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18年経った今もマジでお薦めしたい書籍②「ボビー・フィッシャーのチェス入門」

私が東京に移り住んで18年、その頃の上司の影響で、まだ若者だった当時から色々な本を読んできました。このシリーズは私が18年前当時から読んでいて、今でもホントにいいと思って個人的にお薦めしたい本をご紹介します。

なので、タイトルに「18年経った今も...」とつけています。(本の出版年とかは全く関係ありません)

その前に現代のベストセラーで最近読んだ「エッセンシャル思考」を。。。これは参考になりました。


現代あるあるですが、情報がありすぎて情報に溺れてしまい、やりたいことや頼まれることが増えてしまう...その時に自分なら「全部できる」とか「全部やろう」と思ってはダメ、自分にとって本当に価値があるものに集中して他のことは勇気を持って断る、そしてやらない、そうした方が自分にとっても周りにとっても良い結果になりますよ...って事を教えてくれる本です。

あと、「マジお薦め」に入れませんでしたが18年前当時は「1分間マネジャー」も流行りましたね〜

当時ちょうどその頃、フランスのパリに旅行に行ったのですが、その機中で読んだ事を覚えています。これも今でも通用する普遍的で本質的な原則を書いた本ですが、マネージャーとして決断や褒める、叱るなんかのアクションを速く、シンプルに行うべきというお話です、薄手の本でサラッと何度でも読めます。

ご参考までに。。。さて本題です。

18年経った今もマジでお薦めしたい「ボビー・フィッシャーのチェス入門」

今回お薦めするのはこちらの本です。

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はい、2回目にして変わり種を出してしまいました。。。ww

みなさま、チェスはやったことありますでしょうか?
この本は「ボビー・フィッシャー」ってチェスの世界的な名人であり世界チャンピオンの方が書いたもので、最初に簡単にチェスのルールを説明、その後はただひたすらケーススタディに終始していて、出された盤面に対して次どんな手が打てるか?の問題(だいたい選択形式)とその解答・解説ををするという流れになっています。

前提条件として全くもってチェスを知っている必要がなく、読み終えたらそこそこチェスに強くなれるという、スゴイ?本です。実際に当時小さかった息子に読ませたところ、息子は幼ながらルールを完全に覚えて、またそれなりの実力をつけました。

書式の作りもちょっと変わっていて、左側のページが全て「逆さま」になっています、これちょっと一瞬戸惑うのですが…本自体が左開きでずっと「右側」のページを見ていれば良くて、最後まで行くと本を反対ページから左開きでずっと「右側」のページを見ていれば良い…という作りになっています。

言葉の判りにくいのでちょっと1ページだけ画像をつけます。

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左側のページが逆さまになっているのが判ります。
答えが見えないように考えることができるという配慮だと思いますが右側ページだけを見て、問題を見てその答えは次のページの右側ページに書いてある…ということになります。(全部ページが進んだら本を逆さまにして反対ページから同じように読むということになります)

色々書いたのですが、これチェスに詳しくなりたい、チェスに強くなりたいという人だけでなくてもとてもオススメです。
(私も全くもってそうじゃないので)

チェスの教養以外で、この本を通じて得ることができることを一言で言えば「脳のシワの活性化」という感じです。

臨場感のある場面のケースを短時間で、そして繰り返し考え、スタディしていくことでとても「頭の体操」になります。状況を読む力、判断力、考える力、その辺りが程よく刺激されてとても面白い!上の画像のような調子でずーっとケーススタディが続くので一気に進めてしまいます。

私は結果的には、これをきっかけにチェスが好きになってしまい…盤面と駒を買ってしまいました。しかも日本で売っているものは高くてダサかったので海外サイトで購入しました。今でもとても大事にしています。(下記画像です)

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また、Chess.comってコミュニティがあって、海外の人とオンラインで夜な夜な対局なんてことをよくやってました(もう暫くやっていないですけどね。。。)

子供にはこのサイトでアカウントを作ってあげて、これまたオンライン対局をやらせたりしましたね。

最後に

今日はちょっとビジネス本路線から一線を画した、かつ良いものをご紹介したいなーとなんとなく思っていました。

読書によって色々な言語化された理論や情報をインプットしていくこともとても重要だと思いますが、特にビジネス本とかって色々読んでみるけど結局言いたいこと同じとかあるあるで、何だか情報過多になり気味、お腹いっぱいになり気味ですよね…

なのでたまにはこういった脳トレタイプの本も読むのもの良いのかなと思います。この本はそういう路線として古くからファンも多くて、よく読まれているまさに「名著」だと思います。

ではまた、次の本にご期待ください!!

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