ガンジス川で沐浴したらお腹ぶっ壊した話。
どうも、ガンジス川に入ってから汚いもの基準が狂ってしまった快晴です。
インドの聖なる川、ガンジス川。
実はこのガンジス川めっーーーちゃ汚いんです。。。
生活排水、工業廃水、死体、下水などがたれ流しで、汚いもののオンパレードです!!!
でも、インドでガンジス川は聖なる場所で、インド人は沐浴して身を清めています。
そんな超汚いけど聖なるガンジス川だけど、せっかくなので僕も沐浴してみました( ^ω^ )!!!
あれは初めてのインド旅の出来事だった。
僕はガンジス川のあるバラナシという都市にいた。
ごちゃごちゃしてカオスな街並み、道を歩いている何頭もの牛、おまけに大量に牛のう◯こも落ちている。
誰もが想像するザ・インドという感じであろう。
バラナシはそんな街だ。
僕はバラナシについた翌日の早朝、ボートに乗りガンジス川の朝日を見ることにした。
しかし、朝は寒くて沐浴どころではなかった。
それも当然この頃のインドは冬だったからである。
結局、ボートからぼーっと朝日を眺めて終わった。
お昼頃、ガンジス川沿いでのんびりしていると同じ宿の日本人が声をかけてきた。
「ガンジス川入りませんかー?」
正直もうガンジス川に入らなくてもいいかなと思っていた。
朝日を見て満足だったし。
というか、実際に見てみてもマジで汚かったし。
しかも、人によっては体調崩すらしい。
しばらく考えて、
”でも、せっかく来たからには入っておきたい”
”自分は入っても体調崩さない人だ”
と謎の自信で沐浴することを決心した。
そして、
いざ、ガンジス川で沐浴!
ちょうど沐浴しているインド人がいて、そのインド人に沐浴の仕方を教えてもらった。
いや、ただただ沈められた。
そして、ガンジス川でバタフライ!はできないので、ガンジス川でクロールで泳いでみた。
これで沐浴完了した。
すぐに宿に帰り身体中を洗いまくった。
なんといってもガンジス川は汚いから。
その後、特に体調に変化はなかった。
”自分はやっぱり体調崩さない人だったぁ”
そう思っていた。
しかし、悪夢の始まりはこの日の夜からだった。
この日の深夜に、僕はロンドンに行く予定だった。
深夜なので早めに空港には行っていたが、この時から少し体調に影響が出てきた。
少し熱ぽっく、頭痛がしてきた。
出発の時間までまだ時間があったので、仮眠をとることにした。
しばらくして仮眠をとり、、、飛び起きた。
荷物検査、入国審査もまだだったので、
冷や汗をかきながら、猛ダッシュで搭乗口まで行った。
そして、この頃から体調が急変。
”お、お腹が強烈に痛くなってきたあぁ”
”トイレに行きたいぃ”
”でも、そんな時間はねえぇ”
トイレには行かず直行し、なんとかギリで間に合った。
”あ、危ねぇ。。。”
”でも、お、お腹がぁ、、、”
飛行機に乗り込み、
自分の座席は通り越して、
僕のお尻は便座に着陸した。
なんとか間に合った。
でも、すぐ離陸の時間になった。
”この状態でいいから離陸したいぃ”
自分の座席に戻り一旦我慢。
そして、離陸。
シートベルト着用サインが消えた瞬間、速攻で便座へレッツゴー!
その後も座席と便座を交互に座りながら、無事にロンドンに到着した。
マジで地獄のフライトだった。
もうお腹が痛いというレベルではない。
お腹がぶっ壊れてるという感じ。
この感覚をどう表現したらいいかわからない、、、
僕と同じようにガンジス川に入って、体調崩した人にはわかるであろう。
もう一度言うが、マジでお腹ぶっ壊れてるという感じだ。
無事にロンドンに着いたけど、まともに観光なんてできない。
常にトイレは必須な状態だ。
しかし、ロンドンのトイレには面倒なことがあった。
トイレは有料なのである。
観光中にトイレに行ったが、まだ来たばっかりで小銭は持っていない。
しかし、小銭がなければトイレはできない。
そこで、近くにいた女性に、
「緊急事態なんだ!」
「両替してほしい!」
”緊急で両替が必要な状況???”
と疑問に思われたかもしれないが、僕は必死に伝えた。
無事、両替してもらってトイレへ駆け込んだ。
1回出てしまったらまたお金がかかるので、トイレに30分くらいは滞在した。
存分に出し切っていざ観光再開。
しかし、お腹ぶっ壊れは続いたまま。
バッキンガム宮殿では漏らしかけた。。。
ちなみに正露丸を飲んでいたが1ミリも効かなかった。
インドの病気は日本の薬では太刀打ちできなく、インドの病気はインドの薬で治すしかないらしい。
日本の万能薬、正露丸敗北!
恐るべしガンジス川。
そして、僕の次なる目的地ミラノであった。
しかし、ここで大失態。
飛行機に乗り遅れてしまった。。。
人生初!( ̄▽ ̄)
”なんでこんな時にぃぃ”
”もっと別ん時でいいわぁ”
仕方なく約2万円ほど支払い、次のフライトでミラノに向かった。
初めてのイタリア。
体調不良もあり何を食べていいかわからず、僕が最初に食べたのは栗。
今思えばもう本当にびっくりだ(笑)
イタリアでもお腹のぶっ壊れは止まらず。
宿泊していたゲストハウスのスタッフが、体調の悪い様子を見て声をかけてくれて、薬屋さんを紹介してくれた。
そして、薬屋さんに行って薬を購入。
説明を聞いても全くわからなかったので、とりあえず毎食後に飲むようにした。
何日か飲み続けていたが、全然効かず。
イタリアの薬も敗北!
恐るべしガンジス川。
そして、お腹ぶっ壊れ生活を続けること約2週間。
ようやく治った。
ガンジス川の悪魔に取り憑かれた2週間だった。
もう二度とガンジス川には入りません!
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