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#203 幸福度を上げるためのシンプルな方法

答えはシンプルで、
オリジナルの意見を持つことだと考えています。

日本は過度な競争社会です。

良い学校に入り、
大きな会社に入るために、
「競争に勝たなければならない」という
高度経済成長期から
バブル崩壊までの考え方の名残が、
未だに尾を引いています。

敗れた者はもちろんのこと、
勝ったはずの者たちも、
際限なく上を望んで疲弊していく。

これでは、幸福になれる者は、
ほんの一握りしか出てきません。

では、日本人はどうすれば
もっと幸福になれるのでしょうか。

答えはシンプルで、
人と比較しないことなのです。

フィンランド人の幸福度が高い理由は、
他人と比較しないからだと言います。

では、人と比較しないためには
どうすれば良いのでしょうか。

「自分は自分、他人は他人」
という、オリジナルの意見を持つことです。

言葉にするとシンプルですが、
これがなかなか難しい。

物事を自分の頭でよくよく考えなければ、
オリジナルの意見を持つことはできません。

でも、大変な思いをしてよく考えるからこそ、
自分自身の意見に、ひいては、
アイデンティティに、
自信を持てるようになるのです。

こうして意見や
アイデンティティを意識するようになると、
他者には他者の意見があり、
アイデンティティがあることが、
体感から理解できます。

これが自分自身を、
そして他者を尊重する姿勢につながり、
人と比較するのではなく、
自分自身のありのままを、
認めることにつながるのだと思うのです。

そしてこの「よく考える」という
時間を作るためには、
身体的にも精神的にも、
相応の余裕(バッファ)が必要です。

日々の生活に意識的に余裕を作り、
思考する機会を増やして
自分の意見を持つことが、
幸福につながるのです。

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