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ワーケーションオフィスを作ろう〜ターゲットの絞り込み〜

ワーケーションオフィスの候補地を和歌山県北部に仮決定した弊社ですが、和歌山県出身者が在籍しているわけではありません。大まかな地理はわかりますが、細かい土地勘については全くわからない状態です。
物件を選定するにも現地を調査しないことには何も判断ができません。

実際のところ和歌山ってどうなんだろう?

和歌山と聞いてイメージするのは、

・パンダ
・梅
・みかん
・海遊び
・熊野古道
・醤油
・ラーメン
・高野山

などでしょうか。
パンダと言えば南紀白浜アドベンチャーワールドですが、白浜といえば「サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」がIT系としては有名です。最近では白浜にサテライトオフィスを開設する東京本社の企業も増えているようなので、白浜という選択も視野に入ってきます。
ただ、弊社の場合は東京だけでなく大阪近郊からの利用も想定しているため、白浜は交通の面で少々難がでてしまいます。

意外な候補地・和歌山市

調べていくと、和歌山市(とその近郊)の評価が高くなってきました。
というのも、

・大阪や東京に比べると、全体として格段に物件価格が安い
・大阪方面からはJRと南海電鉄の両方が使える
・白浜よりはサーフィンに向いている(主に磯ノ浦)
・和歌山港からフェリーで徳島へ渡れる

といった情報が集まってきたからです。
物件価格が大阪や東京に比べると安いのは当然なのですが、和歌山市内でスタッフの要望を満たせる場所がありそうだというのは朗報でした。

どのような物件を選ぶべきか?

候補地が大枠決まったので、次はどのような物件をターゲットにするかという話になりました。
一般的にオフィス物件を考える場合、

・オフィスビルの一角を賃借
・事業利用可なマンション・アパートを賃借
・コワーキングスペースやシェアオフィスを契約

というのがセオリーではないでしょうか。
特に最近ではコワーキングスペースやシェアオフィスが各地に開設されているため、以前よりもワーケーションをしやすくなっているとは思います。
ただ、弊社が目指しているのは「宿泊もできる」ワーケーションオフィスなので、こういった物件は候補から外れてしまいます。
そうなると必然的に選択肢は「戸建て物件」ということになってきます。

意外な罠「下水道」

東京や大阪の市街地に住んでいると、下水道は当たり前に整備されていると思います。地方では必ずしもそうではなく、地域によって下水道の整備状況にはかなり差があります。

和歌山市の場合、行政として整備は進められているものの、市内全域で下水道が完全に利用できるわけではなく、地域によっては浄化槽や汲取式が使用されている事があるようです。
弊社のスタッフの多くは下水道が利用できる地域に住んでいるため、この情報については少なからず衝撃を受けていました。
そのため、少なくとも下水に関しては浄化槽があることを最低条件に入れることにしました。

いよいよ現地調査へ

こうして、ある程度の事前調査を行い、対象を絞り込んでいきました。
この時点で季節は10月の末になっていましたので、文化の日の周辺を利用して現地調査のために和歌山市を訪問することにしました。(続)



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