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【スタッフの頭の中】ポストコロナ期、自分を解放できるオトナを増やしたい

スタッフの頭の中
very50のスタッフは様々なバックグラウンドをもっています。そんな多種多様なスタッフの頭の中をちょこっと覗いてみるためのコラムが「スタッフの頭の中」です。

初回は、カリフォルニア育ちで、大手企業の貿易関係やカフェの経営、ウェブ製作など本当に多様な経験を持つ「あっこさん」こと長田明子の頭の中です。very50では経理や法務などバックオフィス業務をしながら、動画コンテンツの開発までこなす多彩さでvery50を様々な角度から支えてくれています。

そんな、あっこさんの頭の中を見ていきましょう!

目次
■コロナが見せた心の奥
■コドモはオトナをみて育つ
■オトナ達こそ挑戦を始めよう

コロナという化け物が不意に出現してから早くも2年目に突入。教育現場で働く中で、今までの基盤が大きく揺さぶられたように感じます。

人と会う喜びも、自由も何もかもが制限されて、不快でしかないコロナ。でも、そんななかだったからこそ「教育を仕事とするオトナとしてどうあるべきか」を自分に問い、考えを深めるきっかけにもなりました。そして私自身、オトナの1人として「自分と向き合うこと」そして「何をすべきか考えること」を強制された気がしています。今回はそんな思いと考えを書いていこうと思います。

■コロナが見せた心の奥
コロナ禍の生活が長くなるにつれて、コロナから、「さぁ、どういう生き方しようと思ってるのか言ってみろ」と聞かれている気分になりました。言い換えるなら、これだけ多くのことが白紙に戻った中で、人生の何に重点を置くのか考え直す時間を強制的に与えられたような気分です。

「自分がこれまで一番エネルギーを向けてきたコト」と、「コロナ後にエネルギーを向けていこうとしているコト」、これが一致しているのか、していないのか、立ち止まって考えるチャンスをもらったとも言えると思います。

今までは何の疑問も持たずに社会に対して「出力」し続けてきたコトの意義を考えさせられるのと同時に個人としても人生から得たいものを得る「挑戦」をしてしっかり生きているのか、そんなことを考えさせられているようにも感じています。

私はと言うと、very50での仕事を通して「very50から輩出する、自立した優しい挑戦者を爆発的に増やしたい」と野望を抱いているし、それに向けて毎日の時間を投資しながら「出力」を続けていることに深く意義を感じるなんて幸せなことだなぁと思っています。
では、個人的な「挑戦」の方は…というと、保護犬を2頭飼いながら海辺の家で仕事をしていきたいので、まだ達成度は0%です(笑)。

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とまぁ、こんな私のように妄想でも「本当はもっとこういう仕事をしたい」、「こういう生活をしたい」と自分や心の奥がコロナ期に発掘できたオトナが実はたくさんいるのではと思っているのです。

■コドモはオトナを見て育つ
very50では多くのオトナが関わる教育にこだわっています。そんなvery50での仕事を通して、社会で活躍するオトナの背中を見て、本当にコドモは育つんだと驚きと共に実感してきました。
だからこそ、私は日本のオトナがもっと心の奥に素直な生き方に変えることができたら、その背中をみている学生は、もっと生き方に対して「クリエイティブ」に「挑戦的」なアプローチができるようになると思うんです。

そしてここからは私のエゴ的発想でもあるのですが、もっと多くのオトナの方が社会という現場でコドモ達と関わる活動へシフトしていったら…と思うとワクワクします。
社会という現場の中でも特に、教育現場にはみなさんのスキルやストーリーが活かせる場が無数にあると感じるからです。

■オトナ達こそ挑戦を始めよう、「教員じゃなくても共有できるスキル」
正直、オトナのみなさんが「ラベル」や「組織」の中に留まっているとしたら勿体ないと感じます。
転職やリスクを取ることを考えてみる話ではなくて、今の職種のまま、個人的に新たな一歩を踏み出し挑戦するチャンスはたくさんあるんじゃないかなと思うのです。それに新しい挑戦には年齢は関係ないと思うし、「●●会社の私」以外にも社会に足跡を残していく、挑戦するオトナがたくさん出現してきたら社会はもっとオモシロクなると思います。
学生のみなさんに「これからの時代のこと一緒に考えよう」「一緒に挑戦しよう」と言えるオトナの方にもっと出会いたいし、very50の教育プログラムでは、そんなオトナにスキルやマイストーリーを共有してもらう関わり方もあります。

前回のnoteで副代表の谷弘も書いていますが、「very50の教育の特徴は、多くの人間が関わることです」。

これは私独特の表現になりますが、very50の教育は「教える」というよりは、一緒にリングの上で泥んこになりながら、一緒になって課題へ挑戦するというユニークなものです。リングに乗り切れないくらいのオトナの仲間が来てくれたらこれ以上嬉しいことはないです。みなさんが一歩踏み出して、教育現場というリングに挑戦してもらえるのをお待ちしてます!

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認定NPO法人very50
2008年創業、高校生から社会人までを対象に社会問題を解決しながら学ぶ実践型プログラムを提供
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