自分なりのマインドフルネスについて

みなさま、生きていく上で「ストレス」って少なからず自分の中にありますよね。

「マインドフルネス」というと、そうしたストレスを軽減するため瞑想とかそういった行為で雑念や過去のトラウマに囚われない意識や感覚を持つためのトレーニングという理解です。

今回は私なりに「マインドフルネス」な感覚を持つために大事だと思うことと、それを踏まえ取り組んでいる事についてちょっと書いてみたいと思います。少しでも参考にして頂ければ幸いです。

ちなみに…私自身を振り返ってみると30代前半〜中盤くらいまでがストレスを抱えていたピークで、それ以降はだんだんとストレスを感じる場面が減ってきました。

誰もがいくつになってもストレスはそれなりにあるものなのかも知れませんし、私もそうは言ってもストレスゼロという訳でもないので。。ただ、予防法や対処法については自分なりに確立してきたというのも少なからず影響しているのかなと感じています。

大事だと思う考え方

大きく2点あるかと思います。

【1点目】ルーティーンを作る
決まった時間に決まった事をやる
というものをひとつでも作ってみることが大事だと思います。また、そこでやる事はできるだけ自分が好きなこと、楽しいこと、無心になれる事が良いと思います。それをすることで次の二つのいい効果があるのかなと思います。

ひとつは、「同じ場所に戻ってこれる感覚」を作れるという点です。
どんなに忙しくしていたり、その中でストレスを感じていたとしても毎日同じルーティーンをする事ができる時間に戻ってくる事ができる。こういうものを持っているのはすごく気持ち的に楽になれるかと思います。毎日の生活の中でリセットできる時間とその際にやる事を作ってみましょう。

もうひとつは「考える、決断する負荷からの解放」です。
スティーブ・ジョブズさんもいつも同じ服装をしていたのは決断から解放されるためという話があったかと思います。その感覚がすごく理解できて、基本、何かを決断するってそれなりにストレスがかかるものかと思います。私もそういう場面をできる限り減らしたいと思います。

なので、毎日この時間にこれをするとか、毎週この曜日にはこれをするとかできる限りやる事を決めておくことで、いちいちやる事を考えたり、決断したりするストレスを軽減させる事ができると思います。

【2点目】あえて「忙しく」する
ストレスって何もやる事がない「空白の時間」に自分の頭の中で勝手に育ってしまうというのが私の感覚です。そもそもあえてやることを増やして「忙しく」するということが最大の防御法だと私は思います。

例えば、「仕事」+「余白時間」この2つしかない状態って結構不健全だと思います。例えば休暇の間の何もない余白時間に仕事で感じていたストレスや不安感が勝手に自分の頭の中で増大してしまう状況が出来やすくなってしまいます。

私は10年以上地元のサッカーの活動を行っていました。サッカーの世界はサッカーの世界で色んな人間関係やそれに基づく悩みやストレスもありました。子供との付き合い、地域の親御さんとの付き合い、連盟など組織との付き合い…でも違う世界での悩みがあることである意味、本業の仕事の悩みやストレスについてすっかり忘れてしまう一面もありました。これがまさにストレスを軽減させる要因になるかと思います。

夢中になれる趣味とかそういうものがある人は全然問題ないと思いますが、そういうものがなくで仕事以外の時間を持て余している人は、例えばボランティアとかそういう社会と接しながら、仕事っぽいことをやってみる…というのが良いと思います。

自分が取り組んでいること

こうした考え方を踏まえて、自分が取り組んでいる事2選を書いてみたいと思います。(ちなみに瞑想はやっていません。。。)

朝のお勤めを聞きながらウォーキング
毎日のルーティーンとしてウォーキングをやっています。
毎朝大体6:30に出発する様にしています。コースは毎回決まっています。

ただ歩くだけでなく…毎日7:00から築地本願寺で「晨朝勤行」(朝のお勤め)があり、そちらがYouTubeでLive配信されます、こちらを聞きながら仏様の御心に触れながら頭の中をできる限り無にして歩くようにしています。朝から心穏やかに清々しい気持ちで1日を始めることが出来ます。

※ちょっと話が外れてしまいますが...私は学生時代京都在住+仏教系(浄土真宗本願寺派)大学出身、お寺巡り&お参りが趣味です。

お昼+夕方もウォーキングに出る様にしています。仕事がある日はお昼休み中と業務終了後になります。こちらは健康を考えてのことですが、でもこのコロナ禍でリモートワークスタイルになったからこそ出来るようになったことかなと思っています。

朝のお掃除
ウォーキングから帰ってくると毎日家の掃除をします。朝ごはんを食べて、身なりを整えてから、リモートワークをを開始する8:00から9:00までの間に家中の掃除機掛けを実施します。

これもリモートワーク中心の生活になってから始めたルーティーンですが、リモートワークをするにあたって、部屋がゴミだらけ埃だらけの状態で仕事をすることが正直私はできません。間違いなく1日のパフォーマンスに影響が出てしまいますし、ストレスやマインドフルネスにも少なからず影響すると思います。

1日家で生活していると意外と髪の毛や埃が溜まるもので、特に洗面所や家族がよく通る通路など、それを掃除機で毎日キレイに吸い取ります、PCの液晶パネルやキーボード、モニタに埃がかぶっているのも基本的に許せないので、これらも毎日掃除機で吸い取ります。一心不乱に掃除機をかける事で無心になることが出来、また家がキレイになることで仕事前にとても清々しい、スッキリした気持ちになります。

オフィスに出社していた頃は当たり前のようにゴミのない、キレイな状態で仕事を始められていたのですが、その裏でビル管理のお掃除の方が毎日きちんと掃除して下さっていた…という事がとても有り難い事であることが改めて分かりました。

朝のお掃除はリモートワークをされる方は私としては絶対にオススメ、むしろ必須と思う習慣です。余談ですが服装や髪型も部屋着のまま、寝起きのままで仕事開始するとこれも間違いなくパフォーマンスとマインドフルネスに影響するので、私は基本きちんと身なりも整えています。

最後に

今回は自分なりにマインドフルネスのためにやっていることを2選、ご紹介させて頂きました、それ以外にも…筋トレや読書など、ルーティーンとして何も考えずにやる事を増やしていくことが大事なので出来る限り周期とやること決めて実践しています。

ちょっと日常生活の一環みたいな話ではありますが、そういう取り組みの中にきっとマインドフルネスになる鍵はあるのではないか?と個人的には思います。

ちょっと余談ですが。。。「リラックスしに海外旅行で南の島に行く」...という話が私はちょっと理解できなくて、一番「リラックス出来る場所」っていつだって我が家じゃないの?と思っています。それと同じかどうか?分かりませんが...マインドフルネスするために必要なのはいつだって瞑想という訳ではなくて、日常の生活の中で自然とそういう習慣を作っていく事が大事である、と私は考えます!!

それでは、次また投稿いたします〜


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