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【徹底レビュー】初心者がBambu Lab A1 miniを1ヶ月使って感じたメリット・デメリット!

うちのBambu Lab A1 miniちゃん

Bambu Lab A1 miniを購入してから1ヶ月が経ちました!3Dプリンター初心者である私が、この製品を使って感じたことや学んだことを共有したいと思います。
この記事では、購入の決め手から実際の使用感、メリット・デメリットまでレビューしていきます。これから3Dプリンターの購入を検討している方や、Bambu Lab A1 miniに興味がある方の参考になれば幸いです!


Bambu Lab A1 mini購入の決め手

私がBambu Lab A1 miniを選んだ理由は以下の通りです。

  • コンパクトなサイズ:部屋のスペースが限られているため、小型の3Dプリンターを探していました。

  • 初心者に優しい設計:初めてでも簡単に使えると評判だったため。

  • コストパフォーマンス:他社製品と比較しても、価格と性能のバランスが良かったこと。

  • AMS Liteの存在:マルチカラー印刷が可能なAMS Liteに興味があったため。


他社製品との比較

購入前に検討した他社製品には、Creality Ender 3やAnycubic Mega Sなどがありました。これらと比較して、Bambu Lab A1 miniは以下の点で優れていると感じました。

  • セットアップの容易さ:他社製品は組み立てが必要なものも多いですが、A1 miniはほぼ完成品として届きます。

  • ユーザーインターフェース:タッチスクリーンや専用アプリが直感的で、操作が簡単です。

  • AMS Liteのオプションマルチカラー印刷が可能な点は、他社の同価格帯モデルにはない魅力です。

一方で、印刷サイズや素材の対応範囲では他社製品に軍配が上がる場合もあります。


AMS Liteとは何か?

うちのAMS Liteちゃん

AMS Lite(Automatic Material System Lite)は、Bambu Labが提供するマルチフィラメントシステムです。これにより、最大4色のフィラメントを自動で切り替えて印刷することができます!

  • 主な特徴

    • 簡単なセットアップ:プラグアンドプレイで接続可能。

    • フィラメント管理:自動でフィラメントの残量を検知。

    • 色鮮やかな印刷:複数の色を使った美しい作品が作れます。

AMS Liteを使用することで、作品の幅が大きく広がります!
シングルカラーの機種を購入して造形後に塗装することも考えましたが、購入後に使用し続けてみた感想としてはマルチカラー対応機種を買って良かったです!大満足です!
一方で、マルチカラー印刷をすると造形時間やフィラメントのゴミが大幅に増えてしまう課題点もあります💧

カラー切り替え時に発生するフィラメントのゴミ

開封からセットアップまで

製品が到着したときの様子と、セットアップの手順を紹介します。

  • 開封

    • 梱包はしっかりしており、破損の心配はありませんでした。

    • 付属品として、電源ケーブル、フィラメント、ツールキットなどが同梱されています。

  • セットアップ手順

    1. 設置場所の確保:安定した平らな場所を選びます。

    2. 電源の接続:電源ケーブルを接続し、電源を入れます。

    3. 初期設定:タッチスクリーンで言語やネットワーク設定を行います。

    4. キャリブレーション:自動キャリブレーション機能でベッドの調整を行います。

    5. フィラメントの装填:ガイドに従ってフィラメントをセットします。

説明書は中国語と英語で書かれていますが、フィーリングでセットアップしても何とかなりました♪


フィラメント乾燥機もマストバイ!

機種とは関係ありませんが、フィラメントの素材としてPETGは扱いづらい印象を持ちました。糸引きが多く耐久性に乏しく折れやすいです!
糸引きに関してはフィラメントを乾燥させることで改善されました!
フィラメントの乾燥には専用の乾燥機ではなく、テスコムの低温調理器を使用しました!


簡単プリントの楽しさ:プラットフォーム活用術

Bambu Labは専用のオンラインプラットフォームを提供しており、多数のモデルが公開されています。

プラットフォームのスマホアプリの画面
  • アクセス方法

    • プリンターのメニューから直接アクセス可能。

    • スマートフォンアプリからも操作できます

  • プリント手順

    1. モデルの選択:カテゴリや人気順で探せます。

    2. 設定の確認:サイズやフィラメントの色を選択。

    3. プリント開始:プリンターにデータが送信され、自動で開始します。

スマホから手軽に多彩なモデルをプリントできるので、初心者でもすぐに楽しめます!


オリジナルモデルのモデリングとプリント方法

自分でデザインしたモデルをプリントする方法を紹介します。

  • モデリングソフトの選択

    • Adobe Illustrator:イラレの3Dマテリアル効果でも簡単なモデリングが可能です!

    • blender:イラレとBambu Studioの橋渡しにSTL形式で出力するために使ってます。

  • 手順

    1. モデルの作成:ソフトでデザインを行います。

    2. データのエクスポート:STL形式で保存。

    3. スライシングソフトの使用:Bambu Studioで印刷設定を行います。

    4. プリント開始:データをプリンターに送信して印刷。

Bambu Studioでマルチカラーの設定をしている様子

とっても簡単ですね!
オリジナル作品を形にできるのは、3Dプリンターの大きな魅力です。


作成した作品の紹介

この1ヶ月で作成した作品の一部を紹介します。

ピクミン

なんとピクミンのモデルがBambu Labのプラットフォームの公開モデルに存在しました!まだ3Dプリント業界は黎明期なのか権利物のモデルも放置されていて無法地帯です!

青ピクミンと赤ピクミン
みかんピクミン

ヴォルデモート卿の杖

ハリーポッターの例のあの人ヴォルデモート卿様の杖もモデルが公開されていました!

ウィンガーディアムレビオーサ♪

スウォッチケース

フィラメントスウォッチを収納するケースを作りました!Bambu Labのプラットフォームの公開モデルから制作して簡単でした♪

スウォッチケース

3Dデコトレカケース

私の事業「Oshi Delights」で販売予定の3Dデコトレカケースです!
自作モデルから複数の色を使いAMS Liteの機能を活かして制作しました!

3Dデコトレカケース

1ヶ月使ってわかったメリット・デメリット

メリット

  • 初心者に優しい操作性:直感的なインターフェースで迷うことが少ない。

  • 高品質な印刷:細部まで綺麗にプリントできます。

  • AMS Liteによる多色印刷:作品の表現力が大幅にアップ。

デメリット

  • 印刷サイズの制限:A1 mini機種は大型のモデルはプリントできない。

  • フィラメントの種類:対応素材が限られている。

  • 価格:同スペックの他社製品よりやや高価。

  • フィラメントのゴミ:多色刷りするとゴミが大量発生する。


総評:Bambu Lab A1 miniは買いか?

総合的に見て、Bambu Lab A1 miniは初心者にとって非常に使いやすい3Dプリンターだと感じました!特にAMS Liteによる多色印刷や、簡単なセットアップは大きな魅力です!
一方で、印刷サイズや対応素材に制限があるため、目的に合わせて検討する必要があります。

  • おすすめする人

    • 3Dプリンターを初めて使う方

    • 多色印刷を手軽に楽しみたい方

    • コンパクトなプリンターを探している方

  • おすすめしない人

    • 大型モデルを印刷したい方

    • 特殊な素材を使用したい方


まとめ

Bambu Lab A1 miniは、初心者から中級者まで幅広く楽しめる3Dプリンターです!この1ヶ月間で、多くの作品を作成し、その可能性を実感しました。今後も新しいモデルに挑戦し、技術を磨いていきたいと思います☺️

感想やご質問、ご要望がありましたら、お気軽にコメントしてください♪

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