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県大会を終えて。

まだまだ悔しいし、感情の整理はできてませんが、もう少しこのメンバーで頑張りたい。

初の県大会となる春の県大会。悔しい結果に終わったけど、たくさん成長が見られた一日だった。部員が集まって本格的な練習を始めてから約半年、一番ドッジボールを楽しんでいたし、どこのチームにも勝つチャンスがあると感じた。圧倒的な経験や技術の差があって、怖さもあっただろうけど、最後まで戦い抜いた彼らを誇りに思う。

部員も集まり、練習らしいものが始まったのは確か9月頃だったと思う。足元に来た球をジャンプして避けるのではなく、膝をついてキャッチしに行ったほうが良いこと、一列に並んでディフェンスした方が良いことに気付いたのは、もう少し後のこと。練習とは言ったけど、他の先輩チームにとっては練習と呼べるものではないかもしれないけど、こうして彼らの競技ドッジボールの練習は始まった。

少しの期間で多くのことを学んだ。練習に取り組む姿勢も変わった。また、僕はドッジボールを教えることが優れているだけであって、指導者としてはまだまだ未熟だと痛いほどに感じた。きちんと話を聞いてくれて、練習に一生懸命取り組む環境がある前提であれば、誰にも負ける気はしないけど、その環境を用意する能力は僕にはまだまだ無かった。今もまだまだだけど、大きく成長できたと思う。子どもたちと一緒に大きく成長できた。

12月には初のD1大会へと出場した。全敗で終わってしまったけど、多くの場面で成長を感じることはできた。年が明ければすぐに県大会。クヨクヨしている暇は無かった。

話は少し変わるが、今年度からX、note、instagramでドッジボールについて発信するようになってから出会った指導者がいる。彼は僕の考えに非常に賛同してくれていて、あらゆる質問をしてくれた。それをチームに持ち帰っては試行錯誤を繰り返し、子どもたちと必死に向き合う姿を見てきた。
年が明けてすぐに彼のチームの予選があり、夏には逃した全国大会の出場をこの春には決めた。また、昔から僕を慕ってくれている後輩がコーチを務めるチームも全国大会の出場を決めた。彼らの活躍は素直に嬉しかったし、何より自分の自信へと繋がった。机上の空論ではないことを証明してくれたのだから。

そして、とうとう僕の番が回ってきた。技術も経験も圧倒的に劣ってはいるが、なぜか自信があった。子どもたちも同じで、自信満々の表情をしていた。

出る前に負けること考えるバカいるかよ。

最高ですよね、この言葉。



「まぁなんとかなるでしょ、ノリで。」をチームの合言葉に県大会へと挑んだ。

残念ながら全国大会への出場を決めることはできなかったけど、D1大会での初勝利を挙げることはできた。勝つことがどれだけ嬉しいことか再認識できた。この嬉しさと悔しさは、いつまでも忘れないでいたい。

子どもたちが負けて泣く姿を初めて見た。全敗で終わった12月はヘラヘラしていたが、今回は本気で悔しがっていた。悔しいって感じるようになったことが嬉しかった。今回は泣かないでおこうって決めてたんだけど、色々な感情が混じって少し泣いた。子どもたちには多分バレてないからセーフだけど。

6年生は後1ヶ月半だし、残るメンバーにとってもこのチームでできるのは後1ヶ月半。もう少しこの子たちと頑張りたい。課題は山積みだし、時間も残されてないけど、まだまだ頑張れることもある。まぁなんとかなるでしょ、ノリで。

感情のままに書き殴ってしまいました。まだまだ頑張ります。
半年前くらいには既にもつ鍋を行く予定を立ててしまっているので、福岡には行く予定です。お付き合いいただき、ありがとうございました!

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