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トークン規格の種類についてまとめてみた

昨年から投資を始めた暗号資産
今のところ複数の取引所口座を持ち、BTC、ETH、XRP、XLM、ENJ、LINKなどのコインを所有してみました。

また今年からNFTと言う言葉が世に広まってきて、参入する事業者も増えてきています。

私はまだまだ初心者ですが、今後の勉強も踏まえて細々と知ったこと、学んだことも色々noteに書いて聞きたいと思います。

今回はいきなりですが。。。ブロックチェーンネットワークとトークン規格について簡単に書きたいと思います。

※記載している用語などは厳密な意味合いが異なっていたり、認識違いがあるかもしれませんので、他の文献やネット情報等も是非参考にして頂ければと思います。また、投資やトークン発行は自己判断でお願いいたします。

トークン規格とは?

ブロックチェーンネットワークと互換性のある暗号資産を発行するための規格。例えばイーサリアムの説明には「分散型アプリケーションやスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォーム」とある。

要するにイーサリアムはそれ自身が暗号資産でありながら、イーサリアムのブロックチェーンを使って誰でも新しいコインを作ることができるプラットフォームとしても提供している。こうした既存のブロックチェーンネットワークを使ってサードパーティが発行したものを「トークン」と呼んだりします。

こうして同じブロックチェーンネットワークを使ってトークンを発行するためには共通仕様が必要となります。それが「トークン規格」と言う事になります。

スマートコントラクトとは

ブロックチェーンネットワーク上の概念の一つで、予め設定されたルールに従ってブロックチェーン上のトランザクションを実行したり、プロックチェーン外で発生したイベントをトリガーとしてブロックチェーン上のトランザクションを実行させるプログラムのこと。

イーサリアムのネットワーク上だと「Solidity」と言うプログラム言語を使用する。

ERC-20

Ethereum Request for Comments の略
イーサリアムのブロックチェーン上で発行するトークンの標準規格
イーサリアムウォレットに保管可能

例えば
BAT(ベーシックアテンショントークン)
OMG(Omise Go)
などはERC-20準拠のトークン、他にも

BNB(バイナンスコイン)
CRO(クリプトドットコム)
OKB(オーケービー)
FTT(FTXトークン)

などがあります。

ちなみによくWrapped(ラップされた)コインという事でWBTCとかWETHとかって見かけると思います。openseaとかで

これは別規格に準拠したトークンということで、WBTCはERC-20のトークン企画に準拠したビットコインという事になります。(技術的に仕様が異なっているが、BTCと価格連動していますよという感じ)

WETHも同じ考え方です。

Mosaic

こちらはNEMブロックチェーンネットワーク上で発行するトークンの標準規格。NanoWalletに保管可能です。

ちなみにNEMはJavaで書かれた暗号資産なんですね。

ちなみにNEMのブロックチェーンネットワークからSymbolと言われる大型アップデートされたブロックチェーンネットワークが2021年3月にローンチされ、基軸通貨としてXYM(ジム)が発行されています、Mosaicにも準拠しているとの事です。

TRC-20

Tronブロックチェーンネットワークのプラットフォーム上で発行されるトークンの標準規格。イーサリアムと同じく、Solidityを使ってスマートコントラクトのプログラムを実装します。

最大のステーブルコインであるUSDT(テザー)にもTRC-20規格のものがあるようです。

BEP2(Binance Chain)

世界最大規模の暗号資産取引所であるBinance(バイナンス)アルトコインの取扱数もすごいですが、バイナンスは独自のブロックチェーンネットワークとそのトークン規格も策定されて、多数のコインに利用されています。

その一つ「バイナンスチェーン」上の規格がBEP2となります。
BTCB(Bitcoin BEP2)はBEP2準拠したビットコイン連動型トークンの事になります。

BEP-20(Binance Smart Chain : BSC)

こちらもバイナンスのブロックチェーンネットワークである「バイナンス・スマート・チェーン」上で発行するトークン規格となります。最近バイナンス・スマート・チェーンの取引数がイーサリアムを上回ったと言うニュースがありました。

BNB通貨のネイティブチェーンで他にも様々なトークンが発行されています。

プログラミング初心者でも簡単に作れる仕様になっているようで、BSCベースのトークンの作り方記事なんかもネットに結構掲載されています。

LINE Blockchain Developers

LINEの暗号資産であるLINKのブロックチェーンネットワーク
最近Developersサービスが提供開始されたようで、LINEブロックチェーンネットワークを活用したサービス開発ができるようになったようです。

LINEは日本人の利用者も多くて分かりやすく入りやすいので、スマートコントラクトの仕組み作りの取っ掛かりとしても良さそうですね。

最後に

ブロックチェーンネットワークを使用するための共通仕様がきちんとある事を知ることで、参入障壁もプログラミングもしやすくなりそうな印象を受けました。(これまではスマートコントラクトって言っても何から手をつけて良いのかわからない状態だったので。。。やっぱりきちんと仕様があるんだね、と腑に落ちました)

まずはERC-20やLINE Developers辺りから少しづつ手をつけてみたいと思います。(何やろうかな。。。)

また、何か学んだことがあれば都度都度記載したいと思います〜

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