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ステラダッシュ2の感想

ステラダッシュ2の感想文。
1の感想文もあるので、よかったら↓

⚠️ネタバレ注意です!!

42

てすらの背番号が42である理由が語られている。
万物の究極の答えが42であることは聞いたことがあったので、それ関連なんだろうなと思いながら読んでいたら、その合間に聞いたゆるコンピュータ科学ラジオでこの話をしていて驚いた。カクテルパーティー効果的なやつ?

らいか

サムネにもいる新キャラの山本らいか。
実は昔、ライカの話をしたことがある。
グリムエコーズのストーリーに出てきたライカという狼と同じ名前の犬を黒ウィズで知ったという内容だ。

宇宙軌道を初めて周回した犬のライカと、初めてステラレースに挑戦する山本らいかが重なる。

グリムエコーズのnoteにも書いたが、ライカはロシア語の「吠える」という意味の動詞が派生したものらしい。
山本らいかの個人技が「世界の中心で愛を叫んだけもの」であることから、「吠える」との繋がりを感じる。

骨の髪飾りやアンテナが犬っぽい

宮沢賢治

今回の対戦校だったサザンクロス環状学園は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』がモチーフだと思われる。
宮沢賢治モチーフは過去のイベストにも登場している。とても面白いのでまだやってない方は是非。

サザンクロスの生徒は、卒業したら銀河鉄道の職員になると書いてあったから、クレティアが乗っていた銀河鉄道と繋がりがありそう。

かんぱねるらとじょばんに

サザンクロス環状学園のエースである宮野かんぱねるらと澤田じょばんに。

りんごのモチーフもある

2人の苗字の頭文字を取ると宮澤になる。
後ろの文字は宮沢賢治ゆかりの地からとったものか?(野田村、田野畑村が出てきた)

かんぱねるら

まず、かんぱねるらの出会いのシーンで出てきた「本当の幸(さいわい)」という言葉は、『銀河鉄道の夜』に何度か出てくる。

「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。

青空文庫より

そして印象に残ったのが、明かされたかんぱねるらの過去。

約束のネバーランド……。

じょばんに

チームのために戦うと決めたじょばんにが発した「百ぺん灼いてもかまわない」という言葉も『銀河鉄道の夜』に出てくる。

「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸さいわいのためならば僕のからだなんか百ぺん灼やいてもかまわない。」
「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙なみだがうかんでいました。

青空文庫より

じょばんには、全力を出したときの声がよかった。

まとめ

今回はてすらが中心のストーリーだったと思う。
でんぱの重い愛は健在だったし、こすもの口悪いところがよかった。
みんなの成長を感じられた。


魔法使いはプレイヤーではなかったこともあり、存在感は薄めだと感じた。
これからの活躍に期待したい。

まだまだ戦いの途中で続きが待ち遠しい。
アンタレス戦艦学園のメンバーも好きだから、次出てきてくれたら嬉しい。

最後に、何箇所か引用したけど、『銀河鉄道の夜』はちゃんと読んだことがないので読んでみたくなった。
読みたい本がどんどん増える🥺

最後まで読んでいただきありがとうございます🙇‍♀️