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コスパ最強イヤホン、Space travel レビュー

おはようございます。
あるいは、こんにちは。
Verneです!

今回はタイトルにあるようにspace travel blackのレビューを書いていきたいと思います。
それではレビューに入っていきましょう!!


レビューに入る前に

そもそもmoondorp(水月雨)ってご存じですか?
この企業はデザイン、性能、価格の3つのバランスが取れた非常に優れたイヤホンなどの製作、販売を行っている私の一押し音響メーカーです。この企業の製品は執筆開始時点で10種以上所有しています。なお、これは企業からの案件ではなくすべて実費で購入したものです。
(悲しいことに、現状案件は一切来てないです。今後来る予定もないです。泣)
案件来なくてもレビュー書くほどこのメーカーの製品が気に入っています。

購入した経緯

前作のSpace Travel (White)を使用した際に、価格に対する音質、機能、前作(neko cake)からの進化の面で感動を覚えたのです。
そして、今回公式からのリーク、告知を受けました。
デザインに一目ぼれし、Space travel専用ケースを追加購入することを口実に購入することにしました。
Blackの方は国内未発売です。(販売開始時期未定)
白の方はアマゾンで購入できます。
コスパ最強のTWSイヤホンですので是非。

レビュー

このmoondrop (水月雨)という企業の製品は例外なくすべてデザインが洗練されています。
本レビューは形、色、音質、案内音声、価格5点に注目しながら書いていきます。まず、です。

形状

ケースの形状

前作のSpace travel (White)と同様、直方体の形で蓋がなく、上部2/3が透明、下部1/3は充電口、バッテリー、基板を含み不透明なケースとなっています。

イヤホンの形状

前作、前々作のspace travel、neko cakeと同様にカナル型となっています。
サイズ、形状にほとんど変化が見られません
並べて比較した写真がこちら。

写真①White,blackの比較
ケースに収納した際にきれいに収まる蓋のない独自デザインは美しく、軽く振った程度で中身が飛んでいくことはありません。
収納したイヤホンを取り出す際はフラットバーを押し上げます。
この取り出し方は宇宙に打ち上げられるロケットを連想させ、Space travelの名にふさわしいケースだと思い一人感動していました。
Whiteの方のケースに入れても充電できるのでしょうか?
試した結果、
充電できそうですね。

カラーリングは前作の白の対極にあるの黒系で統一されています。
ケース上部は少し暗く落ち着いたクリアブラウン
下部マットブラックの下地にブラウンの文字でSpace travelの文字が書き込まれています。

イヤホンのフラットバーの部分にWhiteは片側にSpace travelと記載もう片方に模様がはいっています。
それに対してBlackの方は両耳のフラットバーにSpace travelと記載されいます。写真①参照。

デザイン

基本的にはSpace travel whiteとblack同規格でサイズも含め同じです。
カラーリングの違いによって刻印されている文字および装飾がかなり変更されています。写真1参照および色の項目参照
個人的には白の方がデザインは好きですが、
黒は落ち着きがあり汚れなどに強そうです。
カラーリングの選択は各自の趣味趣向によって行えばよいのではないでしょうか?

次に性能面での比較です。

性能

スペックシート

公式が公開しているスペックシートには次のように記載されています。
これはWhite,Black共通のようです。
なので性能面でneko cakeのようにカラーリングで異なることはなさそうです
Space Travel:
Bluetooth version: 5.3
Supported protocols: A2DP/AVRCP/HFP/HSP/SBC/AAC
Charging port: Type-C
Working distance: 10m (barrier-free open environment)
Support system: Bluetooth devices and mobile phones
Earphone charging time: About 1 Hour
Charging time of charging case: about 1.5 Hours
Earphone battery capacity: 3.7V/37mAh
Battery capacity of charging case: 3.7V/380mAh
Battery life of earphone: About 4 Hours
Battery life of charging case: About 12 Hours

Small Case:
Material: Lambskin leather + microfiber
Color: Tan
日本語訳を下記に示します。
製品名:Space Travel
Bluetooth バージョン: 5.3
対応音声符号化規格: A2DP/AVRCP/HFP/HSP/SBC/AAC
充電口: Type-C
動作範囲: 10m (障害物のない開けた環境で)
サポートシステム: Bluetooth devices and obile phones
イヤホン充電時間:約1時間
ケース充電時間:約1,5時間
イヤホン電池容量: 3.7V/37mAh
充電ケース電池容量: 3.7V/380mAh
イヤホンの連続使用可能時間: 約4時間
充電ケースの連続使用可能時間: 約12時間
(別売りの付属ケース)
製品名:Small Case
素材: ラム革 + マイクロファイバー
色: タン(淡い茶色)

space travel スペックシート

イヤホンの連続使用可能時間は4時間と記載されていましたが動作環境のせいか5時間以上動作しました。

ドライバーなど

音質特化型13mmチタンドーム複合振動板ドライバー
限られた消費電力で完全ワイヤレスイヤホンのサウンド性能を向上させる効果的な方法は、スタッキング要件を満たす条件下で十分な口径を持つダイナミックドライバーの性能を高めることです。
「SpaceTravel」の13mmドライバーは、チタンメッキドームと柔軟なエッジ複合振動板を採用し、優れた高域の伸びとディテール、ふわっとした低音と優れた低歪みを実現しています。
CCAWコイルとN52ネオジムマグネットを搭載した駆動システムは合理的な最適化によって、高速に応答し安定したダイナミクスを実現しています。

水月雨の音質追求

水月雨の価値観として、音質は最優先事項とされています。「SpaceTravel」は、優れたダイナミックドライバー性能に基づいて、その音響チャンバー構造を調整しながら、ワイヤレスイヤホンSOCのDSPによって、音質をさらに最適化します。
SpaceTravel」はVDSFTargetResponseに合う周波数特性を持っており、原音忠実かつ自然で滑らかな音色をもたらします。
優れたダイナミックドライバーとアップグレードされたハードウェアとソフトウェアのアーキテクチャによって、「SpaceTravel」の非線形歪みは非常に高いレベルに達しています。
ワイヤレス伝送、チップデコードからイヤホン再生までの全チェーン測定でも、全帯域の全高調波歪み(THD)はほぼ0.1%未満で、この優れたコスパのワイヤレスイヤホンでもHiFiレベルの音質を体験することができます。

搭載機能

低遅延モード
最短55msまで遅延を小さくできます。
(4回タップで切り替え可能)
この価格帯でこの精度が出せる事実に驚きです。
原神をプレイしてみましたが音ズレは特に気になりませんでした。
音ゲーなどをする際は判定をずらす必要があるかと思います。

主なモード3つ
長押しで変更可能です。
Tranceparency mode

イヤホンをつけていない状態と同じように外音を取り込むことができます。

ANC のON,OFF

ANC (Active Noise Canceling)のON,OFFを設定できます。
ANC の精度は同価格帯のワイヤレスイヤホンの中から探してくるのが難しいほど精度が高く最大35dbカットできるようです。
(ANC 性能は同価格帯のものと比較した際のものです。)

ANC 性能(公式より引用)

音声ガイダンス

水月雨の公式バーチャルライバー「水月ゆき」の専用音声第二弾が搭載されています。
第二弾はspace travelから実装されたようです。
(neko cakeに載っていないことを確認済み)


チューニング設定機能

専用アプリ(MOONDROP LINK)を用いて3つのチューニングから変更可能。
Reference , Monitor , Basshead

Reference
VOCAL帯が少し強く表現されます。
それに合わせるように低音もなっておりVOCAL重視で音楽を聴きたい時に使用したいチューニングです。
Moondrop の得意とする領域故に完成度がかなり高いです。
Basshead
Bass”とあるように、低域の押しが強い重低音重視のチューニングです。
重低音重視のチューニングだと他の帯域が埋もれてしまうこともしばしばなのですが、流石Moondrop の得意分野。VOCALが埋もれることはほぼありません
そして、Referenceと目指す方向は似ていますが、
ノリよく音楽を聴きたい、HIP-HOPなどを聴くときはBassheadの方がいいように感じました。
女性VOCAL等を聴くときはReferenceの方が相性が良いように感じました。

Monitor
音楽を楽しむ自然なチューニング。
映画や動画を見たり聞いたり、ジャンルにとらわれずに様々な音楽を聴く際にあうチューニングだと感じます。
簡単にまとめると

低音を抑えたいなら「Monitor」
女性VOCALを聞きたいなら「Reference」
低音が聴きたいなら「Basshead」

です。

価格

一度ネタバレしてしまっているのであれですが国内では6000円~で販売されています。
中国本土で購入すると日本円換算4000円ほどで買えますが、輸送の時間、手間、コストを考えると無難に国内で購入した方がいいと思います。
コストパフォーマンス的に言えば同価格帯のどのワイヤレスイヤホンよりも性能、品質が良いイヤホンです。
性能:ANC、音質、デザインなどなど、上ですでに紹介済み。

とりあえずこれ買え

強くお勧めできるイヤホン

ワイヤレスイヤホンのおすすめを聞かれたときに
第一にお勧めするイヤホンです。
(ハイエンド(緩い目安一万円以上)のワイヤレスイヤホンを常用されている方にはお勧めできません。)

コスパ、性能(音質など)、デザイン、すべて高い基準を満たしています。
特に初めてのワイヤレスには持って来いの商品です。

まされたと思って一度、聴いてみてほしいです。

 

結論

歴代20台以上のワイヤレスイヤホンを使ってきましたがコスパ、デザインにここまで満足できたイヤホンはないです。
低価格帯のイヤホンでもこの性能のものはなかなかありません。

買わなくてもどこかで是非一度、試聴してください。
音の良さ、機能に感動するはずです。

以上 レビューでした。

後半遊ぶような形になってしまいましたがいかがだったでしょうか?
今回、紹介したSpace Travel 以外にもおすすめのイヤホンはたくさんあります。興味を持たれた方は是非,Moondropの製品を見てみてください。
以下お勧めの入門~ミドル帯のおすすめ有線イヤホンたち
(独断と偏見を多分に含みます。)

エントリー

 
エントリー→ミドル

 

 
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そして、お疲れさまでした。
よければいいね、フォローよろしくお願いします。


Verne 2024.02.18
 
 
 
 
 
 




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