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#48 持ち家・賃貸論争について

昔から尽きないこの論争ですが、
今のところ、どちらとも言い切れない状態だと考えています。

人間としての適性を考えれば、
もともと狩猟採集民族だったわけですから、
賃貸で悠々自適に生活することが合っていると言えます。

しかし、歴史の流れの中で、
私たち日本人は、
農耕民族として定住生活を営み始めたわけですから、
持ち家で、地域にじっくりと腰を落ち着けた生活を送ることも、
あながち間違った生活とは言えません。

結局のところ、この歴史の流れが物語るように、
その時々の自分のライフスタイルに合わせて、
持ち家なのか、賃貸なのかを選択していく考え方が、
ベターなのだと思います。

ただ、この考え方が、
「コスパ」を重視した考え方に根差しているかというと、
私の考え方は少し違います。
単純にどちらが金銭的に得なのかという考え方ではなく、
ライフスタイル上、何を重視するかというほうが重要だと考えています。

例えば、自分の人生設計上、
最も重視するものが「仕事」だったとしましょう。

その仕事が、ある地域でしかできないものだとしたら、
持ち家を選択して、その地域に永住することがベストでしょう。
長く住まないと作れない、地域の風土や人々との関係も生まれます。

その仕事が、在宅・オンラインワークが可能なものだとしたら、
好きな場所に、賃貸で移り住む生活がベターでしょう。
まずは自分に合った環境を探し、
マッチングした場所に家を建てることもできます。

重視するものが「家族」だとしたら。
重視するものが「環境」だとしたら。
自身のライフスタイルにおいて、
何を優先するかという考え方を大切にするべきです。

私は独身で、在宅ワークが不可能な職業を選びました。
自然環境よりは、
都会へのアクセスや、職場へのアクセスを求めています。
よって、駅前の物件を選択しました。

しかし、この先、
同じ職業で一生を終えるつもりはないですし、
ゆくゆくは結婚したいと考えているため、
賃貸の物件に住んでいます。

現在のライフスタイルに合わせ、
優先事項を整理すると、この選択がベストなのです。

この先、全ての生活が、
オンラインで完結する時代が訪れるでしょう。
そのときまで、この論争は終わらないだろうと思います。

目先の利益にとらわれず、
自分のライフスタイルを第一に考えたいものですね♪

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