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FP3級に独学合格するために使ったツールたち

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フィナンシャル・プランナー(FP)3級をゲットしました!(歓喜)

試験当日の自己採点の時点で自信はありましたが、実際に形で見ると嬉しいものですね。

得点と合格証書は後日郵送されてきました。
学科9.3割、実技は9.5割。なかなか頑張ったのでは・・・?!

受験した理由

仕事上必要だったというわけではなく、自分の知識教養として欲しかったので受験しました。生命保険や医療保険、税金、年金、相続など人生において避けては通れないものだし、持っていて損はないかなと。
また、SNSやnote、ブログなどでマネリテを発信したいという思いがあり、その発信活動において【FP】という肩書きは説得力の足しになり、そして何より自分の文章に自信を持てると思いました。

受験に際し、タイトルにもある通り有料講座やセミナーは利用せず、市販のテキストと無料公開されている過去問、YouTubeで独学しました。

勉強した期間

年明けに受験を決意し、本格的に勉強を始めたのは3月から。
受験日は5月22日でしたので、2ヶ月半くらい勉強にどっぷり浸かりました。

【平日】

フルタイムで仕事をしているので、使えるのは朝と夜。
朝は始業1時間前に出勤し、勉強してから仕事。帰宅後に食事やお風呂、スキンケアなど生きるためのルーティンを先に終わらせてから寝るまで勉強という感じでした。
とはいっても夜は眠いし、ほぼはかどらず。勉強は夜よりも朝の方が効率がいいと気づいたので、途中からは夜は比較的さっさと寝て(暗記を軽くするくらい)、その代わり朝の時間を必ず確保するようにしていました。(この勉強期間がきっかけで、朝型生活を定着させることができた!)

誰でも、なにかを新しく始めるとき一日が24時間以上に増えると勘違いしている」という言葉(誰の言葉かは思い出せない…)がとても印象に残っていて、今回の勉強ライフ(?)でそれを痛感しました。
いつも通り過ごしながらプラス勉強をこなすのは当たり前だけど無理で、今までしてこなかったことを新しく生活に組み込むためには、今している何かを削る必要があるわけです、どうしても。
そしてこの「削るもの」を睡眠にするのはおすすめしません。なぜならシンプルに、寝ないと記憶が定着しないから。

私は夕食に凝るのをやめたり、読書の時間を削ったりしました。

【休日】

休日は主に図書館に籠もって、一日5〜6時間ほど勉強。
ちょうど第6波の真っ只中でどこにも行けなかったので、誘惑も少なく集中できました。
時間がある程度まとまって取れるときは、1回分の模試を解いたり計算問題だけにひたすら向き合うことが多かったです。

使用したツール紹介

3月〜4月

まずはテキストを最初から最後まで読み込みました。
私は手を動かさないと覚えないタイプなので、iPadのノートアプリGooodNotes5を使って半なぐり書き?のように書きながらテキストを読み進めました。ですのでテキスト1周し終わるのに結構時間かかっています。

Goodnote5は課金済み。最近無料プランも出てきたそうですが、使い倒すなら課金がおすすめ。買い切り型でこんな良いのなかなかないと思います。

テンプレートはデフォルトではなく、SONYデジタルペーパーのミーティングシート(縦)をインストールして使用。


私はごりごり手を動かす派ですが、読むだけで頭に入るタイプの人も勿論いると思うのでこれについては自分にあった方法で。


テキストは「みんなが欲しかった!」シリーズを使いました。

テキストを読みながら、セクションが終わったタイミングで問題集も。
問題集は3周くらい解いて、その後は間違えた問題だけ付箋をつけてひたすら繰り返して頭に叩き込みました。

4月下旬〜5月

問題を解く量やバリエーションとして、上の問題集一冊だけでは足りないかなと個人的には思います。何周もするとだいたい答えを覚えてしまうので。
8〜9割解けるようになった時点で、同じ出版社から出ている直前予想模試を買い足しました。

この問題集の良いところは計算問題だけを集めたセクションがあるところ。計算問題って特に、何回もすると暗記してしまって応用が利きづらくなるんですよね。その問題自体は完璧に解けるけど、ひねられたときにあれ?となる。
国家試験勉強のときに嫌というほど感じたことだったので、計算問題については特に多くの問題に触れて【公式を覚えて応用させる力】をつけることが大事だと思っています。

公式だけかき集めたメモを一枚作っておいて、わからないときにそれは見ていいなどルールを決め、答えを覚えずに公式を使いこなす訓練をしました。

問題集だけだと知らなかった出題パターンが結構あったので、この1冊は買い足して本当に良かったです。

また、FP協会は過去問と模範解答をPDFで公開しています。
解説こそないものの、問題慣れするという意味では直前2年分くらい解いてもいいかもしれません。私は直前1年分だけ解きました。

直前

最後の方は耳まで使いました。(笑)
この動画は出題範囲の重要数字をテンポよく流してくれるので、このシリーズをラジオのように聴きながら知識の確認をしていました。とにかくFPの勉強は覚える数字が多い!

まとめ

【使ったツール】
・みんなが欲しかった!FPの教科書/問題集
・あてる!TAC直前予想模試
・iPad 
・GoodNote5
・YouTubeのFP試験勉強に関する動画

実際に知識を得てみて、給与明細の控除欄や年末調整の表、年金の通知書などが意味を持って読めるようになり(この控除はどこへ行き、何に充てられるのかなど)マネリテの大幅アップを感じています。

将来結婚したときや家族が増えたときに、学資保険や医療保険、住宅ローンや年金、資産形成などを考えるときにも役立てられそうです。
忙しさが少し落ち着いたら、FP2級まで取りたいな。


時間をある程度確保して勉強できれば、FP3級は独学でも可能だと感じました。ぜひ興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
次は9月に開催されます!


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