山中雪子

看護師で、お母さんで、お嫁さん、たまに何の役割も担いたくない私が綴る徒然日記。

山中雪子

看護師で、お母さんで、お嫁さん、たまに何の役割も担いたくない私が綴る徒然日記。

最近の記事

怪奇回想録①/電話

ご無沙汰しております。 寒くなってきましたが、 皆様は如何お過ごしでしょうか。 私はよく、父方の祖母宅で数々の不思議な体験を 経験しました。 色々と私を守ってくれた今は亡き祖母との思い出を 整理するために、少しずつ体験した事を此処に 書き溜めていこうと思います。 怖いと感じる方も居ると思います。 苦手な方は読むのを、ご遠慮ください。 *****怪奇回想録/電話  父と母は小さい町の出身で、小さい町の中でいくつかの地区に分かれていた。 それぞれの実家も隣同士の地区で、小学

    • 【エッセイ】小学生、不信感を学ぶ

      私は“センセイ”という響きが苦手だ。 胸の所々ざわつくのだ。 その理由となった出来事をお話ししよう。 *****  ある日、私は母親から転校を伝えられた。 小学3年生。学校では自分のコミュニティが出来上がり、学校帰りに遊ぶ約束をする友人だっていた。 学校生活では特に先生に対して違和感や不信感なんて感情を抱いたことなどなかった。 平和な学校生活だった。  転校先は母の地元だった。 保育園も母の地元の保育園に通っていた。 つまり、転校先の小学校には保育園の同級生が在籍してい

      • 【エッセイ】西日とおそ松くん

        おはようございます。 あなたは、自分の【はじめてのおつかい】を 覚えているでしょうか。 今回は私のはじめてのおつかいを、 ご紹介致します。 ***** 私が小学校1年生の頃。 当時は身長107cmの小柄な小学生だった。 母からのおつかい内容は簡単。 自宅裏の公園を抜けた駄菓子屋にある、煙草の自販機で煙草を買って帰るというシンプルなもの。 30年前だから、当時の煙草自販機は年齢確認機能は付いていない。 近所の友達もよく親に頼まれて、買いに出かけていた。 意気揚々と小

        • 【エッセイ】コロナという奴は。

          コロナウィルスが世界的大流行して3年目。 我が家にコロナウィルスがやってきた。 子供たちから私たち、同居の母へ38.0〜39.0℃の高熱と倦怠感、しつこい咳と痰をもたらした。 30代の身体には、十分過ぎるボディーブローを数発頂いた現在。 看護師として、コロナウィルスについて思ったことを書いてみよう。 ***** 奴が我が家で存在を主張し始めたのは、今日から1週間前である。 寒気から熱発まで約5時間程を要し、高熱に苦しむ我々に鼻水と鼻詰まり、湿気を失い喉にまとわりつく痰

        怪奇回想録①/電話

          初めまして。

          コロナ陽性となり、 今まで働き詰めな毎日だった状態から 自由な時間が出来てしまいました。 以前から書きたかった日頃の出来事や感情、思いを 随筆してみます。 お付き合い頂ける方がいましたら、幸いに感じます。 山中雪子

          初めまして。