緊急事態宣言 DAY19~21 コロナは災害!!!

緊急事態宣言発令から、いったい何日目か、だんだん私もカウントするのが精神的にキツくなってきた。遅々として医療面のケアも経済面のケアも進まず、両方中途半端で共倒れという地獄絵図しか見えない。

今日の国会中継をみていた。立憲民主党の枝野代表がコロナ禍を〈災害〉認定するならば、自治体も動きやすくなる、支援もしやすくなる…メリットだらけの対案をだした。

弁護士資格をもつ枝野氏でさえもそれを考えるならば、私が考えていたことも無理筋ではなかったと思った。

〈災害〉とみなすハードルさえクリアできれば、現行法をベースに動きやすくなるだろうと、知人とステイホーム談議もしていた。私は実際に関係各所に投書・投稿もしてみた。考えれば、政治家でなくても容易に思いつくこと。

加えて、東日本大震災のように〈激甚災害指定〉すればもっと選択肢は増える。激甚災害指定して雇用保険の特例措置を使うべき(みなし離職による失業給付受給)についても別途、無所属議員から言及があった。これを1番待っていたのだ。雇用関係を維持したままに失業給付相当を受給できれば、世のサラリーマンは満員電車に無理して乗ることはない。雇用関係を維持したままの給付金であるので、求職活動は不問。感染するリスクも感染させるリスクもおさえつつ、一定期間の生活補償はまかなえる。

安倍首相の返答:「内閣法制局長に確認したところ、そのような法解釈はあたらない。」なんの感情も伝わってこないいつもの調子で一蹴。あくまで雇用調整助成金という平常運転の制度から譲らない。

この国のテッペンは、自己の保身の為に法解釈を曲げることはあっても、この国に生きる人の為になるような法解釈は寸部たりとも認めないということを確認した。

しかもこのやりとりは、NHKの正午、7時のニュースにも流れなかった。編集により、カットされた。野党が政策や世論をリードすることをこの期に及んで嫌うのか。

枝野代表のスタンスに、あまり共感することは最近なかったが、今日の今日はよくぞ、言ってくれたと思った。何党でもいいから、救える命を救ってくれ。

つい最近までリーマンショックと比較していたのに…やっと世界恐慌レベルというパワーワードをもってきた。経済失速こそが政権崩壊の一因となると戦々恐々。コロナ前から傾いていた経済情勢、コロナ起因の大不況として責任転嫁に必死なのだろう。

韓国 文大統領のツイートをみれば、いつでも他国の支援をする用意があると。ここでも嫌韓思想を煽ってその支持層に担ぎ上げられてきた政治家達が拒むのであろう。現にPCRキットの提供打診をぞんざいなカタチであしらっている...「性能を我が国で確認せねば使えない。」と。

我が国の裸の王様のちっぽけなプライドのために、この国が焼け野原になる。

TOO LATE

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