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18年経った今もマジでお薦めしたい書籍① 「東京ディズニーランドを作った男たち」

私は2003年12月に結婚、2004年から妻と東京に住み始めました。
その頃ちょうど今の仕事に転職して1年、その頃から当時の尊敬する上司の影響もあり、ビジネス関連の書籍は結構読んできました。

当時から(あえて昔の言い方ですが)レンタルサーバーを借りてNucleusでブログを立てたり、その後アメブロに移行して...要するに当時流行っていた「ブログ」で自分が読んだビジネス関連+その他書籍についての感想だったり発信もしていたのがちょうどその頃。

その頃からずーっと変わらず好きで、今でも個人的に「バイブル」としている本を今後シリーズ的にご紹介していこうと思います。

なので、「18年経った今も...」ってタイトルをつけています。

今の時代のベストセラーの「FACT FULNESS」とか、当時から不朽のベストセラーである「金持ち父さん、貧乏父さん」なんかももちろんスゴく良いのですが、私の超個人主観で変わり種なもの(自分としてはホントに良いと思うものですよ…)を出していきたいと思います。改めて振り返ってネタ集めもしました!

予めお断りですが、単にビジネス書だけではなく、それ以外(解説書や小説、もしかしたら漫画も出てくるかも)も含めて完全個人主観でいきたいと思いますのでご容赦頂ければと思います。参考にして頂ければ幸いです。


18年経った今でもマジでお薦めしたい!  「東京ディズニーランドを作った男たち」

今回ご紹介するのは「東京ディズニーランドを作った男たち」です。

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こちらの本はビジネス書と言えばそうなのですが、どちらかと言えばドキュメンタリーに近いです。

東京ディスニーランドの生みの親、高橋政知さんを中心とした23年間に及ぶ東京ディズニーランドができるまでの一大プロジェクトの舞台裏について描かれた本です。

私は、この本を読んで(読書して初めて)涙が出ました。
一言で東京ディズニーランドがオープンを迎えることが出来たのはホントに「奇跡」だと思います。

ただ、奇跡というその一言で済ますことが出来ない…オリエンタルランド社、親会社である京成電鉄、米ディスニー社、出資元である三井不動産、日本興業銀行、三井銀行、自治体である千葉県、浦安市の地元の方…それぞれの組織や責任者であるキーマンの方々の状況の移り変わりの中で動く心情、対立、努力、執念、決断なんかが著者の取材によってリアルに描かれています。

何度も何度も破綻になりそうな崖っぷちの状況ばかりで、米ディスニー社との交渉ももう打ち切り...というところで、日本側も全員がもうこのプロジェクトは無理と思っている中で高橋政知さんが周囲の反対を押し切り、独断で単独交渉に向かい契約締結してしまうところも崖から飛び降りるようなものすごい決断だったんだな…と思いました。

今、コロナ禍で苦しい状況ですが当たり前のように東京ディズニーランドがあって、「夢の国」と呼ばれてみんなを笑顔にする場所…その裏にはそんな事があったんだとこの本に登場する全ての方がやってきたことにリスペクトと、組織で大きなプロジェクトを動かす難しさ、それでも組織が目標に向かって一つにならないと大きなことは成し遂げられない…ということを感じることができる一冊になります。

興味があればぜひ読んでみてください!

最後に

最後に言うほどのことでも無いのですが...これまで数々色々本を読んできて、買ったけど読まずに(読めずに)終わったというものもありました。

なので、今後「一般的に名著と言われているけど..個人的には無理だった」ってシリーズも紹介してきたいと思います。
よろしくお願いします!

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