一緒に呑んでる時だったら、ひっぱたいてるわ(笑)

先日の同世代呑み会
Fさん「あのブログの『大丈夫です。』すっごいわかる! 変だよな。」
K「うん。でも最近は、 変じゃないんだってよ。
あと『良ろしかったでしょうか?』 が気になるって意見もあった。」
ーーー何々と何々と何々とで良ろしかったでしょうか? それが良ろしくねえよ!って言いたいよね。
Yさん、大きくうなずいて 「そう、 これで 良ろしかったでしょうか?何でも過去形。 なんでなんだろ?」
F「あとさあ、やたら『お疲れ様』って言わね? 朝からメールでもLineでも『お疲れ様です』で始まるの。まだ疲れてねーよ!」
K あー、確かによく、お疲れ様ですって、言うね。私は、「まだ疲れてませ~ん。」って返信する。
F 「朝は、『おはようございます』だろ!」
Eさん 「とにかく、しゃべらない。 電話すりゃぁ、3分で済むことをメールする。 『あの件どうなってる?』『 メールしました。返信待ちです。』電話しちゃった方が早いじゃないねー!」
K とにかく、喋らないから、そのうち口のない人間に進化しちゃうんじゃないかね? でさー、しゃべっても、要点から言わない。のって、うちのこらだけ?私のとこ来る前に要点をまとめて来い!!って言いたい。メールもさぁ、箇条書きっての出来ないのか?要点を書くってことが出来ないのか、3回ぐらいスクロールしないと、終らない朝のwhat’s appって、どうなの?
私が、それを読んで要約すると、 5~6行んなるのよ。
F 「でさぁ、こんな長々したレポート読んでらんねえ。A41枚ぐらいにまとめて来い!」 って言ったら、 文字ちぃちゃーくして持ってきやがんの。これじゃ、字が、小さくて読めやしねえ!
🔍(天眼鏡?虫眼鏡?かざして)大陽光で焼いちゃうゾ~っ    ーーー読む気ないんじゃーん(笑)
...と、じじばばは、 言動の進化を不思議に思っているけれど、
きっと、若い子達にしたら「あのババア に何回教えても、『このアプリ使い方わかんないから教えて』ってくる。めんどくさい!」 とか
「あのオヤジ もう メールでもLineでもデータ送信してるのに、プリントアウトして持ってこいって言う。 ンもう、 ペーパーレスじゃないの〜!」とか
なーんで!? って思ってんだろうな。

ふとテレビをつければ 「急成長のRTD」とやっていた。
ナニ?RTD!?
Ready to drinkの略称で、開けてすぐ飲める缶チューハイや、缶カクテル、缶ビール、缶ハイボール などを示すらしい。
急成長の訳には、20~30代の若者のアルコール離れと家飲みの増加があると・・・。 ーーーなるほどね。
我が息子が、20代の時、缶チューハイを飲んでるのを見て、 「男子たるものが、そんなもん飲むのかぁ!?」 と嘆いたことがあったっけ。
思い起こせば、 私の20~30代は、逆に Not ready to drink時代で ”割りもの世代”であった。
遠ぉーい 昔を思い出せば...
ウイスキーコークに始まり、ウイスキーをカルピスで割ったり、麦茶で割って何故か“アカプルコ”とか呼んでたっけ(笑)
普通に、オンザロックか、水割りがいいと思うけど。
焼酎ブームがきてからが、すごかった。 水割り、 お湯割り、烏龍茶割り、緑茶割り、レモンやグレープフルーツの果汁割り、コーヒー割り。
さらに、+レモン派 +梅干し派 といたりして、ややこしい。
私は、そんな時に、よりによってインドネシア、イスラム教徒80%以上の国へ行ったのだ。 もちろん、彼らは、基本的にアルコールは飲まないけれど、イスラム教徒以外は飲むし、店でも提供している。
和食レストランで、働いていた当時、お客様は、日本人がほとんどである。お客様は、私と同世代以上。つまり、すごいアルコール寄り?好き世代である。 ノミ二ケーションとか言っちゃって連日、ご接待だ、部下や同僚と飲むわけだ。
当然、 インドネシアに日本酒や焼酎はない。
輸入の酒類をイスラム教徒のスタッフに説明することの心苦しさ、難しさ、それは厄介そのものであった。
ある日、 お客様に呼ばれた。 「ママ、こんなん初めて飲まされたわ。飲んでみぃ。」と差し出されたグラス。 飲めとおっしゃるので、頂くと、酒の水割り!? 「すいません!!」
でもね。 インドネシア人に酒のボトルと焼酎のボトルの区別つかないのよ〜ん。😓
かくして翌日、私は、ボトルにSAKEシールとSHOCHUシールをベタベタと貼り付けたのであった。
確かに、RTDの方が面倒じゃないね。
開けて直ぐ飲めて、味が一定してて、失敗ない。アルコール度数低いから、二日酔いなし。
君らは、賢いなぁ。

でも、Ready to do じゃないことを、色々試す楽しみってのも、あることを知ってほしい。
恋も仕事も、料理もポチるだけ。 チンするだけ♪ の方が早くて失敗なくて、無駄がないのだろうけど。失敗や、無駄と感じたことも、いつかその経験が糧となる日がくることもあるんだけどなー。
とっても顔立ちが整った美しい顔の人なのに、色気や艶がない。ーーー片想いも失恋もした事ないのかな?なーんて思うのは、私の偏見?
失敗や挫折を経験して、それで!タフで優しい、器のデカい大人になれるんじゃないのかぁ? ーーーこれまた、私の思い込み?

まぁ、何はともあれ、ワールドカップサッカーを応援する時は、私もRTDにカツサンド。

同じ方向を向いて熱くなれる事があるって、素晴らしいこと。一緒に熱くなれる相手がいる、仲間がいるってとっても嬉しいこと。
Ready to Drink!

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