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英語がペラペラになる『魔法の5行エッセイ』

今回の記事を読めば
世界中のどこへ行っても
通じる形で、
英語が話せるようになります。


『自分の意見を求められた時、
 英語でなんて言ったらいいか
 わからず詰まってしまう』


『簡単で、
 毎日続けられて、
 効果の高い
 英語練習方法ないかな』


と思ったことはありませんか?


今回ご紹介するのは
『魔法の5行エッセイ』です。


ハーバードのビジネススクールには、
英語を母国語としない『非ネイティブ』の
学生を対象に『英語で生き抜く技術』を
教えるプログラムがあります。


その最重要項目が
『エッセイの書き方』
なんです。


ここでいう『エッセイ(essay)』は
日本語の『随筆』ではありません。


気ままに思いついたことを
書き綴ったものではなく、
相手に伝えることを前提に
『自分の考えを整理して書いたもの』です。


エッセイの書き方を習得すると、
それまでは自信なさげにうつむいていた人も
理路整然と話ようになっていきます。


欧州出身者も、中南米出身者もアジア人も
同じです。


エッセイと言っても
難しく考える必要はありません。


本格的なエッセイとなると難しいのですが、
エッセイの基本的な部分は
たったの5行で書くことができます。


例えば、『私は夏が好きだ』
ということが言いたいのであれば、
こんなエッセイが書けます。


I like summer best.
(私は夏が一番好きだ)

The days are longer.
(日が長い)

We can dress down.
(楽な服装ができる)

I can travel with my family.
(家族と一緒に旅行ができる)

My favorite season is summer.
(私の好きな季節は夏だ)


特に難しい単語や文法を知らなくても、
こうして自分の考えを
伝えることができます。


これならすぐに実践できると思います。


それには少しコツがあります。


5行エッセイを書くのは、
とても簡単です。


次の3つのルールに
沿って書いていくだけです。


ルール1
結論を書く

『要は何が言いたいか』を書きます。
『私は○○が好きだ』
『○○はこうあるべきだ』


という表現を使うと、
うまく結論を導くことができます。


例えば、『夏が好きだ』
といいたのであれば、
シンプルに次のように書けばオッケーです。

I like summer best.


ルール2
理由を3つあげる

結論を述べたら、理由を3つあげます。
結論の後に理由を挙げるのは、
それが自然な流れだからです。


理由を3つにするのは、
『それくらいがちょうどいいから』です。


ひとつや2つだと頼りないけれど、
『3つあると安心』という心理が
人間にはあるからです。


夏が好きな理由は
人によって様々だと思いますが、
あまり難しく考えず、
思いつくままに書いていきましょう。


例えば、こんな簡単なものでオッケーです。

The days are longer.

We can dress down.

I can travel with my family.


ルール3
結論を繰り返す

結論を述べ、理由を3つあげたら、
最後にまた結論を繰り返します。


結論を繰り返す方法は2つあります。
1つ目は『反復』です。


これは、単純に結論と
全く同じことを書きます。


この場合だと、
単純に次のように書けばいいわけです。

I like summer best.

もうひとつは『換言』です。
1行目の結論と同じことを、
言い方を換えて書いてみます。


『夏が一番好きだ』は、
『好きな季節は夏だ』
と同じ意味ですので、


最初の結論は
次のように言い換えることが
できます。

My favorite season is summer.


『最初に結論を述べる』
『理由を3つあげる』
『最後に結論を繰り返す』


たった3つのルールですが、
自分の考えを伝えるための
次のようなエッセイが完成します。

I like summer best.
(私は夏が一番好きだ)

The days are longer.
(日が長い)

We can dress down.
(楽な服装ができる)

I can travel with my family.
(家族と一緒に旅行ができる)

My favorite season is summer.
(私の好きな季節は夏だ)

とてもシンプルな方法ですが、
英語学習だけでなく、
『自分の意見や考えを整理する』
のにも役に立ちます。


5行エッセイであれば、
それは自分の考えや意見ですし、
何より自分で書いたものなので、
使った単語や文法はしっかりと
頭に残ります。


書いた5行エッセイは何度も
音読・暗誦してください。


そうすることで
一つひとつの英文が
頭の中に残っていきます。


例えば、『コーヒーが好きだ』
ということについて、
次のような5行エッセイを
書いていたとします。


I like coffee.
(私はコーヒーが好きだ)

It tastes and smells good.
(味や香りがいい)

It keeps me awake.
(眠気が覚める)

It is good for health.
(健康にいい)

Coffee is my favorite drink.
(私のお気に入りの飲み物はコーヒーだ)


食後に会話がコーヒーの話題になった時に、
書いておいた5行エッセイの中から
『It tastes and smells good.』と
行ってみるだけでも、
会話が繋がっていきます。


大切なのは、
普段から様々なトピックについて、
5行エッセイを書き、
自分の意見を整理しておくことです。


そうしてしっかりと準備しておくことで、
世界中のどこへ行っても通じる形で、
英語が話せるようになります。


この記事を読み終えたら、
早速3つのルールと例題を
参考にして


5行エッセイを作ってみましょう!

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